日ASEAN経済共創フォーラム2024

　12月20日、日ASEAN経済共創フォーラム2024が東京都内で開催されました。このフォーラムは日ASEAN友好協力50周年を迎えた2023年に続く2度目の開催で、経済産業省、日ASEAN経済産業協力委員会（AMEICC）、日本商工会議所、日本経済団体連合会、経済同友会、日本貿易振興機構、ASEAN事務局、ASEAN・日本経済協議会日本委員会（AJBC）、東アジア・アセアン経済研究センター（ERIA）、日本アセアンセンター、経済産業研究所（RIETI）による共催です。
　フォーラムでは、日ASEAN関係に関する基調講演が行われたほか、ASEANの政府関係者や幅広い分野の専門家らが次世代自動車、人工知能（AI）、グリーントランスフォーメーション（GX）などについて議論しました。
　キーノートパネルでは、ERIAの渡辺哲也事務総長、カオ・キム・ホンASEAN事務総長、浦田秀次郎 経済産業研究所名誉顧問・特別上席研究員が、ASEANのポジション・役割や域内の課題などについて議論しました。浦田氏は、ASEANの重要課題として、強靭なサプライチェーン構築・成長のための地域統合のさらなる推進、オープンでルールベースの貿易制度のアジア太平洋・世界での構築を挙げました。
　米中冷戦が激化する中で、日本にとってASEANとの連携は必要不可欠なものとなっています。日本とASEAN諸国が、様々な課題に連携して取り組んでいくことが期待されます。
（写真は、JETROの発表より）

経済産業省の発表
https://www.meti.go.jp/press/2024/12/20241224003/20241224003.html

日本貿易振興機構の発表
https://www.jetro.go.jp/biznews/2024/12/bc271867bc64805f.html


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