12月3日、カンボジア中小企業銀行は、中小企業協調融資スキーム(フェーズ2)の貸付予算額について、従来の1億ドルに4000万ドルを加えて1億4000万ドルに増額したと発表しました。中小企業協調融資スキームは、協調融資提携金融機関と協力して、経済回復戦略の一環として中小企業を振興するために、金融アクセスのニーズがある中小企業に貸付を行うものです。提携金融機関は、商業銀行、特殊銀行、マイクロファイナンス機関等の合計28機関です。融資上限額は、設備投資は50万ドル、運転資本は30万ドルです。金利は7.5%/年ですが、優先セクター(工業・サービス・貿易等)と認められる場合は、6.5%に優遇されます。融資期間は、最長7年です。
中小企業協調融資スキーム(フェーズ2)は、本年8月16日に開始されましたが、11月末現在で既に予算額1億ドルのうち9980万ドルの融資が実施されています。これまでに790社の中小企業に貸し付けていることに加え、更に貸付への需要が高まっていることから予算を増額したとしています。
中小企業は51万社以上があり、カンボジア経済、特に雇用の創出について、重要な役割を果たしています。中小企業の振興の最大の課題は、金融へのアクセスであると指摘されています。特に新型コロナ影響で困難に直面している中小企業にとって、こうした優遇条件での融資は、大きな役割を果たすものと見られます。
(写真は、中小企業銀行のフェイスブックより)
中小企業銀行の新聞発表(英文です)
https://smebankcambodia.com.kh/2021/12/03/increased-to-usd-140-million/
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中小企業協調融資スキーム(フェーズ2)は、本年8月16日に開始されましたが、11月末現在で既に予算額1億ドルのうち9980万ドルの融資が実施されています。これまでに790社の中小企業に貸し付けていることに加え、更に貸付への需要が高まっていることから予算を増額したとしています。
中小企業は51万社以上があり、カンボジア経済、特に雇用の創出について、重要な役割を果たしています。中小企業の振興の最大の課題は、金融へのアクセスであると指摘されています。特に新型コロナ影響で困難に直面している中小企業にとって、こうした優遇条件での融資は、大きな役割を果たすものと見られます。
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