1月22日、カンボジアの中央銀行であるカンボジア国立銀行(NBC)は、中央銀行デジタル通貨バコンの旅行者用アプリとVisaカードの連携を記念する式典を開催しました。
観光客向けのバコンアプリは、観光客がダウンロードすることにより使用可能となります。統一QRコードのKHQRを使って、全国の330万カ所で利用可能としています。これまではカンボジア国内の銀行口座との紐付けが必要でしたが、観光客用アプリでは銀行口座・電話番号がなくとも、銀行や、空港・ホテルでチャージ可能となっていました。今般、主要なクレジットカードであるVisaカードとバコンが直接連携して、銀行等でチャージしなくともカード払いで使用可能となったものです。
カンボジアでは、クレジットカードが使用可能な場所は限られていますが、KHQRはローカルレストランや市場でも使用可能です。こうした中で、中央銀行デジタル通貨バコンとクレジットカードが連携して、信頼性が高く、観光客にも利便性の高い電子支払システムが普及することは、大きな意義があります。
カンボジアは高度にドル化された経済であり、市中に流通する通貨の8割が米ドルとなっています。このため、カンボジア国立銀行では、自国通貨リエルの使用促進とともに、電子支払の促進を進めています。具体的には、中央銀行デジタル通貨バコンとQRコード支払の「KHQR」の普及促進と周辺国との相互乗り入れに取り組んでいます。今後のカンボジア国立銀行の継続的な取り組みが期待されます。
(写真は、カンボジア国立銀行の発表より)
カンボジア国立銀行の発表(英文です)
https://www.nbc.gov.kh/english/news_and_events/news_info.php?id=837
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観光客向けのバコンアプリは、観光客がダウンロードすることにより使用可能となります。統一QRコードのKHQRを使って、全国の330万カ所で利用可能としています。これまではカンボジア国内の銀行口座との紐付けが必要でしたが、観光客用アプリでは銀行口座・電話番号がなくとも、銀行や、空港・ホテルでチャージ可能となっていました。今般、主要なクレジットカードであるVisaカードとバコンが直接連携して、銀行等でチャージしなくともカード払いで使用可能となったものです。
カンボジアでは、クレジットカードが使用可能な場所は限られていますが、KHQRはローカルレストランや市場でも使用可能です。こうした中で、中央銀行デジタル通貨バコンとクレジットカードが連携して、信頼性が高く、観光客にも利便性の高い電子支払システムが普及することは、大きな意義があります。
カンボジアは高度にドル化された経済であり、市中に流通する通貨の8割が米ドルとなっています。このため、カンボジア国立銀行では、自国通貨リエルの使用促進とともに、電子支払の促進を進めています。具体的には、中央銀行デジタル通貨バコンとQRコード支払の「KHQR」の普及促進と周辺国との相互乗り入れに取り組んでいます。今後のカンボジア国立銀行の継続的な取り組みが期待されます。
(写真は、カンボジア国立銀行の発表より)
カンボジア国立銀行の発表(英文です)
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