
カンボジアでの新型コロナウイルスの新規感染者数は4月12日以降ゼロの日が続いていましたが、海外帰国者の感染者が先々週までに19名ありました。先週は、新規感染者はゼロで、7月5日の保健省発表によれば、累計感染者数は141名となっています。死者は引き続きゼロとなっています。また、治癒数は131名です。
6月29日、カンボジア政府は、投資家のカンボジア訪問に際しては水際規制を緩和することと決定しました。カンボジア開発評議会(CDC)の承認を得ている投資家に限り、デポジット金額を2000ドル(通常3000ドル)とし、カンボジア入国時のPCR検査が陰性であれば、14日間の自主隔離を求めないとしています。投資家は数日しか滞在しないための措置としています。
カンボジアに入国し、3000ドルのデポジットを払った入国者に返金が始まりました。6月21日に入国した方の例ですと、225ドルが費用(PCR検査、移動、ホテル等)として差し引かれ、2775ドルが返金されたとのことです。カンボジアでは、近隣諸国のような全面入国禁止ではなく、厳しい水際対策をした上で入国を認めています。しかし、入国規制には必ずしも明確でないポイントもあり、また、担当官で解釈が異なるといった課題もある模様ですので、カンボジアへの入国を検討されている方は、くれぐれもご留意ください。
6月30日、カンボジア縫製製造業協会、カンボジア履物協会、カンボジア欧州商工会議所は、EUに対し、特恵関税制度EBAの一部資格停止の延期を求める要望書を送付しました。3回目となる今回は、既に縫製工場400工場が操業を停止し、15万人の労総者(主に女性)が職を失っているとして、新型コロナの影響を受けている中で資格停止が実施された場合の貧困労働者への厳しい悪影響を訴えています。
7月2日、教育省は、新型コロナの感染を抑えるために閉鎖している学校について、3段階で徐々に再開していく方針を明らかにしました。第1段階として、高品質の感染対策を行うことが可能なインターナショナルスクール15校の再開を認める方針です。この15校には、日本人学校も含まれるものと見られます。報道等によりますと、8月にも第1段階の再開が実施される見込みとのことです。
カンボジアでは、新規感染者の数が落ち着いていることから、プノンペン等では経済活動が復旧してきています。営業禁止が求められているスパ、マッサージ、スポーツジム等も、再開しているところも出ている模様です。ただ、引き続き、3密を避けることや、マスク、手洗い、アルコール消毒等の対策を続ける必要があるものと見られます。なお、カンボジアの水際規制については、毎週のように変更されていますので、日本大使館のサイトやカンボジアア日本人会のフェイスブックで最新情報をご確認ください。
(写真は、プノンペン中心部にあるソリアモールの食堂街。賑わっていました。)
カンボジア日本人会のフェイスブック
https://web.facebook.com/Jacambodia/
在カンボジア日本大使館のサイト(カンボジア入国時の防疫措置)
https://www.kh.emb-japan.go.jp/itpr_ja/b_000271.html
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6月29日、カンボジア政府は、投資家のカンボジア訪問に際しては水際規制を緩和することと決定しました。カンボジア開発評議会(CDC)の承認を得ている投資家に限り、デポジット金額を2000ドル(通常3000ドル)とし、カンボジア入国時のPCR検査が陰性であれば、14日間の自主隔離を求めないとしています。投資家は数日しか滞在しないための措置としています。
カンボジアに入国し、3000ドルのデポジットを払った入国者に返金が始まりました。6月21日に入国した方の例ですと、225ドルが費用(PCR検査、移動、ホテル等)として差し引かれ、2775ドルが返金されたとのことです。カンボジアでは、近隣諸国のような全面入国禁止ではなく、厳しい水際対策をした上で入国を認めています。しかし、入国規制には必ずしも明確でないポイントもあり、また、担当官で解釈が異なるといった課題もある模様ですので、カンボジアへの入国を検討されている方は、くれぐれもご留意ください。
6月30日、カンボジア縫製製造業協会、カンボジア履物協会、カンボジア欧州商工会議所は、EUに対し、特恵関税制度EBAの一部資格停止の延期を求める要望書を送付しました。3回目となる今回は、既に縫製工場400工場が操業を停止し、15万人の労総者(主に女性)が職を失っているとして、新型コロナの影響を受けている中で資格停止が実施された場合の貧困労働者への厳しい悪影響を訴えています。
7月2日、教育省は、新型コロナの感染を抑えるために閉鎖している学校について、3段階で徐々に再開していく方針を明らかにしました。第1段階として、高品質の感染対策を行うことが可能なインターナショナルスクール15校の再開を認める方針です。この15校には、日本人学校も含まれるものと見られます。報道等によりますと、8月にも第1段階の再開が実施される見込みとのことです。
カンボジアでは、新規感染者の数が落ち着いていることから、プノンペン等では経済活動が復旧してきています。営業禁止が求められているスパ、マッサージ、スポーツジム等も、再開しているところも出ている模様です。ただ、引き続き、3密を避けることや、マスク、手洗い、アルコール消毒等の対策を続ける必要があるものと見られます。なお、カンボジアの水際規制については、毎週のように変更されていますので、日本大使館のサイトやカンボジアア日本人会のフェイスブックで最新情報をご確認ください。
(写真は、プノンペン中心部にあるソリアモールの食堂街。賑わっていました。)
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