英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

【アニメ所感】NieR:Automata Ver1.1a 第2クール(2024年7月~2024年9月)

2024-10-07 18:10:22 | アニメ
【『BS11』アニメ紹介】より
西暦5012年。
突如地球へと飛来してきた<エイリアン>と、
彼らが生み出した<機械生命体>により、人類は絶滅の危機に陥った。
月へと逃げのびた僅かな人類は、地球奪還のため、
<アンドロイド>の兵士を用いた反攻作戦を開始。
しかし無限に増殖し続ける<機械生命体>を前に、戦いは膠着状態に陥る。
人類は最終兵器として、新型のアンドロイド<ヨルハ>部隊を地球へと派遣した。

西暦11945年。
「第243次降下作戦」が決行され、
新たに<ヨルハ>部隊の<2B>と<9S>が地球へと派遣される。
両名は機械生命体の基幹ユニット<アダム>及び<イヴ>の撃破に成功。
これを敵の殲滅、及び永きに亘る戦争終結への好機と捉えた<人類軍>は、
機械生命体に対し総攻撃をかける決断を下す。

これは運命に翻弄された<アンドロイド>たちの、戦いと願いの記録――。



 もともと、アクションRPG。アニメは、そのマルチエンディングのストーリーを基に制作されたらしい。
 第1期は後半部分だけしか視聴しなかったので、設定をよく理解していない。
 よく分からないまま最終話まで視聴し、やはりよく分からないまま。
 そもそも、<エイリアン>、<人類>、<機械生命体>、<アンドロイド>の区別がつかなかった。
 それでも、一応、<人類、アンドロイド>vs<エイリアン、機械生命体>という構図はわかった。
 さらに、<アンドロイド>の特別な機種(後継機種、上位機種)の“ヨルハ部隊”というのが、黒のセクシーなユニフォームを着た美女たち(ただし、主人公のひとりの<9S>は美少年)らしい……
 で、先代機種の<アンドロイド>の“レジスタンス部隊”と協力して、機械生命体と戦っているらしい……

 しかし、この両者とも人間を模して精巧に造られていおり、一見、どちらも人間に見える。ただし、受ける印象は、はっきり違う。“レジスタンス部隊”の方が感情も豊かで肌の色も人間味がある。逆に、“ヨルハ部隊”は感情を持つことを禁じられていて、容姿も整い過ぎていて、極度の色白。最初、レジスタンス部隊は人間だと思った。
 これに対して、<機械生命体>はブリキのロボットのように見える。昭和のロボット、現代だとギャグマンガに出てくるロボットと同レベル(それより下)
 例外的に、第1クールのボスキャラとして“アダム”と“イヴ”(両方とも男性型)が、非常に精巧につくられていて、人間にしか見えない。ただ、「人間は~するのが常だったらしい」とか言いながら人間ぽく振舞うので、人間ではないことはわかった。
 あと、<機械生命体>の中には巨大ロボットみたいなのものもいる。造形は、やたら複雑で、SFアニメに出てくるロボットのイメージだ。

 そもそも、<アンドロイド>と<機械生命体>というのは語義的にはほとんど一緒だし、余計混乱する。

 ストーリーとしては、<アンドロイド>vs<機械生命体>という構図で進むが、ヨルハ部隊が実行する“ヨルハ計画”の真の目的が、いわゆる驚愕の事実だった。
 その理不尽な“ヨルハ計画”によって、アンドロイド(ヨルハ部隊を含む)たちが非業の死を遂げていく。
 ストーリーを通してずっと、仲間が死んで行ったりコンピュータウイルス的なモノに感染し、仲間を殺したり、他の仲間に感染するのを防ぐため、自ら命を断ったり、仲間に破壊されたりする。
 特に、物語終盤には怒涛の死亡シーンの連続……
 相当、欝な気分になった。特に悲しみと怒りで狂った<9S>を見るのは辛かった。


 鬱な気分にはなったが、毎回のストーリーは面白かった。
 ただし、謎が残るというか、疑問点、不明点が多い。ゲームをやり込めばわかるかもしれないが、それは無理。一応列記します。わかる方は教えてください。

パスカルという平和主義の機械生命体が登場し、アンドロイドとも協力して暮らしている。パスカルの他にも平和的な機械生命体がいて、村を作り共同生活をしている。子どもが他のロボットも多数いる。
 なぜ、この例外的なパスカルが存在しているのかが不思議(理由は分からなかった)。それに、パスカルだけでなく平和的なロボットが多数いることも不思議。

②<人類、アンドロイド>vs<エイリアン、機械生命体>という構図ながら、エイリアンも人間も登場しなかった(私が未視聴の部分で登場しているのかもしれない)
 人間に末路については、劇中で語られるが、エイリアンについては語られなかったように思う。一説によれば、エイリアンは機械生命体に絶滅させられたとあるが……
 エイリアン、人間などの興亡を時の経過順に教えていただけると嬉しい

赤い少女 (赤い服を着た黒髪の少女)が時折現れるが、機械生命体のネットワークを統括・指揮していた「概念人格」らしい。。物理的な肉体を持たず、言わば、精神体(ホログラム?)
 アンドロイドの殲滅が目的だったと思うが、最終盤に「ヨルハ部隊などの生き方や気持ちなどを観察していて、気が変わり、最終兵器だったはずの塔を箱舟として、新たな世界に旅立つという。箱舟にアンドロイドも誘う。
 いきなりの宗旨替え。あまりの激変ぶりには納得がいかない。

④そもそも、エイリアンは何がしたかった?
 アダムとイブを作ったのはエイリアン?それとも、エイリアンが作った機械生命体製造機の気まぐれ?


……810点(1000点満点)
 謎や疑問点が多いが、欝な展開ながらもストーリー自体は大いに楽しめた。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【歳時メモ】セイタカアワダ... | トップ |   
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

アニメ」カテゴリの最新記事