英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

厄介な正義……「テロリストを5万人殺そうが、5千人の市民を殺そうが関係ない」(イスラエル市民・中年女性)

2024-10-11 11:16:43 | 時事
(タイトルが地味だったので、サブタイトルを付け足しました)
NHKスペシャル 「“正義”はどこに~ガザ攻撃1年 先鋭化するイスラエル~」
NHKクローズアップ現代「広がる戦火ガザ衝突1年 不信と憎悪の果てに」
 この両番組を観て、非常に陰鬱な気持ちになった。

「歪んだ正義」とか「暴走する正義」とか言うことがあるが、
 “正義”という言葉、概念、思想そのものが厄介なのである。
 辞書によると――
【正義】……①人が行うべき正しいすじみち。正しい道理。用例「―の味方」
      ②正しい意味。

 この記事で考えているのは①の意味。
 確かに、《人が行うべき正しい筋道》というのが、普通、皆が思っている「正義」の意味で、この定義を否定する人は少ないだろう。
 ドラマなどでも、その定義に沿って使用されている。
 ただし、上記で挙げたように「歪んだ正義」「暴走する正義」や「俺の正義」「それぞれの正義」とかいうように、「正義」にはいろいろあるようだ。
 極論すれば、《人間の数だけ正義がある》のだ。
 ドラマなどでは、もともと、世の中の為とか人の為に良いことをしようとする善人がいる。しかし、“世の中の為”という気持ちから発生した正義が偏ったものになることも、往々にしてある。その偏った正義に基に行動を起こすので、とんでもない悲劇を引き起こす……。

 “偏った正義”と記したが、“正義”という言葉・思想を発した時点で危険なのである。
 復讐心や欲望によって成し遂げたい行為が決定することがある。
 その場合、復讐心を正義という言葉にすり替えて、自分の行為を正当化してしまう危険性もある。
 《正義に従って行動する》=《自分は正しいことをしている》に凝り固まってしまう……



 ニュースでは《ガザ空爆などの犠牲者や被害》や《停戦が難航》などの情報が報じられ、《アメリカがイスラエルを支援して、積極的に制止しようとしない》とか《イスラエルのネタニヤフ首相は、国際批判を意に介さずハマス殲滅を目指している》という報道(批判)がされている。
 さらに、「イスラエル国内では、ガザに対しては停戦の声が大きくなってきているが、ヒズボラ殲滅の為のレバノン攻撃を支持する声は大きい」という報道もある。
 なので、レバノンはともかく、ガザ攻撃をやめないのは、ネタニヤフ首相をはじめとする政府や軍部の意思だと思っていた


 しかし、この2番組を見て、ガザ攻撃はイスラエル国民の総意(そうでない人もいるが)によるものだと痛感した。


NHKスペシャル 「“正義”はどこに~ガザ攻撃1年 先鋭化するイスラエル~」
ハマス壊滅と人質救出のために始まったはずの軍事作戦だったが、状況が大きく変わっていた。
(人質解放の為)停戦を訴える人質家族たちも抑圧の対象となっていた。

停戦と交渉を求める家族の訴えが、ハマスを壊滅する戦闘の妨げになるとされている。
家族が人質になっている女性
「政府は私たちのデモをやめさせようとしています。
 後ろから刺されるような身の危険や恐怖を感じます。
 この戦いにもう大義なんてありません」
(その言葉の直後に、デモ参加の女性(インタビューとは別の女性)の背後から、警官の騎馬隊が来て、馬に蹴倒され、踏みつけられる映像が映された)
イスラエル市民(高齢・男性)
「イスラエルは戦争をやめない、テロリストを全員排除するまでは」
「ハマスを殲滅するためなら、ガザ市民が何万人死んでも構わない」
「ガザの赤ん坊も殺害すべきで、パレスチナ人がいなくなれば良い」


 イスラエル人教師M氏が、ガザへの攻撃の停止を願って、ガザの赤ちゃんや子どもの遺体をの画像をアップしたら、教員免許を略奪され、船頭の疑いで逮捕・拘留された。「国家を裏切り、秩序を破壊する意図がある」「10月7日のハマスによる強姦などの暴力を正当化する行為だと思わないか」と。
 釈放後は、生徒たちから罵声を浴びせられた。
「お前は人でなしだ。兵士はガザで戦っているのに」
「私の兄は戦場で戦っているんだ。お前はここにいるだけのくせに」
「お前は癌だ。人でなし」
 何十人もの生徒が職員室に向かって苦情を申し立てた。学校では完全に孤立した。
 外出するたびに罵倒され、唾を吐きかけられた。

 ネットからも
「イスラエルの敵め。あなたは現実が見えていない」
「お前が残虐なリンチを受けることを願うよ」

こんなメッセージが何千件も届くという。
 同僚の教師からも
「あなたは良心がゆがんでいるから、敵の子どもを守りたくなるんだ」
「ユダヤ人の道徳は絶対的だ」
「神の教えでは、敵は消し去らなければならない。たとえ赤ん坊だとしても
※《宗教については個人の考えです》と注釈

 教師は取材陣の顔を見て
「なんて返せばいい?《赤ん坊でも消し去らなければならない》なんて」と問う。


イスラエル検察庁・治安責任者
「私たち検察はテロや虐殺を支持したり、ハマスを支持した場合のみ起訴しています。
 グレーなケースはありません。明々白々なケースのみです」
「テロ対策法はテロを行うように呼びかけた時点で犯罪になります。
 ハマスの残忍なテロを支持した場合も犯罪になります」
「トラウマとなる恐ろしい虐殺が起きた事実から目を背けることはできません」
「私たちはユダヤ人とアラブ人が手を取り合う平和な楽園に住んでいるわけではないのです」
「自国民が敵を支持することを受け入れることは不可能です。すべてが犯罪行為とは言えないが、社会が封じ込めるべきことです」

ハマスによるイスラエルの被害(10月7日時点)
死者 1200人以上  人質 約250人



停戦を求める集会の場にて
「散れ!散れ!」と言いながら、デモの人々を突き飛ばす警官
 デモの人々から、パレスチナの国旗を奪う警官


イスラエル人右派活動家
 数百件のイベント(デモ)を阻止してきたと言う
「例えば、イスラエル兵を貶める展示……《ガザの無実の子どもを傷つけている》と主張していた(表現している絵)。
 このイベントを阻止してきます」
 実際に、その場に行って、展示してある絵を蹴り飛ばす。
 展示していた人には手を出さないが、「家に帰りなさい」と叫ぶ。
この場にいた警官は、彼を制止していた。
インタビューの場で
「扇動は人を殺します。人に危害を加えます。だから止めなくてはならない。
 イスラエル兵やイスラエルに危害を加える者と戦います。
 これは善と悪、光と闇との戦いです。
 善の民である私たちは必ず勝利します

 彼は、胸を張った。

(場面は変わって)
〔停戦を求めるデモ隊、デモを囲み注視する警官たち、そのデモ隊をなじる市民〕
市民「私たちは国防の為の軍を誇りに思っている」
「アラブ人は出ていけ!恥さらしめ、恥さらしめ!……」
その中に、先程の右派活動家もいて
「恥さらしめ!恥さらしめ!恥さらしめ!恥さらしめ!恥さらしめ!」 
「私の曾祖父の家族は全員ホロコーストで、殺害されました。
 思い出してください。85年前、ナチス・ドイツによって600万人のユダヤ人が殺されたことを。
 10月7日はユダヤ人にとって、ホロコースト以来、最も困難な日になった」
「テロリストを殺して、その代償を払わせる必要があります。
 軍は自衛と我々の命を守るために戦っている」

“イスラエル民族よ永遠なれ!先祖たちは永遠に生きている……”
  叫び、歌い、踊る市民たち……


右派活動家
「10月7日に戦争を始めたのはハマスだ。戦争をやめろと訴えるなら、ハマスにこそ言うべきだ」
取材記者
「“ハマスが許しがたい”と言うが、あの日以来、ガザのパレスチナ人が4万人も亡くなっている。
 そのことをどう思っていますか?」

右派活動派
「悲しいことだと思いますが、その中にテロリストもいるのです」
記者
「だから問題ないと?」

活動家
「戦争では罪のない人々が死ぬ。
 ハマスが戦争を始めたのだから、仕返しをするのは当然ですよね!
 もしあなたが歩いていて、いきなり誰かに殴られたらやり返さないと言えますか?!!
 やつらは私たちを殺した。誘拐して丸焼きにした!
 あなたなら黙っていられますか?それともやり返しますかっ?」


〔ヨルダン川西岸〕
 国際法違反とされる占領地への入植活動に拍車がかかっていた
 ユダヤ人入植者たちが次々とプレハブやトレーラーハウスを設置し、実効支配を進めていた。
 国際法違反を無視して、イスラエル政府はユダヤ人の入植を認めていた。

 入植ユダヤ人たちは、「自分たちの土地に戻ってきただけだ」と当然の権利だと主張
 入植者だけではなく、警官たちも何もしていない先住者たちに警棒などで殴りつける、蹴りつける。
 イスラエル兵も同様だ。

 イスラエル人は、ハマスのテロ行為を免罪符にして、テロを受けた仕返しに暴力をふるって、パレスチナ人を追い出そうとしている。
《ハマス(パレスチナ人)は危険だから、排除する》という理屈だ。

 入植者たちはパレスチナ人の住居を重機で破壊し続ける。
 そして、ついに、入植者が発砲。倒れるパレスチナ人。近くにいたイスラエル兵は傍観するだけ。


 アイーダ難民キャンプで青少年センター長で子どもの教育支援をしているM氏
 これまで5回の拘束を受けたが、今回はこれまでと全く違っていた。強い復讐の雰囲気を感じたという。
 兵士に殴り倒され、監獄に連れていかれ、そこで無理やり裸にされた(拒否したが、殴られ床に倒され、服を脱がされた。
 全裸で身体をなぶられ、嘲笑され怒鳴られ、罵詈雑言を浴びせられた。
 食事は、兵士の食べ残しをミキサーにかけられ皿に盛られたモノ。
 ただの拘束ではなく、辱めを与えるのが目的のようだ。


 1948年、イスラエルの建国により、パレスチナ人は土地を追われ、ガザとヨルダン川西岸に追いやられている。

 10月7日以降、パレスチナの占領地への抑圧は強くなり、
 「ガザにユダヤ人の入植地を作りましょう」
 「ガザは全て我々ユダヤ人のモノだ」
という言葉まで公然と叫ばれるようになった。

 
《国際法違反とされる入植をガザにまで広げる正当化を、どう説明するのか?》
極右政党の議員
「10月7日以降、イスラエルの人々はガザやハマスに対する考えを改めた。
 彼らは我々を滅ぼし、ここからユダヤ人を一掃しようとしている。そのことが鮮明になった。
 私たちは戦い続ける。イスラエルはそうして永らえてきた。
 もし誰かが悪の側に立つのであれば、我々は民主国家として善の立場に立って戦う」

《国際社会からの批判が高まっていたとしてもですか?》
「もちろんだ。どんな力をもってしても、私たちを消し去ることはできない。
 私の祖父はアウシュビッツで殺された。困難を経てこの地を得たのだ。誰にも邪魔はできない」


M高校教師(パレスチナの子どもたちの遺体の画像をアップして、世間から村八分にあった)
「パレスチナ人も私(ユダヤ人)も同じ人間だと、大学時代に彼らに会って気づいた。
 私が持っている権利を彼らにも持ってほしいtpぽ考えるようになった
 しかし、多くのユダヤ人は自分たちと違う人々を受け入れることができない。
 あちらが悪でこちらが善という考えから抜け出すのはとても難しいのです」


高校教師は友人に会いに行く。同僚のイスラエル人教師だ。復職に協力してくれている。
自分に理解を示してくれている4人のうちの一人だという。


 友人は友好的な態度で出迎えてくれたが、「占領」についての議論が始まると、
《占領はない》と主張。「ユダ王国時代から我々のモノだ。授業で習っただろう」と譲らない。
それでも《一旦は、パレスチナと分割した。譲歩した》という論点になり、
M教師
「パレスチナ人には基本的人権がない。何世代もそうして暮らしてきた。一日の自由もない人生を送らねばいけないというのか?」
友人教師
「イスラム教はどんな宗教だ?
 パレスチナ人に「平和」の概念はない。あるのは服従だけだ。
 “イスラム”というのは「服従」という意味だ。

 ムスリムは神に服従しているんだ」

   ※宗教については個人の考えですという字幕
 《宗教の話ではない》《広い視野(宗教)で考えるべきだ》と議論にならなくなった。落胆の表情で、友人を見つめるM氏。
 引き出しから取り出したグロック製の銃を見せる友人。
「この銃が家族や親しい友人の命を守ってくれる」と誇らしげに語る

〔国連 安全保障理事会〕
 ガザでの無条件の即時停戦を求める決議案には、アメリカが繰り返し拒否権を行使
 アメリカの後ろ盾を得たイスラエルは社会の非難を無視
イスラエル国連大使
「同盟関係にあるアメリカとは固い絆で結ばれている。
 我々は民間人の犠牲を最小限にとどめながら、引き続きテロリストの殲滅に力を注いでいく」

アメリカは自制を求めながらも、一貫してイスラエルを支持してきた
《イスラエルは過剰に武力や自衛権を行使しているとは思わないのですか?》
アメリカ国連次席大使
「我々はイスラエルに自衛の必要性を理解し支持すると伝えてきた。
 同時に、民間人の犠牲を抑えて作戦を行うよう繰り返し働きかけている。
 イスラエルは存立の為の戦争に巻き込まれており、自衛の権利がある」

《アメリカはウクライナに侵攻したロシアを非難する一方で、イスラエル人の国際人道法違反を容認してきたことで、ダブルスタンダードだという批判が強まってきていますが》
「全くそうは思わない。我々は常に国際的な正義の理念の提唱者であり続けている。
 国際的な正義や国際法を損なうとは考えていない」

《ガザの犠牲者が増え続けても、アメリカはイスラエルを守り続けると?》
「我々は特に自衛権の名においてイスラエルを擁護し続ける」


〔国際刑事裁判所〕
2024年5月、ハマスの指導者3人を国際法上の犯罪を起こしたと判断、さらにイスラエルのネタニヤフ首相とがらんと国防相も国際法上の犯罪の責任があると判断し、逮捕状を請求
 この逮捕状請求に対して、アメリカが圧力をかけているが、
「法の下の平等は世界のどこの裁判所においても不可欠であり、人々の命は等しく尊重されねばならない。そこに上下はない
 あらゆる状況下において、同じ基準で法を適用しなければ、法の支配が崩れてしまう」


NHKクローズアップ現代「広がる戦火ガザ衝突1年 不信と憎悪の果てに」
 『NHKスペシャル』と同様な内容だった。NHKのドキュメント共通の思想なのか、独立して番組を制作した結果、同じような考えを持ったのかは不明である。
 ちょっと『NHKスペシャル』に精力を使い果たしてしまったので、こちらは簡単に(桑子さん、ごめんなさい)

〔ハマスを壊滅させるため、ガザでの攻撃の継続を訴えるエルサレムでの集会〕
 一般市民のコメントが強烈だった
男性市民
「私たちは止まらない。停戦はあり得ない」
中年女性(普通の人に見えた)
「テロリストを1万人殺そうが5万人殺そうが、5千人の市民を殺そうが関係ない

世論調査(イスラエル民主主義研究所・9月3日発表)では
「ガザ地区で軍事的にできることをまだ達成していない」………64%


ガザの窮状を何とかしようと支援物資を供給しようとする動きもあるが、脅迫などの圧力がかかる


 ヨルダン川西岸の状況はこの番組でも報じられていた。
 その中で印象的だったのは、その地域に住むイスラエル人の中年女性
 10月7日のハマスのテロ以降、パレスチナ人への警戒心が強くなったという。銃を携えていた。
 テロで多くの知人を亡くした。アラブ人を見かけると不安を感じるという。

 この女性の他にも、銃保有の免許申請者が急増した。
 だれにも頼らず、自分たちが強くなれば、平和が訪れると思うと言う。


 西岸地区で入植者(ユダヤ人)のパレスチナ人の襲撃・暴行が増えた。
 銃で撃たれ、死亡した若者もいた。


 10月7日のテロ以降、それを大義名分にして暴行を繰り返している。
 イスラエル首相のネタニヤフも同様で「自衛」という大義名分で空爆を続けている。
 さらに、ハマス最高幹部の殺害、ヒズボラへの攻勢強化、ヒズボラ最高指導者殺害と続け、支持率もアップしている




イスラエル人(ユダヤ人)の根底にある思想が感じられるのが以下の言葉。
「ハマスを殲滅するためなら、ガザ市民が何万人死んでも構わない」
「ガザの赤ん坊も殺害すべきで、パレスチナ人がいなくなれば良い」
「ユダヤ人の道徳は絶対的だ」
「神の教えでは、敵は消し去らなければならない。たとえ赤ん坊だとしても」
「これは善と悪、光と闇との戦いです。善の民である私たちは必ず勝利します」
「私の曾祖父の家族は全員ホロコーストで、殺害されました。
「思い出してください。85年前、ナチス・ドイツによって600万人のユダヤ人が殺されたことを。
 10月7日はユダヤ人にとって、ホロコースト以来、最も困難な日になった。
 テロリストを殺して、その代償を払わせる必要があります」
「ガザは全て我々ユダヤ人のモノだ」
「彼ら(ハマス、パレスチナ人)は我々を滅ぼし、ここからユダヤ人を一掃しようとしている。そのことが鮮明になった。
 もし誰かが悪の側に立つのであれば、我々は民主国家として善の立場に立って戦う」
「イスラエルは存立の為の戦争に巻き込まれており、自衛の権利がある」(アメリカ国連次席大使の言)
「テロリストを1万人殺そうが5万人殺そうが、5千人の市民を殺そうが関係ない」
「自分たちが強くなれば、平和が訪れると思う」


……《自分たちは善で、自分たちと違う者は悪だ》
《敵(悪)は消し去らねばならない》
《ホロコースト、10月7日のテロの悲しみと恐怖は忘れられない。絶対に、それを繰り返してはいけない》
《自分たちの行為(パレスチナ人を殺害する)は、自衛の為で正しい》
《銃を持って強くなれば、平和を掴める》



公正な目を持つべき立場の機関でさえ……
〔イスラエル検察庁・治安責任〕
「私たち検察はテロや虐殺を支持したり、ハマスを支持した場合のみ起訴しています。
 グレーなケースはありません。明々白々なケースのみです」
「テロ対策法はテロを行うように呼びかけた時点で犯罪になります。
 ハマスの残忍なテロを支持した場合も犯罪になります」
「トラウマとなる恐ろしい虐殺が起きた事実から目を背けることはできません」
「私たちはユダヤ人とアラブ人が手を取り合う平和な楽園に住んでいるわけではないのです」
「自国民が敵を支持することを受け入れることは不可能です。すべてが犯罪行為とは言えないが、社会が封じ込めるべきことです」


言葉を素直に解釈すると、妥当なことを言っているように聞こえる。しかし、
 《起訴するのは、明々白々なケースのみ》……“明々白々”かの判断が、妥当なものなのか?
 《私たちはユダヤ人とアラブ人が手を取り合う平和な楽園に住んでいるわけではない》……アラブ人を受け入れる選択肢はない



一刻も早く、紛争が終わることを願います

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