私はこのドラマは、松下奈緒ありきのドラマで、彼女演じる瀬川里央刑事と彼女を助ける?心理学者・南雲準(藤木直人)のやり取り……「うざい」と時に言われる彼女の真っ直ぐさと、南雲教授の人を煙に巻きながら、心理学というよりは洞察力と推理力で事件を解決していく様……を楽しめばいいと思っています。
「捜査班が捜査らしい捜査をしていない」「たとえ方向違いな捜査でも、その捜査を描くことによって、ヒロインの活躍が際立つ」…正論だと思います。
でも、松下奈緒をヒロインに、勝村政信を強行班捜査課課長・小板橋を配役した時点で、そういった正統派ドラマでなく、ヒロインありきのドラマで、捜査班は引き立て役の道具になる運命だったのかもしれません。
ただ、捜査課の刑事が泉谷しげると横山裕ができる刑事という設定のようなので、私の決めつけは違うのかもしれません。
心理学?的法則 ①②は南雲の元ライバル・吾妻(原田泰造)の分析
①見た目の良い人は結婚に失敗する確率が高い
見た目に惹かれて結婚したものの、結婚後、徐々に内面の相性のずれに耐え切れなくなりほぼ一年で破局を迎える(なるほど、気をつけなければ)
②ペルソナ・里央
里央は本来は気が弱くて、人見知りで、恥ずかしがり屋のはずだが、背が高くて美人のため、他人が気後れしてしまう。お互いが気後れしていては事が進まないので、気が強くて実直で活動的なキャラクターというペルソナ(仮面)をかぶる必要に迫られて、今の「うざい」性格に到達した。(納得する部分が多い。事実はともかく、ドラマでは引っ込み思案の美人は少ない。あ、でも、『ゲゲゲの女房』は引っ込み思案かも)
③犯行があった日だけ、はっきりとしたアリバイがあるのは不自然
まあ、これは心理学というよりは、刑事の勘が働かなければならない
松下奈緒劇場
④「里央は美人」は里央自身も当然の事実として認めている
容疑者と格闘中、鼻骨を損傷し、「美人が台無し」と言われ続け、そのセリフにうんざり、また、吾妻のペルソナ論の中で「背が高く、美人」と言われても、照れたり謙遜したりしない
⑤容疑者宅で犯行に関連する物証を見つけた南雲が「ゲゲッ」と発するが、これに「「ゲ」は三つです」と松下(私は好きです、こういうの)
どうかと思うぞ、実行犯の彼女
⑥彼女の前で、被害者にパシリ扱いされ侮辱された容疑者。冴えない恋人に気持ちが離れるのは仕方ないが(もともと付き合うことに乗り気じゃなかった)、そんな性格の悪い男に乗り換えるのもどうかと思う
「捜査班が捜査らしい捜査をしていない」「たとえ方向違いな捜査でも、その捜査を描くことによって、ヒロインの活躍が際立つ」…正論だと思います。
でも、松下奈緒をヒロインに、勝村政信を強行班捜査課課長・小板橋を配役した時点で、そういった正統派ドラマでなく、ヒロインありきのドラマで、捜査班は引き立て役の道具になる運命だったのかもしれません。
ただ、捜査課の刑事が泉谷しげると横山裕ができる刑事という設定のようなので、私の決めつけは違うのかもしれません。
心理学?的法則 ①②は南雲の元ライバル・吾妻(原田泰造)の分析
①見た目の良い人は結婚に失敗する確率が高い
見た目に惹かれて結婚したものの、結婚後、徐々に内面の相性のずれに耐え切れなくなりほぼ一年で破局を迎える(なるほど、気をつけなければ)
②ペルソナ・里央
里央は本来は気が弱くて、人見知りで、恥ずかしがり屋のはずだが、背が高くて美人のため、他人が気後れしてしまう。お互いが気後れしていては事が進まないので、気が強くて実直で活動的なキャラクターというペルソナ(仮面)をかぶる必要に迫られて、今の「うざい」性格に到達した。(納得する部分が多い。事実はともかく、ドラマでは引っ込み思案の美人は少ない。あ、でも、『ゲゲゲの女房』は引っ込み思案かも)
③犯行があった日だけ、はっきりとしたアリバイがあるのは不自然
まあ、これは心理学というよりは、刑事の勘が働かなければならない
松下奈緒劇場
④「里央は美人」は里央自身も当然の事実として認めている
容疑者と格闘中、鼻骨を損傷し、「美人が台無し」と言われ続け、そのセリフにうんざり、また、吾妻のペルソナ論の中で「背が高く、美人」と言われても、照れたり謙遜したりしない
⑤容疑者宅で犯行に関連する物証を見つけた南雲が「ゲゲッ」と発するが、これに「「ゲ」は三つです」と松下(私は好きです、こういうの)
どうかと思うぞ、実行犯の彼女
⑥彼女の前で、被害者にパシリ扱いされ侮辱された容疑者。冴えない恋人に気持ちが離れるのは仕方ないが(もともと付き合うことに乗り気じゃなかった)、そんな性格の悪い男に乗り換えるのもどうかと思う