英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

希望の党の排除の理論 ~希望の党の本質~

2017-10-01 20:28:29 | 時事
希望の党党首 兼 東京都知事・小池氏
 「全員受け入れということは、さらさらない。
  入党希望リストをいただいており、そこを当方は絞り込みをする」


 “さらさらない”“絞り込みをする”……民進党に対する優位性を世間にアピールする意味もあるのだろうが、かなり強気で傲慢ささえ感じる言葉である。
 で、絞り込みの基準であるが、これについては、共産党の志位委員長が鋭く突っ込んでいる
希望の党の本性がはっきりしてきた。
 露骨な選別を始めた。
 その基準は安保法政と憲法改正に賛成すること。
 自民党の補完勢力としての姿がはっきり出てきた」


 もちろん、政策に統一性を持たせないと、“数合わせの烏合の衆”と見なされてしまうので、両党間の政策の調整は必要である。
 しかし、言われているように、基準が安保法政と憲法改正となると(他の要素はどうでもいい?)、“自民党の補完勢力”と言われても仕方がないのではないだろうか。
 もっとも、小池氏にすれば、そういう批判も想定内かもしれない。臨機応変な対応が上手(世渡り上手)な小池氏のことだから、選挙結果が自民党が優位を確保した場合、自民党にもすり寄れるような布石を打っているとも考えられる。



 細野・元環境相がやたらとスポークスマン的に登場する
「三権の長を経験された方については、ご遠慮いただいた方がいいのではないか」
「今回は久々に政権選択の選挙になった。
 安倍政権、自民党を選ぶのか?希望の党を選ぶのか?そういう選挙にしたい
 実質的に野党第一党としての地位を確保した中で次を狙うということになる
 どこまでいけるかという数を積み上げている状況です」

とか、発言しているが、最初のコメントに個人の遺恨を感じるのは私だけか?
 “久々の政権選挙、数を積み上げている状況”云々のコメントの際、顔が緩んでいたが、「あなたがそれを言える立場か?」
と言いたくなった 


 希望の党と連携することになった「日本維新の会」はマニフェストを決定
 ・消費税率引き上げの凍結
 ・教育の無償化
を掲げた。
 そのための財源は国会議員の定数や報酬を3割削減するなど身を切る改革で捻出


 身を切る改革だけで財源の補てんができるのだろうか?しっかり算出したのだろうか?政党助成金も3割削減するのだろうか?
 定数削減による一票の格差はどうなるのだろう?人口の少ない県の定数は1になるのだろうか?

 国民受けの良いマニフェストを作成したように思えるが… 
コメント
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