英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

『BG ~身辺警護人~』 第5話

2018-02-19 11:58:29 | ドラマ・映画
島崎(木村拓哉)と元サッカー選手・河野純也(満島真之介)の過去に決着
……河野のボディガード中、島崎は天井の異変をいち早く察知したが、河野を守らず、近くにいた兄妹を助けた。崩落事故で河野は選手生命を絶たれる重傷を負った。

★複雑な河野の思い
・自分のBGの島崎が自分を守らずに他人を守り、その結果、重傷を負い選手生命を絶たれたという恨み、復讐心
 (島崎に対しBG以上の親密さを感じており、それを裏切られたという思いもあるのだろう)
・≪引退したのは怪我ではなく、“自分は世界に通用しないのではないか”という怖れだった

★決着をつけたかった
 (私の勝手な解釈だが)
 自分を守らなかったことへの怒りがあり、≪島崎を痛めつけたい≫という気持ちはあった。
 ただし、それが最大の目的ではなく、≪痛めつけることでチャラにしてやろう≫という思いだった。
 さらに、“自分(河野)をボディガードする”という任務を完遂させ、自分(河野)の気持ちをぶちまけ、過去の呪縛に囚われている島崎を解放させたかった。
 そのことで弱さから逃げ続けた自分にも決着をつけたかった。



ボディガードの責務
 ≪依頼者の要求にどこまで応えるか?≫……極端なケース、例えば「自分の命を顧みず、依頼者を守らなければならないか?」だが、通常は「NO」であろう。まあ、普通、契約の段階で詳細な取り決めがある(契約料による)と思われるが。
 島崎と河野の場合は、まったく関係のない第三者を救出を選択してしまったので、BGとしては問題があったと考えられる。
 BGの職務の範囲など、もっとチーム内で議論するシーンがあってもいいのでは?(今話だけでなく)

心が狭いぞ!……菅沼まゆ(菜々緒)
 島崎がボディガード経験者(かなりの熟練者)だったことを隠していたことに腹を立てていたが、これまでの仕事ぶりから、経験者もしくはBGに近い仕事をしていたことは一目瞭然。それに、過去を語らなかったことに対して、そこまで憤りを感じなくてもいいのでは?

(若干の)改心者たち
 高梨雅也(斎藤工)、落合義明(江口洋介)、立原愛子(石田ゆり子)……説明省略

謎と疑問
・サッカー場までのマラソン?は若干、意味不明(疾走シーンは少ないし)
・逮捕直前の人物にサインをもらっても……

【ストーリー】番組サイトより
 日ノ出警備保障の身辺警護課に新しい依頼が舞い込む。「子どもたちにスポーツの喜びを」をテーマに活動するスポーツ系の慈善団体からの依頼に、高梨(斎藤工)はある思惑を持って章(木村拓哉)を“BG=警護責任者”に推薦。だが、その慈善団体の代表は、章と6年前から因縁のある元サッカー選手の河野純也(満島真之介)だった。章は、BGに沢口(間宮祥太朗)を推す。
 ところが打ち合わせ当日、依頼主である純也が、章をBGに指名。困惑する章に村田(上川隆也)は「断っても構わない」と諭すが、章は「この任務が終わったら、みんなにすべてを話す」と約束し、純也からの依頼を引き受ける。
 一方、警視庁SPの落合(江口洋介)は、厚生労働大臣の愛子(石田ゆり子)が警護の目を盗んで病院を抜け出し、しかもそれに民間の警備会社が手を貸したという一件が上司の知るところとなり、激しく叱責されていた。愛子の警護を強化し、章たちを完全に排除しようとする動きに、愛子は…?
 純也の出発当日。空港へ向かう中、純也が犯罪がらみで逃亡しようとしているという疑惑が浮上する…!

 6年前、章と純也の間に一体何があったのか…? そして、章はなぜ一度ボディーガードを辞めたのか。衝撃の事実がついに明らかになる!


ゲスト:満島真之介(河野純也………元プロサッカー選手)

脚本:井上由美子
監督:常廣丈太
コメント
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