英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

ピョンチャン五輪雑感 その1「カーリングに関する疑問」

2018-02-21 18:51:04 | スポーツ
 ゲームの流れによって得点を狙ったり、無得点でも構わないといった戦略性。相手のストーンを弾いたり、自分のストーンを弾かれない位置に配したり、また相手の攻め手を予測したりなど戦術を考慮しなければならない。
 さらに、セルフジャッジやコンシード(投了)という点でも、私の趣味の将棋と通じるところが多く、面白い競技である。
(将棋と通ずるか否かに関係なく面白い)

1.丁寧過ぎる大会システム
 参加10カ国総当たりの予選。
 今風の言葉で言えば、“がっつり”9試合である。しかも、1試合約3時間。
 中継もほぼ全試合あり、ハイライト番組でもじっくり解説してもらえる。
私が好きなバイアスロンは中継が1度あっただけで、レース結果さえ報じられない。
 選手にとっては、頭脳も体力も消耗する長丁場で大変であるが、映像パフォーマンス的にはかなり高い
 一瞬、あるいは、短時間で終了する競技と比べて、十二分にプレイできる点では、非常に恵まれていると言える。

 女子のアイスホッケーも予選リーグを行うが、2試合連敗した時点でメダル獲得の可能性がなくなることを考えると、10チームを2組に分ける予選方式でもいいのではないだろうか?

2.試合時間が長い
 1人2投、1チーム4人で8投。両チーム合わせて16投で1エンド(イニング)。1ゲームは8エンドまたは10エンド(国際大会では10エンド制で行われることが殆ど)。
 考慮タイムは1ゲーム通計で38分あり(コーチを交えての作戦タイムも含まれる)、試合時間は長い。

 おそらく8エンド制より10エンド制の方が、ゲームにコクがあって面白いと思うが、8エンド制のほうがスピーディで緊迫感は高まるような気がする。
 あと、リード(1番手)、セカンド(2番手)の選手には申し訳ないが、第1投~第4投は、若干、緊迫感が薄い。戦術面の幅が狭くなるが、リード、セカンドは各1投でも良いような気がする。

3.素朴な疑問
 スイープは見た目より体力的にハードで、カーリングの重要な要素である。
 一生懸命掃いて(擦って)、進路の調節をするが熱中し過ぎて、フロア上のストーンにつまずくことはないのだろうか?
 さらに、もし、そんな事態になったら、ルール的にはどうなるのだろうか?(例、ストーンを動かしたら反則点・減点が科せられる)


その1「カーリングに関する疑問」
その2「競技成立への疑問・スピードスケート1000m」
その3「競技成立への疑問・スピードスケート マススタート」
その4「競技成立への疑問・ショートトラック」
その5「感動シーン①“メダル獲れて良かったね”」
その6「感動シーン②“格好良すぎるコメント”」
その7「バレリーナと女優」
その8「感動シーン③“ピョンチャン五輪でベストシーン”」
コメント (4)
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やはり癇に障る気象情報

2018-02-21 14:37:47 | 気象
(また文句です。一応、NHKにも文句のメールを送っているのですが、スルーされています)

 以前、高田気象予報官に文句をつけたことがありましたが、高田氏に限らず、今も東京寄りの解説にムッとすることがよくあります。
 例えば、昨日、一昨日の予報で、「今週は雲の多い日が多く、真冬のような寒さが続きます」と繰り返し解説していました。
 でも、≪太平洋側の晴れが続かない≫という現象は、≪西高東低の冬型の気圧配置が長続きしない≫ということで、、典型的な冬の天気ではないのです。冬型が続くと日本海側は雪が降り続きます(寒い日が続きます)。
 冬型の気圧配置が緩み、高気圧が移動性となって日本列島を真上から覆うと全国的に穏やかに晴れます。あと、冬型の気圧配置が緩むケースとしては、低気圧が列島や南岸を通過する時ですが、この時は太平洋側は天気が崩れ、日本海側も天気は良くないですが、雪が降り続くことはありません。
 つまり、冬型の気圧配置が緩む(高田氏は“崩れる”と表現することが多かった)と、日本海側の人々はホッとするのです。それなのに、「今週は雲の多い日が多く、真冬のような寒さが続きます」と悪い現象のように表現するのは、どうなんでしょう!

 ついでに言わせていただくと、寒さの表現についても。(寒さについて北陸の人間が文句を言うと、北日本や中央高地の方に笑われるかもしれませんが……)
 確かに、雲が多く、日差しがないと寒く感じますし、実際の気温も低めになります。
 でも、「9℃で真冬並みの寒さ」とか、朝7時の『おはよう日本』で「今朝の東京は3℃台と凍える寒さです」とか、毎日、全国版のニュースで、東京の感覚で寒さを語るのはいかがなものなのでしょう?ちなみに、最高気温9℃は3月上旬の陽気、3℃台というのはこの時期の北陸では午前11時ごろの気温で、最低気温と見るなら3月下旬に相当します。

 毎日、朝のニュースで東京の寒さを強調するので、書いてしまいました。ご容赦ください。
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