前話のラストの演出(土砂から手だけ見える映像)で、桑原(風間俊介)が生き埋めになったか、そう思わせておいて神崎(市川右團次)のパターン……いや、告発した現場監督かも…とか想像したが、実際は………
現場監督が最初に復活し、すぐ後に桑原が意識を取り戻した。≪じゃあ、桑原か!≫と思ったら、無事だった。
随分、思わせぶりな演出だなあ。
最終話の見どころは
①大規模災害時の遺体安置所での大変さと人間ドラマ
②身近の人の遺体と相対したショックでメスを持てなくなった朝顔の再起
③母・里子(石田ひかり)を失った故郷の地に足を踏み出せなかった朝顔が、それを克服するまでの葛藤
④大じいじ(柄本明)がの孫のつぐみと桑原との初対面、大じいじ、朝顔、平(時任三郎)らの里子への思慕
⑤国江建設の不法投棄の究明
①大規模災害時の遺体安置所での大変さと人間ドラマ
現場を的確に仕切る茶子(山口智子)、当地の歯科医の気持ちを思いやり支える絵美(平岩紙)、被災者遺族に寄り添う高橋(中尾明慶)、クラッシュ症候群を見抜く光子(志田未来)とそれぞれが活躍。朝顔も塩素中毒で亡くなった被害者もいる考察。(光子、ドラマ終盤でキャラが変わったよね)
遺族の一人を演じた村田雄浩さん。あの後、どうなったか気になる……
遺体取り違えを避けるためとは言え、長時間、対面できないのは辛い。現場監督に聞き取りしたようなことを、皆にしてはどうだろうか?そうすれば、被災家族も少し冷静に遺体と対面できるし、担当者も特徴を照らし合わすことができる。
②身近の人の遺体と相対したショックでメスを持てなくなった朝顔の再起
あっさりメスを持って、捌いていたよね?
③母・里子(石田ひかり)を失った故郷の地に足を踏み出せなかった朝顔が、それを克服するまでの葛藤
これでようやく、朝顔、つぐみらと大じいじとの対面が為される。
現実的には、朝顔はともかくつぐみを大じいじに会わすことができなかったというのは酷い。≪桑原がつぐみを連れて行ってやれよ≫と思うが、ドラマ的には最終話で初対面なのだろう。
④大じいじ(柄本明)がの孫のつぐみと桑原との初対面、大じいじ、朝顔、平(時任三郎)らの里子への思慕
いいシーンだった。大じいじが里子の幻を観るシーンは切ない。でも、平などから見た場合、≪認知症?≫と思ってしまうのでは?
⑤国江建設の不法投棄の究明
迂闊に名刺を渡すもんじゃあないなあ。
寄生虫云々は苦しい脚本だなあ。
監察医・朝顔の人間ドラマで見ごたえがあった。ただ、検死・解剖から真相究明(事件解決)を期待した人(私を含む)にとっては、事件が置いてけぼりになったり、スッキリしない結末などのモヤモヤ感が残ったのではないだろうか?
ラストシーンから次週の予告への切り替えが迅速過ぎて、余韻が残らなかった(笑)
第1話、第2話、第6話、第7話、第8話、第10話、最終話
【ストーリー】番組サイトより
深夜、朝顔(上野樹里)の元に茶子(山口智子)から連絡が入る。山梨県で発生した大規模な土砂災害に対し、興雲大学法医学教室に応援要請があったのだ。朝顔は、つぐみ(加藤柚凪)を平(時任三郎)に任せ、法医学教室へと急いだ。
事故直前、現場には、桑原(風間俊介)と神崎(市川右團次)の姿があった。反社会組織とつながり、違法な開発や投棄を行っている建設会社を追っていた桑原たちは、情報提供者の現場監督・赤井(笠原秀幸)に会い、彼の案内で不法投棄の現場を見に行っていた。
朝顔は、茶子、光子(志田未来)、高橋(中尾明慶)、絵美(平岩紙)とともに不測の事態も想定してさまざまな機材や書類を準備。法医学教室の解剖案件は藤堂(板尾創路)と熊田(田川隼嗣)に任せて現地へと向かった。
早朝、災害対策本部が置かれた市民センターに到着した朝顔たちを迎えたのは、離婚して山梨県警の検視官に復職していた伊東(三宅弘城)だった。
事故から一夜が明け、被害状況も徐々に明らかになっていた。土砂崩れによって下敷きになったのは、老人ホーム、建設現場のプレハブおよび社員寮、三棟の民家だという。しかし、二次災害の危険があることから、死傷者の数はまだわかっていなかった。
待機を指示された茶子は、その間に他大学の法医や地元の医師、警察・行政関係者らと連携し、遺体安置所の設営を進める。ほどなく、そこに遺体が運び込まれてくるが……。
原作:(作)香川まさひと (画)木村直巳 (監修)佐藤喜宣
脚本: 根本ノンジ
演出: 平野眞
現場監督が最初に復活し、すぐ後に桑原が意識を取り戻した。≪じゃあ、桑原か!≫と思ったら、無事だった。
随分、思わせぶりな演出だなあ。
最終話の見どころは
①大規模災害時の遺体安置所での大変さと人間ドラマ
②身近の人の遺体と相対したショックでメスを持てなくなった朝顔の再起
③母・里子(石田ひかり)を失った故郷の地に足を踏み出せなかった朝顔が、それを克服するまでの葛藤
④大じいじ(柄本明)がの孫のつぐみと桑原との初対面、大じいじ、朝顔、平(時任三郎)らの里子への思慕
⑤国江建設の不法投棄の究明
①大規模災害時の遺体安置所での大変さと人間ドラマ
現場を的確に仕切る茶子(山口智子)、当地の歯科医の気持ちを思いやり支える絵美(平岩紙)、被災者遺族に寄り添う高橋(中尾明慶)、クラッシュ症候群を見抜く光子(志田未来)とそれぞれが活躍。朝顔も塩素中毒で亡くなった被害者もいる考察。(光子、ドラマ終盤でキャラが変わったよね)
遺族の一人を演じた村田雄浩さん。あの後、どうなったか気になる……
遺体取り違えを避けるためとは言え、長時間、対面できないのは辛い。現場監督に聞き取りしたようなことを、皆にしてはどうだろうか?そうすれば、被災家族も少し冷静に遺体と対面できるし、担当者も特徴を照らし合わすことができる。
②身近の人の遺体と相対したショックでメスを持てなくなった朝顔の再起
あっさりメスを持って、捌いていたよね?
③母・里子(石田ひかり)を失った故郷の地に足を踏み出せなかった朝顔が、それを克服するまでの葛藤
これでようやく、朝顔、つぐみらと大じいじとの対面が為される。
現実的には、朝顔はともかくつぐみを大じいじに会わすことができなかったというのは酷い。≪桑原がつぐみを連れて行ってやれよ≫と思うが、ドラマ的には最終話で初対面なのだろう。
④大じいじ(柄本明)がの孫のつぐみと桑原との初対面、大じいじ、朝顔、平(時任三郎)らの里子への思慕
いいシーンだった。大じいじが里子の幻を観るシーンは切ない。でも、平などから見た場合、≪認知症?≫と思ってしまうのでは?
⑤国江建設の不法投棄の究明
迂闊に名刺を渡すもんじゃあないなあ。
寄生虫云々は苦しい脚本だなあ。
監察医・朝顔の人間ドラマで見ごたえがあった。ただ、検死・解剖から真相究明(事件解決)を期待した人(私を含む)にとっては、事件が置いてけぼりになったり、スッキリしない結末などのモヤモヤ感が残ったのではないだろうか?
ラストシーンから次週の予告への切り替えが迅速過ぎて、余韻が残らなかった(笑)
第1話、第2話、第6話、第7話、第8話、第10話、最終話
【ストーリー】番組サイトより
深夜、朝顔(上野樹里)の元に茶子(山口智子)から連絡が入る。山梨県で発生した大規模な土砂災害に対し、興雲大学法医学教室に応援要請があったのだ。朝顔は、つぐみ(加藤柚凪)を平(時任三郎)に任せ、法医学教室へと急いだ。
事故直前、現場には、桑原(風間俊介)と神崎(市川右團次)の姿があった。反社会組織とつながり、違法な開発や投棄を行っている建設会社を追っていた桑原たちは、情報提供者の現場監督・赤井(笠原秀幸)に会い、彼の案内で不法投棄の現場を見に行っていた。
朝顔は、茶子、光子(志田未来)、高橋(中尾明慶)、絵美(平岩紙)とともに不測の事態も想定してさまざまな機材や書類を準備。法医学教室の解剖案件は藤堂(板尾創路)と熊田(田川隼嗣)に任せて現地へと向かった。
早朝、災害対策本部が置かれた市民センターに到着した朝顔たちを迎えたのは、離婚して山梨県警の検視官に復職していた伊東(三宅弘城)だった。
事故から一夜が明け、被害状況も徐々に明らかになっていた。土砂崩れによって下敷きになったのは、老人ホーム、建設現場のプレハブおよび社員寮、三棟の民家だという。しかし、二次災害の危険があることから、死傷者の数はまだわかっていなかった。
待機を指示された茶子は、その間に他大学の法医や地元の医師、警察・行政関係者らと連携し、遺体安置所の設営を進める。ほどなく、そこに遺体が運び込まれてくるが……。
原作:(作)香川まさひと (画)木村直巳 (監修)佐藤喜宣
脚本: 根本ノンジ
演出: 平野眞