英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

ご存じだと思いますが「藤井七冠は強い」です

2025-03-10 16:51:10 | 将棋
ALSOK杯第74期王将戦七番勝負第5局が、3月8・9日に埼玉県深谷市「旧渋沢邸『中の家(なかんち)』」で行われ、藤井王将が120手で永瀬九段に勝ち、4勝1敗で王将位を防衛。
これで、タイトル獲得は27期となった。


 今期、叡王戦で伊藤現叡王に敗れ七冠に後退、さらに来期への挑戦トーナメント準決勝で敗れ、少なくとも今後1年は八冠独占は不可能となった。
 今後八冠を再達成するには、叡王戦の挑戦権を勝ち取るとともに、各タイトルを防衛しなければならない。
 2025年度は名人、棋聖、王位、王座、竜王、王将、棋王を防衛する中で、2026年度の叡王挑戦権を獲得し、2026年度に名人戦を防衛して叡王を獲得しなければならない。
 大変なイバラの道だ。(羽生九段が七冠独占した時も、王将位に挑戦失敗したあと、残りの6タイトルを防衛してもう一度王将挑戦・獲得して、七冠制覇を成し遂げた。現在とは1冠少ないとは言え、一度目に失敗した時は流石に難しいだろうと思ったが、成し遂げた。なので、藤井七冠の八冠返り咲きも夢物語ではない。現状の強さは人間離れしているし。


 いい機会なので、藤井七冠の有力棋士との対戦成績を調べてみた。
【タイトル戦を戦った棋士との対戦成績】
対永瀬九段   22勝08敗 直近11勝2敗
対豊島九段   26勝12敗 直近13勝1敗 (最初6局は、豊島九段が6連勝)
対渡辺九段   24勝05敗
対羽生九段   14勝03敗 5連勝中
対菅井八段   13勝04敗 7連勝中
対佐々木勇八段 09勝04敗
対佐々木大七段 10勝04敗
対広瀬九段   12勝04敗
対伊藤叡王   12勝03敗 最初11連勝、直近は伊藤叡王の3勝1敗
対山崎九段   04勝01敗 4連勝中
対木村九段   07勝01敗 最初6連勝
対増田八段   09勝01敗 9連勝中
対出口六段   08勝01敗

 ほぼ全員、俗な言い方をすると、“タコ殴り”状態。
 最初善戦していても、最近はボコボコにやられている。


【その他有力棋士 & 負け越し棋士(←藤井七冠が)】
対佐藤天九段  07勝01敗 4連勝中
対糸谷八段   08勝01敗 前局で糸谷八段が初白星
対久保九段   05勝03敗 4連勝中
対近藤八段   07勝01敗 5連勝中
対斎藤八段   07勝03敗 直近7勝1敗
対丸山九段   01勝03敗
対深浦九段   01勝03敗 ここ3年半対局なし

 光るのは、二年連続銀河戦の決勝で藤井八冠(七冠)を破り優勝した丸山九段!

 改めて、「藤井九段は強い」と実感した。(勝ち将棋の内容を見ると、“鬼の如し”ではなく“鬼より強い”)

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