英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

中国大使館、中国を訪れる日本人へのビザの発給を10日から一時的に停止 ~自己中心的主張~

2023-01-11 16:11:23 | 時事
中国大使館は、「中国を訪れる日本人へのビザの発給を10日から一時的に停止した」と発表した。

 日本が《1月8日以降、中国からの入国者に対し、PCR検査や抗原定量検査を行うなどして水際対策を強化していく方針を示した。さらに、中国からの直行便での入国者には陰性証明を求める》など水際対策の強化を決めたのに対しての、対抗措置だろうが、その対抗措置の説明が、自己中心的過ぎて笑ってしまう
 中国外務省の汪文斌報道官は10日の記者会見
「少数の国は、科学的な事実や自国の感染状況を考慮せず、中国に対して差別的な入国制限をとっており、われわれは断固として反対し、対等な措置をとる」と憤慨の表情で述べていた。

“科学的な事実や自国の感染状況を考慮せず”……「自分のことは棚に上げる」とはまさにこの事だいや、「棚に上げる」という表現では全く足りず、「金庫に入れる」…、いや、「鉛の箱に入れて、地下400mに埋める」が適正な表現か
・実際には感染爆発が起こっていると思われるが、中国政府の発表はその想像をはるかに下回る数字
・「ゼロコロナ政策終了」などと言っているが、経済停滞や感染拡大など収拾が付かなくなって終了しただけ
・「ゼロコロナ政策終了」によって、抗原検査も終了(検査放棄)し、感染者数を把握しないことで、実際に蔓延している状況を有耶無耶にする
・《ゼロコロナ政策終了》→《パスポート申請の受付開始(海外に行っていいよ)》という理屈が理解不能

――感染者がゼロ、または激減してのゼロコロナ政策終了ならともかく、感染を放置状態にしておきながらパスポート申請受理するのは、感染者を海外にバラまく行為である
――《中国からの入国者に対する水際対策を採らなくていい》という科学的事実を示してほしいものである


“われわれは断固として反対し、対等な措置をとる”
――措置をとること自体の是非はさておくとしても、“対等な措置”というのは、日本や韓国の水際対策と同等な措置をとることである。ビザの発給停止というのは、水際対策ではなく報復措置である。思考が根本的に違い、話し合いが不可能だ。



1月8日以降、中国からの入国者に対し、PCR検査や抗原定量検査を実施しているのなら、そのデータは公表されているのだろうか?
コメント (2)
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