英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

失礼しました。面白かったです!  ⇐「いつまで待てばいいのか……その2」の結末

2023-12-01 17:43:51 | ドラマ・映画
先日、「いつまで待てばいいのか……その2」で、《『パリピ孔明』を観るのをやめようか》などと書いたが、失礼しました。最終話は非常に面白かったです!

 観るのをやめようかと思った根源は、《ラスボス・前園ケイジ(関口メンディー)が魅力ゼロ。小さくて最低の男。登場すると不愉快になる》という点。
 しかし、《敵が強ければ強いほど、憎らしいほど、盛り上がる》というが、まさにそれだった。


 前園が英子を妨害するための多くの策略を、孔明はそれを上回る計略で切り返す。
 存在価値をあまり感じなかったKABE太人くんが大暴れ。さらに、不承不承ながら前園の戦力(ゴーストライター)になっていた“イースト・サウス”をも説得し、助っ人として大型音楽フェスタ・“サマーソニア”に参戦!
 大逆襲、怒涛のフィナーレだった。(ついでに、前園のマネージャーも大逆襲)
 憧れの“歌姫”のマリア・ディーゼルともジョイントを果たし、最高の盛り上がりだった。


それぞれのパフォーマンスも良かった。
 前園(メンディー)のステージもナカナカだったし(いい曲だったなあ)、KABEのラップの反撃も鋭かった。
 英子のKABE、イースト・サウスとの共演の「Time Capsule」はノリが最高
 孔明のために歌った「Dreamer」も心を打った


 「Dreamer」歌唱の最中に、これまで孔明や英子と関わった者たちがどんどん集まってきたのも、定番ではあったが良かった。
 そして……孔明は劉備の元へ………帰らんのかい!(笑)


 多少の不満を言わせていただくと……
 「命が残っていれば、やり直せる」(意訳)と、孔明は前園に激励の言葉を掛けたこと。
 もちろん、「生きていることが一番で、かけがえのないこと」だというメッセージは賛成。
 だが、前園に言葉を掛けるとしたら……
 《小林を見返すこと》《人を蹴落としてのし上がること》が目的となってしまったのが一番の失敗。《いい音楽を作ること、奏でること》《音楽を楽しむこと》が素晴らしいことなんだと、説法してほしかった。

その他の感想
・これまでいろいろ暗躍し助けてくれていた“英子のファン1号”の眼鏡女子・服部が、バスの中で出番を待っていた英子に「出番です」「応援してます。頑張ってください」と初めて声をかけるシーン。感激シーンなのだが、会場までエスコートして、英子の歌を堪能してほしかった。
・やたら短パン(半ズボン)男子が多かった
コメント
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