金曜日(12月13日)になって、皇后杯バスケがあることに気づく。…危なかった。
《準決勝に“ENEOSサンフラワーズ”の名がない!》
どうしたのか?……ENEOSのチームロスターから渡嘉敷、岡本の名が消えている。梅沢カディシャ樹奈がトヨタ自動車から出戻り、オコエ桃仁花の加入があり、宮崎、長岡、星と併せるとチーム力は低くないが……準々決勝でトヨタ自動車アンテロープスに62ー73で敗れていた。全盛期終盤のメンバーは宮崎と梅澤くらいで、吉田、渡嘉敷、宮澤、岡本、林がおらず、やはり、寂しい。
準決勝 富士通 レッドウェーブ 59ー56 デンソー アイリス
富士通 レッドウェーブ――
ディフェンスの勝利
宮澤、ジョシュアらがペイントゾーンでデンソーの攻撃を許さなかった。
特に、宮澤は11リバウンド、4ブロックショット、3スティールと活躍(冴えなかったオフェンスの分をカバー)
オフェンスは町田を中心にチームオフェンスが機能していた
町田のアシストパスは流石。ここぞという時に得点。
特に光ったプレーは、シュートクロックが数秒となり、フリースローゾーンのコーナー付近でジャンプシュートをチラつかせながら、リング下へパス。完全に裏をかいた見事なアシスト!
ゲーム開始直後、厳しくマークされていなかった内尾が10得点。マークが強くなかったとはいえ、きっちりシュートを決めたのが大きく、ゲーム全体を通して主導権を取れた。
江良も良かった。林 咲希は欠場。
デンソー アイリス――
チームポテンシャルはリーグ1だったが…
髙田真希、赤穂ひまわり、馬瓜エブリンと全日本のスタメン級を揃える。第3Qにエブリンが負傷退場したのは誤算だったが、本川紗奈生、赤穂さくら、川井麻衣、篠原華実ら人材豊富。
富士通・内尾の活躍に主導権を握られ、ペースをつかめず、チームバスケットができなかった。それでも、苦しいながら高田を中心に接戦に持ち込み、川井や高橋が効果的な3Pシュートも決め、終盤は互角以上。
勝ち切れなかったのは、ペイントゾーンをいつもより支配できなかったのと、勝負所でゲームを組み立てるポイントガードがいなかった事か?
本川はドリブルし過ぎ。赤穂ひまわりが攻撃面で目立たなかった。
準決勝 アイシン ウィングス 58ー56 トヨタ自動車 アンテロープス
ENEOSに一抹の寂しさを感じたが、アイシンに渡嘉敷と岡本が移籍していた。嬉しい驚きだ。吉田、渡嘉敷、岡本が同じチームでプレーする姿を観られるとは思っていなかったので、感涙!
トヨタのメンバーは、敵に回すととっても嫌なPGの山本麻衣がいる。加えて、平下愛佳、安間志織もポテンシャルが高い。ただし、数年前と比べるとスタメン、ベンチとも薄くなってきているように感じた。
ただし、新顔の田中平和が良かった。パワーもあるが、リバウンドやルーズボールへの嗅覚、反応、執着が非常に良い。3Pシュート力もあり、全日本でも活躍できそう。平下愛佳も良かった。
試合はアイシンペースで進んだが、選手層が薄いアイシンがエネルギー切れの気配。吉田も足を痛そうにしており、渡嘉敷と野口さくらはフルタイムプレー。
《う~ん、最後はトヨタかなあ》とゲーム終盤、3点リードされた時は思った。
しかし、渡嘉敷が執念を見せた。サイドから2人のディフェンダーをフェ―ダウェイ気味に横に流れながらジャンプシュートを決める。さらに、終了間際、吉田の絶妙なスローインをリング下でキャッチ。これをシュート……外して《しまった!》と思ったが、《何のぉ!》とリバウンドシュート!決勝点をもぎ取った。残り約2秒、トヨタのスローインからのオフェンスを何とかしのいで、勝利!……手に汗握る終盤だった。
・吉田→渡嘉敷のホットラインは健在だった。岡本→渡嘉敷のパスも絶妙だった
・渡嘉敷は29得点12リバウンドと大車輪の活躍
・吉田は万全ではないようで、出場時間が限られたが、コートに入るとチームが落ち着く。リバウンドやディフェンスも流石だった。3Pシュートが決まったのを観たのは、久しぶりだった
・吉田に代わるポイントガードが不在。酒井が担ったが、ドリブル力はまずまずだが、ドライブシュート、ジャンプシュートは決まらない。ドリブルして機を伺うが、阻まれて止まってから、パス相手を探すことが多かった。ディフェンスも良くなかった
・野口さくらが頑張った。切り込んでのシュートが良く決まった。14得点、8リバウンドでフルタイム動き回ったが、最後まで動きは衰えなかった。3Pシューターがチームにいないのでやむを得ないかもしれないが、ペネトレイトからパスアウトができれば、もっとチームオフェンスが機能しそう
・山口奈々花もよく守った
・チームオフェンスとしては、ロングシューターがいないのが弱点か。岡本のペネトレイト力は健在だが、あと3Pシュートの復活を待ちたい
《準決勝に“ENEOSサンフラワーズ”の名がない!》
どうしたのか?……ENEOSのチームロスターから渡嘉敷、岡本の名が消えている。梅沢カディシャ樹奈がトヨタ自動車から出戻り、オコエ桃仁花の加入があり、宮崎、長岡、星と併せるとチーム力は低くないが……準々決勝でトヨタ自動車アンテロープスに62ー73で敗れていた。全盛期終盤のメンバーは宮崎と梅澤くらいで、吉田、渡嘉敷、宮澤、岡本、林がおらず、やはり、寂しい。
準決勝 富士通 レッドウェーブ 59ー56 デンソー アイリス
富士通 レッドウェーブ――
ディフェンスの勝利
宮澤、ジョシュアらがペイントゾーンでデンソーの攻撃を許さなかった。
特に、宮澤は11リバウンド、4ブロックショット、3スティールと活躍(冴えなかったオフェンスの分をカバー)
オフェンスは町田を中心にチームオフェンスが機能していた
町田のアシストパスは流石。ここぞという時に得点。
特に光ったプレーは、シュートクロックが数秒となり、フリースローゾーンのコーナー付近でジャンプシュートをチラつかせながら、リング下へパス。完全に裏をかいた見事なアシスト!
ゲーム開始直後、厳しくマークされていなかった内尾が10得点。マークが強くなかったとはいえ、きっちりシュートを決めたのが大きく、ゲーム全体を通して主導権を取れた。
江良も良かった。林 咲希は欠場。
デンソー アイリス――
チームポテンシャルはリーグ1だったが…
髙田真希、赤穂ひまわり、馬瓜エブリンと全日本のスタメン級を揃える。第3Qにエブリンが負傷退場したのは誤算だったが、本川紗奈生、赤穂さくら、川井麻衣、篠原華実ら人材豊富。
富士通・内尾の活躍に主導権を握られ、ペースをつかめず、チームバスケットができなかった。それでも、苦しいながら高田を中心に接戦に持ち込み、川井や高橋が効果的な3Pシュートも決め、終盤は互角以上。
勝ち切れなかったのは、ペイントゾーンをいつもより支配できなかったのと、勝負所でゲームを組み立てるポイントガードがいなかった事か?
本川はドリブルし過ぎ。赤穂ひまわりが攻撃面で目立たなかった。
準決勝 アイシン ウィングス 58ー56 トヨタ自動車 アンテロープス
ENEOSに一抹の寂しさを感じたが、アイシンに渡嘉敷と岡本が移籍していた。嬉しい驚きだ。吉田、渡嘉敷、岡本が同じチームでプレーする姿を観られるとは思っていなかったので、感涙!
トヨタのメンバーは、敵に回すととっても嫌なPGの山本麻衣がいる。加えて、平下愛佳、安間志織もポテンシャルが高い。ただし、数年前と比べるとスタメン、ベンチとも薄くなってきているように感じた。
ただし、新顔の田中平和が良かった。パワーもあるが、リバウンドやルーズボールへの嗅覚、反応、執着が非常に良い。3Pシュート力もあり、全日本でも活躍できそう。平下愛佳も良かった。
試合はアイシンペースで進んだが、選手層が薄いアイシンがエネルギー切れの気配。吉田も足を痛そうにしており、渡嘉敷と野口さくらはフルタイムプレー。
《う~ん、最後はトヨタかなあ》とゲーム終盤、3点リードされた時は思った。
しかし、渡嘉敷が執念を見せた。サイドから2人のディフェンダーをフェ―ダウェイ気味に横に流れながらジャンプシュートを決める。さらに、終了間際、吉田の絶妙なスローインをリング下でキャッチ。これをシュート……外して《しまった!》と思ったが、《何のぉ!》とリバウンドシュート!決勝点をもぎ取った。残り約2秒、トヨタのスローインからのオフェンスを何とかしのいで、勝利!……手に汗握る終盤だった。
・吉田→渡嘉敷のホットラインは健在だった。岡本→渡嘉敷のパスも絶妙だった
・渡嘉敷は29得点12リバウンドと大車輪の活躍
・吉田は万全ではないようで、出場時間が限られたが、コートに入るとチームが落ち着く。リバウンドやディフェンスも流石だった。3Pシュートが決まったのを観たのは、久しぶりだった
・吉田に代わるポイントガードが不在。酒井が担ったが、ドリブル力はまずまずだが、ドライブシュート、ジャンプシュートは決まらない。ドリブルして機を伺うが、阻まれて止まってから、パス相手を探すことが多かった。ディフェンスも良くなかった
・野口さくらが頑張った。切り込んでのシュートが良く決まった。14得点、8リバウンドでフルタイム動き回ったが、最後まで動きは衰えなかった。3Pシューターがチームにいないのでやむを得ないかもしれないが、ペネトレイトからパスアウトができれば、もっとチームオフェンスが機能しそう
・山口奈々花もよく守った
・チームオフェンスとしては、ロングシューターがいないのが弱点か。岡本のペネトレイト力は健在だが、あと3Pシュートの復活を待ちたい