〝春の高校バレー”に限らず、多くのスポーツ中継がネットでの動画配信やCS放送にウエイトが傾いてきている。
時代の流れで仕方がないとはいえ、やはりテレビで観たい。私の場合は録画&再生なのだが、観たいプレーを何度も観られるし、スロー再生ができるのでありがたい。ネット動画でも何度でも観られるが、やはり、再生における利便性は低い。CSは全試合中継。有料で全試合観戦するのが真のバレーファンかもしれないが、ケチなのと全試合は無理。選択して観るのが妥当なのだが、結局、1/3は観てしまいそうだ。録画再生の欠点としては、試合終了(再生終了)が予見できるので、フルセットにならない限り、ゲームの勝敗も予見できてしまうことだ。
地上は中継してくれることだけでもありがたいと思うべきだが、要望が2つ。
・(中継体制ではなく、大会運営として)3回戦、準々決勝を1日で行うのはやめて欲しい
・準決勝は全セットでなくても、男女各2試合を中継してほしい
昨年は男子の福井工大福井が準優勝。優勝できるだけの実力があったが、駿台学園が強すぎた。
今年の工大福井も、傑出したサイドアタッカーを3人擁し、強力布陣で臨んだが、準々決勝で市立尼崎に屈した。昨年に比べ、レシーブや繋ぎのプレー、ミドルブロッカーが物足りなかった。トスも不正確だったように思う。
地上波で中継されたのは、女子の就実-共栄学園戦。
共栄学園(東京③)はノーシード校だったが、身長184センチの主将・秋本美空がとんでもない逸材で、全日本のエース級のスパイクを放つ。ブロッ力クもサーブ力も高い。母親は2012年ロンドン五輪銅メダリストの大友(旧姓)愛さん。
秋本以外にも秋本の対角に山下裕子(1年)183センチを配し、他のメンバーもエース級を揃えている。攻撃力に目が行くが、レシーブ・繋ぎ力も非常に高い。弱点が見つからない……
今大会は、近江兄弟社(滋賀)、福井工大福井(福井)、古川学園(宮城)、東九州龍谷(大分)と並みいる強豪を圧倒して勝ち上がってきていた。
就実(岡山)は、前回優勝校。全大会MVPの福村心優美は健在で、他のメンバーも強力。今大会、危なげなく勝ち上がってきた。
第1セットは共栄・秋本が破壊力抜群のスパイクで就実を圧倒。
第2セットはダイジェスト映像しかなかったが、就実が主導権を握り、制したらしい。
第3セットは、共栄が奪う。
ここまで、就実が福村も切れのあるスパイクで共栄・秋山に対抗。さらに、何とか共栄のスパイクを拾い、他のメンバーもそれを活かしてスパイクを決めて来ていたが、やはり、共栄の破壊力に屈するシーンが多かった。
第4セットもその流れで、確か10-15と5点リードされ、敗色濃厚。しかし、ここから踏ん張る。何度も球を繋ぎ、何度もスパイクを放つ。1プレイ、1プレイに集中し、点を積み重ねる……20-20!ついに追いつく。
この後も、手に汗握る、息も詰まる、白熱の戦いが続いたが、共栄25-24就実から、就実・高橋凪のスパイクを共栄がブロックで止め、熱戦に終止符を打った。(高橋選手も、終盤、鬼神の如くスパイクを決めまくっていた)
福村は間違いなく〝超高校級のスパイク”を放っていたが、秋本の〝全日本エース級のスパイク”にはわずかに及ばなかった。
この福村選手、とてもいい!スパイクのキレも良いが、冷静で芯の強さを感じさせる表情がとても良い!
もう一方の準決勝は、下北沢成徳 3-2金蘭会で下北沢成徳が決勝進出を決めている。
第1セット 25-20 第2セット 22-25 第3セット 20-25 第4セット 25-19 第5セット 15-12。
こちらも大熱戦だったようだ。
時代の流れで仕方がないとはいえ、やはりテレビで観たい。私の場合は録画&再生なのだが、観たいプレーを何度も観られるし、スロー再生ができるのでありがたい。ネット動画でも何度でも観られるが、やはり、再生における利便性は低い。CSは全試合中継。有料で全試合観戦するのが真のバレーファンかもしれないが、ケチなのと全試合は無理。選択して観るのが妥当なのだが、結局、1/3は観てしまいそうだ。録画再生の欠点としては、試合終了(再生終了)が予見できるので、フルセットにならない限り、ゲームの勝敗も予見できてしまうことだ。
地上は中継してくれることだけでもありがたいと思うべきだが、要望が2つ。
・(中継体制ではなく、大会運営として)3回戦、準々決勝を1日で行うのはやめて欲しい
・準決勝は全セットでなくても、男女各2試合を中継してほしい
昨年は男子の福井工大福井が準優勝。優勝できるだけの実力があったが、駿台学園が強すぎた。
今年の工大福井も、傑出したサイドアタッカーを3人擁し、強力布陣で臨んだが、準々決勝で市立尼崎に屈した。昨年に比べ、レシーブや繋ぎのプレー、ミドルブロッカーが物足りなかった。トスも不正確だったように思う。
地上波で中継されたのは、女子の就実-共栄学園戦。
共栄学園(東京③)はノーシード校だったが、身長184センチの主将・秋本美空がとんでもない逸材で、全日本のエース級のスパイクを放つ。ブロッ力クもサーブ力も高い。母親は2012年ロンドン五輪銅メダリストの大友(旧姓)愛さん。
秋本以外にも秋本の対角に山下裕子(1年)183センチを配し、他のメンバーもエース級を揃えている。攻撃力に目が行くが、レシーブ・繋ぎ力も非常に高い。弱点が見つからない……
今大会は、近江兄弟社(滋賀)、福井工大福井(福井)、古川学園(宮城)、東九州龍谷(大分)と並みいる強豪を圧倒して勝ち上がってきていた。
就実(岡山)は、前回優勝校。全大会MVPの福村心優美は健在で、他のメンバーも強力。今大会、危なげなく勝ち上がってきた。
第1セットは共栄・秋本が破壊力抜群のスパイクで就実を圧倒。
第2セットはダイジェスト映像しかなかったが、就実が主導権を握り、制したらしい。
第3セットは、共栄が奪う。
ここまで、就実が福村も切れのあるスパイクで共栄・秋山に対抗。さらに、何とか共栄のスパイクを拾い、他のメンバーもそれを活かしてスパイクを決めて来ていたが、やはり、共栄の破壊力に屈するシーンが多かった。
第4セットもその流れで、確か10-15と5点リードされ、敗色濃厚。しかし、ここから踏ん張る。何度も球を繋ぎ、何度もスパイクを放つ。1プレイ、1プレイに集中し、点を積み重ねる……20-20!ついに追いつく。
この後も、手に汗握る、息も詰まる、白熱の戦いが続いたが、共栄25-24就実から、就実・高橋凪のスパイクを共栄がブロックで止め、熱戦に終止符を打った。(高橋選手も、終盤、鬼神の如くスパイクを決めまくっていた)
福村は間違いなく〝超高校級のスパイク”を放っていたが、秋本の〝全日本エース級のスパイク”にはわずかに及ばなかった。
この福村選手、とてもいい!スパイクのキレも良いが、冷静で芯の強さを感じさせる表情がとても良い!
もう一方の準決勝は、下北沢成徳 3-2金蘭会で下北沢成徳が決勝進出を決めている。
第1セット 25-20 第2セット 22-25 第3セット 20-25 第4セット 25-19 第5セット 15-12。
こちらも大熱戦だったようだ。
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