英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

自民党総裁選挙 ……推薦人の名簿を見て

2024-09-14 08:44:14 | 時事
各候補者、推薦人集めで苦労していたようだ。

 報じられている総裁選に関して、国会議員は367人とのこと。
 そこで気になるのは、政治資金等で不記載があった塩谷立衆院議員、世耕弘成参院議員については「離党の勧告」だったので除外。
 その他の処分では、下村博文、西村康稔両衆院議員は「党員資格の停止(1年間)」、髙木毅衆院議員は「党員資格の停止(6カ月)」としました。その他の議員らは不記載だった金額に応じて9人が「党の役職停止(1年間)」、8人が「党の役職停止(6カ月)」、17人が「戒告」となっている。
 「党員資格停止」というのは、具体的にはどういうモノなのか?当時はいろいろ解説されていたが、ちょっと記憶が曖昧。ネットで調べても、明確に説明されている記事は少ない(有料記事ではあるかもしれない)。
 まあ、普通に考えて、総裁選の選挙権はないであろう。高木氏も期間が半年なので、その期間に入っているはずだ。
 で、「党員資格停止」の次に重い処分とされているのが、「選挙における非公認」となっている。当然、党員資格停止者は選挙の非公認なのだろう。
 先の処分では該当者はいないが、この処分を受けてもいい議員は多数いると思うが、幹部に重い・処分を下して、お茶を濁したように思える。

 本題に話を戻そう。
 9候補者の推薦人名簿を見ると、私の勉強不足なのか、顔を思い出せないというか、初めて名前を見たと感じてしまう議員が多い。
 その中で、目を引いたのが、高市氏の推薦人の杉田水脈氏と上川候補者の松島みどり氏。

 杉田氏は、寄稿文での「LGBTのために税金を使うことに賛同が得られるものでしょうか。彼ら彼女らは子どもを作らない、つまり生産性がないのです」主張や、Twitter上でフリージャーナリスト伊藤詩織を中傷する25件のツイートに対し賛同を意味する「いいね」を押したこと、その他、公の場で偏った過激な発言などで、問題になっている。
 また、安倍派(清和政策研究会)から寄付された計1564万円の裏金が政治資金報告書に不記載があり、訂正している。

 松島氏は、「うちわを配布した行為が公職選挙法の禁止する寄付行為に該当する」と追及された件で有名だが、「松島が代表を勤める選挙区支部が、2012年・2014年の衆議院選挙期間中に、経済産業省や資源エネルギー庁と随意契約を締結していたイベント会社から計約120万円の寄付を受けていたことが、2015年11月に報じられた。国と契約を結んでいる企業からの寄付は公職選挙法で禁じられており、松島は全額を返金したとしている」(ウィキペディアより)


 両氏とも、《そういえば》という言葉が出るほど以前から問題になっているが(「生産性がない」記事は2016年、「うちわ騒動」は2014年)、杉田氏は衆議院選挙2017年、2021年の中国比例で当選、松島氏も衆議院選挙2017年、2021年の東京14区で当選している。
 こういう議員が当選すること、更に議員でい続けられることが、残念でならない。
 まして、総裁選立候補の推薦人になるなんて!

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