見事などんでん返し
堂島(矢柴俊博)の思い込み(視聴者に最初に想像させた筋書き)は……
……再会した娘・由季の為を思って、由季の彼(悪い奴)と別れさせようとしたが、別れ話がこじれて殺害されてしまい、それを後悔して自殺しようとした
しかし、特命係が事件の匂いを嗅ぎ付けたマフラーに付いていた血液の持ち主がはっきり判明しない
……おそらく娘のモノだろうが、『相棒』なので裏があるかもしれない。
・バーテンダー(マスター)のミツル(本名・充)の出番が多いのも気になるし、「材料がない」と言ってカレーを作るのを渋るのも、カレーに関して都合の悪いことがあるのか?……などと勘ぐってしまう。
(私はこういう店については全く知らないが、香り(匂い)の強力なカレーを出すものだろうか?)
・父娘の再会シーンで、由季が「父さん」と言って堂島の胸に飛び込むのは、わざとらしい。嬉しそうに買い物する姿も、一癖ありそうな感じだ
と言う訳で、多くの視聴者は《詐欺》?と考えたかも…で、もしかしたら、バーテンダーも共犯者?と
………そうか、そうだったのか!
由季の彼が空き巣犯(強盗殺人犯)で、その窃盗物の中に堂島の過去の女性・久保早苗との未届けの婚姻届けがあり、それを利用しての詐欺だった。
由季は仲間割れで殺害された。
騙されていたことを知らない堂島は、娘を死なせてしまった後悔と悲しみで、首吊りを考えたが、その前に何故か懐かしさを感じるカレーを食べたくなった。
まあ、ここまでは想定内。
しかし、バーテンダーが堂島の息子だったとは!
《堂島の子どもは娘だ》とすっかり思い込んでいた!
ラストシーンには二つの見方がある……
“ハッピーエンド”と“バッドエンド(悲しい結末)”
人生においても同じで、出来事を悲観的に考えることも、前向きに受け止める(良かったと思う)ことも出来る
同棲したものの経営がうまくいかず借金を抱え、義理の両親に借金を肩代わりしてもらって別れることになった……
堂島はそれを悲しい出来事、早苗を不幸にしてしまったと嘆き、その後は《余計なことをしない》《他人と関わりを避ける》という隠遁生活
早苗の方は、堂島と暮らして幸せだった。ミツルを観ていてもわかるし、「母は楽しそうにカレーを作っていた」という言葉から、別れた後も幸せだったのだろう
カレーが重大要素だった!
・堂島に懐かしさを抱かせた隠し味の梅酒!
・カレーの材料の買い出しは、右京が堂島の情報を引き出すきっかけにもなっていた
・早苗との店は青山で、このバーの付近だった
・店名「City Lights」も早苗の一番好きな映画だった
《なんでそこまで分かるんだ?》堂島を驚愕させた特命コンビの洞察・推理力と捜査は見事!だった
それに、とても息が合っていた。
【その他の感想】
・「落ち葉」「土」「和紙」→神社……コナンみたいだ
・扱いやすい土師くん(青木も同じ手口で大丈夫そうだが)
「青木君なら五分はかかったでしょうが、あなたなら三分で可能でしょう」
「見くびらないでください。二分で…」
・空腹は“美和子スペシャル”に勝てるのか?
【疑問点】
・堂島がキクチにとどめを刺されなかったのは不自然
……キクチはアパート管理人を殴ったうえ死に至らしめた残忍な性格。その上、キレやすそう。捕まらない為、堂島を生かしておかない
・意識を取り戻した時、ナイフで刺された娘(実は違う)を放置するのは有り得ない
・由季もいきなりナイフで共犯の彼にナイフを構えてキレるものなのか?
第1話「ペルソナ・ノン・グラータ~殺人招待状」(初回SP)
第2話「ペルソナ・ノン・グラータ~二重の陰謀」
第3話「逃亡者 亀山薫」
【ストーリー】(番組サイトより)
遺体なき殺人!?
セレブ独身貴族の男の秘密とは
右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)は、乗り込んだタクシーで血液の付着したマフラーを発見。運転手から直前の乗客の情報を聞き出すと、問題の男が帰宅前、唐突にロープを買っていたことが分かる。
不穏な空気を察して追跡すると、男は両親の遺産を食いつぶして暮らす堂島(矢柴俊博)という独身の遊び人と判明。薫は、堂島の周辺で何か事件が起きていないか、伊丹(川原和久)に尋ねるが、捜査一課は先月発生した強盗殺人で、それどころではないとあしらわれる。
右京は、堂島が何らかの事件を起こし、死を覚悟しているならば、警察を名乗るのは危険と考え、身分を隠して接触。行動を共にし始める。いっぽう薫は、右京の指示に従い聞き込みへ。すると、堂島が最近、若い女性と新生活を始める準備をしていたという情報が。
被害者は、その女性…!? 右京と薫は、別行動を取りながら“何が起きているのか”を探っていくが、その過程できな臭い話が次々に浮かんでくる。
怪しい男をマークする右京と別行動の薫
真相解明の鍵はカレーとチャップリン!?
どんでん返しの先に衝撃の結末が!
ゲスト:矢柴俊博
脚本:光益義幸
監督:橋本一
堂島(矢柴俊博)の思い込み(視聴者に最初に想像させた筋書き)は……
……再会した娘・由季の為を思って、由季の彼(悪い奴)と別れさせようとしたが、別れ話がこじれて殺害されてしまい、それを後悔して自殺しようとした
しかし、特命係が事件の匂いを嗅ぎ付けたマフラーに付いていた血液の持ち主がはっきり判明しない
……おそらく娘のモノだろうが、『相棒』なので裏があるかもしれない。
・バーテンダー(マスター)のミツル(本名・充)の出番が多いのも気になるし、「材料がない」と言ってカレーを作るのを渋るのも、カレーに関して都合の悪いことがあるのか?……などと勘ぐってしまう。
(私はこういう店については全く知らないが、香り(匂い)の強力なカレーを出すものだろうか?)
・父娘の再会シーンで、由季が「父さん」と言って堂島の胸に飛び込むのは、わざとらしい。嬉しそうに買い物する姿も、一癖ありそうな感じだ
と言う訳で、多くの視聴者は《詐欺》?と考えたかも…で、もしかしたら、バーテンダーも共犯者?と
………そうか、そうだったのか!
由季の彼が空き巣犯(強盗殺人犯)で、その窃盗物の中に堂島の過去の女性・久保早苗との未届けの婚姻届けがあり、それを利用しての詐欺だった。
由季は仲間割れで殺害された。
騙されていたことを知らない堂島は、娘を死なせてしまった後悔と悲しみで、首吊りを考えたが、その前に何故か懐かしさを感じるカレーを食べたくなった。
まあ、ここまでは想定内。
しかし、バーテンダーが堂島の息子だったとは!
《堂島の子どもは娘だ》とすっかり思い込んでいた!
ラストシーンには二つの見方がある……
“ハッピーエンド”と“バッドエンド(悲しい結末)”
人生においても同じで、出来事を悲観的に考えることも、前向きに受け止める(良かったと思う)ことも出来る
同棲したものの経営がうまくいかず借金を抱え、義理の両親に借金を肩代わりしてもらって別れることになった……
堂島はそれを悲しい出来事、早苗を不幸にしてしまったと嘆き、その後は《余計なことをしない》《他人と関わりを避ける》という隠遁生活
早苗の方は、堂島と暮らして幸せだった。ミツルを観ていてもわかるし、「母は楽しそうにカレーを作っていた」という言葉から、別れた後も幸せだったのだろう
カレーが重大要素だった!
・堂島に懐かしさを抱かせた隠し味の梅酒!
・カレーの材料の買い出しは、右京が堂島の情報を引き出すきっかけにもなっていた
・早苗との店は青山で、このバーの付近だった
・店名「City Lights」も早苗の一番好きな映画だった
《なんでそこまで分かるんだ?》堂島を驚愕させた特命コンビの洞察・推理力と捜査は見事!だった
それに、とても息が合っていた。
【その他の感想】
・「落ち葉」「土」「和紙」→神社……コナンみたいだ
・扱いやすい土師くん(青木も同じ手口で大丈夫そうだが)
「青木君なら五分はかかったでしょうが、あなたなら三分で可能でしょう」
「見くびらないでください。二分で…」
・空腹は“美和子スペシャル”に勝てるのか?
【疑問点】
・堂島がキクチにとどめを刺されなかったのは不自然
……キクチはアパート管理人を殴ったうえ死に至らしめた残忍な性格。その上、キレやすそう。捕まらない為、堂島を生かしておかない
・意識を取り戻した時、ナイフで刺された娘(実は違う)を放置するのは有り得ない
・由季もいきなりナイフで共犯の彼にナイフを構えてキレるものなのか?
第1話「ペルソナ・ノン・グラータ~殺人招待状」(初回SP)
第2話「ペルソナ・ノン・グラータ~二重の陰謀」
第3話「逃亡者 亀山薫」
【ストーリー】(番組サイトより)
遺体なき殺人!?
セレブ独身貴族の男の秘密とは
右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)は、乗り込んだタクシーで血液の付着したマフラーを発見。運転手から直前の乗客の情報を聞き出すと、問題の男が帰宅前、唐突にロープを買っていたことが分かる。
不穏な空気を察して追跡すると、男は両親の遺産を食いつぶして暮らす堂島(矢柴俊博)という独身の遊び人と判明。薫は、堂島の周辺で何か事件が起きていないか、伊丹(川原和久)に尋ねるが、捜査一課は先月発生した強盗殺人で、それどころではないとあしらわれる。
右京は、堂島が何らかの事件を起こし、死を覚悟しているならば、警察を名乗るのは危険と考え、身分を隠して接触。行動を共にし始める。いっぽう薫は、右京の指示に従い聞き込みへ。すると、堂島が最近、若い女性と新生活を始める準備をしていたという情報が。
被害者は、その女性…!? 右京と薫は、別行動を取りながら“何が起きているのか”を探っていくが、その過程できな臭い話が次々に浮かんでくる。
怪しい男をマークする右京と別行動の薫
真相解明の鍵はカレーとチャップリン!?
どんでん返しの先に衝撃の結末が!
ゲスト:矢柴俊博
脚本:光益義幸
監督:橋本一
今回は面白かったですね。私も見事に騙されました。
由季が本当は堂島の娘ではないというのは予想できました。堂島の恋人だった女性と苗字が違うのと、死ぬ間際の「あんたのせいよ」が娘が父に言うセリフとは思えなかったので。
しかし、バーテンダーのミツルが久保の息子だったとは。私も堂島の子供は娘だと思い込んでいました。
確かに、堂島の元恋人・久保早苗の手紙の二人称はすべて「あなた」になっており、息子宛のものであっても不思議はありません。
それにしても、久保早苗も、クラブのママ・輝子も本当にいい人ですね。こんないい人達に好意を持ってもらえるのだから、堂島ももっと自信をもっていいと思います。
>由季が本当は堂島の娘ではないというのは予想できました。堂島の恋人だった女性と苗字が違うのと、死ぬ間際の「あんたのせいよ」が娘が父に言うセリフとは思えなかったので。
ええ、由季が本当の娘ではないヒントはかなり示されていました。
でも、ここが罠で、本当の娘ではないことに注意がいき、さらに偽「娘」ということで、《充が実は息子》ということに注意が向きませんでした。
>久保早苗も、クラブのママ・輝子も本当にいい人ですね。こんないい人達に好意を持ってもらえるのだから、堂島ももっと自信をもっていいと思います。
クラブのママ・輝子は良いアクセントになっていました。
堂島については、本当の両親はいないこと以外は、富豪の養子になって会社を継ぐというコース(このことが幸せかどうかは別ですが)。
実際、養父の意に背き、早苗と暮らす。経営が巧くいかず、早苗と別れ、会社を任されたものの、巧くいかず、かなりの損害を与え、他人に譲歩。(富豪の養父母は気の毒)
それでも、働かなくてもクラブ通いとリッチな生活。娘のためにと5000万円をポンと渡しても、あまり痛くなさそう。
かなり腹の立つ男です(笑)