ドラマとしては面白かったが、疑問な点も多かった
疑問1.元専務取締役・三宅(篠塚 勝)を殺害する必要があったのか?
殺害の動機は17年前の機密漏えい事件が関係。漏えい事件の真相は三宅がタクシーに機密書類を置き忘れたのが原因。金戸(小倉久寛)は研究開発に三宅が必要と考え、罪を被る形で退職(不起訴)。現・研究室長の吉原(森岡 豊)は当時は金戸の部下で、金戸が退職したことで得をした人物。三宅は、漏えい事件の真相を回顧録で告白しようとして吉原に殺害された。
しかし、漏えい事件の真相が公になっても吉原には殆ど痛手はないはず。金戸が機密漏えいしたように見える密会めいた写真は吉原がリサーチ会社に依頼して細工したものだったのだろうか?(例えそうだったとしても、殺害するほどの要素ではない)
それに、その写真の真相…《金戸は誰と会っていたのか?お札が入っているような封筒は何だったのか?》の回収は無し
疑問2.ユニフォーム美人にまつわるアリバイの疑問
①いくら混雑していたスポーツバーだったとは言え、場違いな小倉久寛が長時間ボックス席にいて、しかも、ユニフォーム美人と一緒だったら、記憶に残るはず。
それに、その女性に良心があるのなら、逆に金戸のアリバイの証人になるはず
②金戸のアリバイを失くすなら、人気のないところに呼び出すべき。
③三宅は吉原にとって元上司で無関係ではないので、吉原自身のアリバイは用意しなくていいのか
おそらく、ユニフォーム美女を絡ませたのは、リサーチ会社を登場させて、事件解決を促進させるという脚本の都合であろう。
疑問3.逆効果のダイイングメッセージ
将棋の歩の駒を握って死んだら、《犯人は金戸(歩→と金→金子)》となってしまうのでは?
疑問4.記憶喪失の刑事は職務停止になるのか?(刑事責任能力を問われるのか?)
時矢刑事(沢村一樹)の場合、しっかり事件解決しているのだから、良いのでは?
それに、時矢の元妻の奥畑弁護士(財前直見)は、モダン時矢の仕事ぶりも把握しているのだから、大目に見てほしい。
【面白かった点】
・佐相一家の人情話は良かった
・ナイスな福知刑事(寺島進)
時矢の捜査に智佳を伴うよう仕向ける
真犯人のたわごとに怒り、身体を椅子ごと叩きつける(その際、怪我しないように手を吉原の首の後ろに添えていた)
【ストーリー】番組サイトより
精密ガラスメーカーを定年退職したばかりの元専務取締役・三宅鎮男(篠塚勝)が自宅で殺害され、元部下の金戸直実(小倉久寛)が逮捕された。驚いたことに金戸は、時矢暦彦(沢村一樹)とバディを組む新人刑事・佐相智佳(瀧本美織)の実の父親だった…!
捜査から外された智佳の代わりに、時矢は福知市郎(寺島進)と組んで調べを開始。金戸は事件当夜、7時に三宅の自宅に呼ばれていたが、直前になって近所のスポーツバーで待っていてくれとメールが届いたと主張。ところが9時まで待っても三宅が現れなかったため自宅を訪ねたところ、すでに殺されていたと話す。
金戸はスポーツバーで相席になった女性がいると打ち明けるが、事件の夜、バーは大混雑しており、店員は誰ひとり金戸や女性のことも覚えていなかった。もし、金戸のアリバイを証明してくれる女性が見つからず、金戸が殺人罪で起訴されれば、その娘である智佳も刑事をやめなければならないだろう…。時矢は智佳を救うために、正体不明の謎の美女探しに奔走する。
そんな中、金戸は17年前、被害者の部下だった時代に機密流出に関与したとして会社から告発され、退職を余儀なくされた過去があると判明。そのため、智佳の母で京都地検の公判検事・貴和子(かとうかず子)とも離婚し、妻子とは離れて暮らしてきたらしい。貴和子は冷徹な検事として有名で、金戸の無実を信じる時矢に対しても、先入観を持って捜査をするな、とクールに言い放つ。
その矢先、智佳のもとに、時矢の別れた妻で弁護士の奥畑記子(財前直見)が訪ねてくる。果たしてその目的とは…?送検までのタイムリミットが迫る中、はたして時矢は謎の美女を見つけて、金戸の無実を証明することができるのか…!? そして、智佳のピンチを救うことができるのか…!?
ゲスト:かとうかず子 小倉久寛
脚本:戸田山雅司
監督:及川拓郎
疑問1.元専務取締役・三宅(篠塚 勝)を殺害する必要があったのか?
殺害の動機は17年前の機密漏えい事件が関係。漏えい事件の真相は三宅がタクシーに機密書類を置き忘れたのが原因。金戸(小倉久寛)は研究開発に三宅が必要と考え、罪を被る形で退職(不起訴)。現・研究室長の吉原(森岡 豊)は当時は金戸の部下で、金戸が退職したことで得をした人物。三宅は、漏えい事件の真相を回顧録で告白しようとして吉原に殺害された。
しかし、漏えい事件の真相が公になっても吉原には殆ど痛手はないはず。金戸が機密漏えいしたように見える密会めいた写真は吉原がリサーチ会社に依頼して細工したものだったのだろうか?(例えそうだったとしても、殺害するほどの要素ではない)
それに、その写真の真相…《金戸は誰と会っていたのか?お札が入っているような封筒は何だったのか?》の回収は無し
疑問2.ユニフォーム美人にまつわるアリバイの疑問
①いくら混雑していたスポーツバーだったとは言え、場違いな小倉久寛が長時間ボックス席にいて、しかも、ユニフォーム美人と一緒だったら、記憶に残るはず。
それに、その女性に良心があるのなら、逆に金戸のアリバイの証人になるはず
②金戸のアリバイを失くすなら、人気のないところに呼び出すべき。
③三宅は吉原にとって元上司で無関係ではないので、吉原自身のアリバイは用意しなくていいのか
おそらく、ユニフォーム美女を絡ませたのは、リサーチ会社を登場させて、事件解決を促進させるという脚本の都合であろう。
疑問3.逆効果のダイイングメッセージ
将棋の歩の駒を握って死んだら、《犯人は金戸(歩→と金→金子)》となってしまうのでは?
疑問4.記憶喪失の刑事は職務停止になるのか?(刑事責任能力を問われるのか?)
時矢刑事(沢村一樹)の場合、しっかり事件解決しているのだから、良いのでは?
それに、時矢の元妻の奥畑弁護士(財前直見)は、モダン時矢の仕事ぶりも把握しているのだから、大目に見てほしい。
【面白かった点】
・佐相一家の人情話は良かった
・ナイスな福知刑事(寺島進)
時矢の捜査に智佳を伴うよう仕向ける
真犯人のたわごとに怒り、身体を椅子ごと叩きつける(その際、怪我しないように手を吉原の首の後ろに添えていた)
【ストーリー】番組サイトより
精密ガラスメーカーを定年退職したばかりの元専務取締役・三宅鎮男(篠塚勝)が自宅で殺害され、元部下の金戸直実(小倉久寛)が逮捕された。驚いたことに金戸は、時矢暦彦(沢村一樹)とバディを組む新人刑事・佐相智佳(瀧本美織)の実の父親だった…!
捜査から外された智佳の代わりに、時矢は福知市郎(寺島進)と組んで調べを開始。金戸は事件当夜、7時に三宅の自宅に呼ばれていたが、直前になって近所のスポーツバーで待っていてくれとメールが届いたと主張。ところが9時まで待っても三宅が現れなかったため自宅を訪ねたところ、すでに殺されていたと話す。
金戸はスポーツバーで相席になった女性がいると打ち明けるが、事件の夜、バーは大混雑しており、店員は誰ひとり金戸や女性のことも覚えていなかった。もし、金戸のアリバイを証明してくれる女性が見つからず、金戸が殺人罪で起訴されれば、その娘である智佳も刑事をやめなければならないだろう…。時矢は智佳を救うために、正体不明の謎の美女探しに奔走する。
そんな中、金戸は17年前、被害者の部下だった時代に機密流出に関与したとして会社から告発され、退職を余儀なくされた過去があると判明。そのため、智佳の母で京都地検の公判検事・貴和子(かとうかず子)とも離婚し、妻子とは離れて暮らしてきたらしい。貴和子は冷徹な検事として有名で、金戸の無実を信じる時矢に対しても、先入観を持って捜査をするな、とクールに言い放つ。
その矢先、智佳のもとに、時矢の別れた妻で弁護士の奥畑記子(財前直見)が訪ねてくる。果たしてその目的とは…?送検までのタイムリミットが迫る中、はたして時矢は謎の美女を見つけて、金戸の無実を証明することができるのか…!? そして、智佳のピンチを救うことができるのか…!?
ゲスト:かとうかず子 小倉久寛
脚本:戸田山雅司
監督:及川拓郎
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