14勝24敗 .368………何を隠そう2021年度の羽生九段の成績である。
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上記のように、白星黒星を並べてみると、やはり黒が多い(当たり前)。でも、6連敗と7連敗を除くと14勝11敗で、勝ったり負けたりのイメージもないわけではないが、とにかく、《相当負けたなあ》という印象。
下記の女流棋士は、その.368を下回る成績がほぼ毎年度。勝率2割台は“ざら”にあり、1割台も珍しくない。(大庭美樹女流初段は、本来、前記事で記述すべきでしたが、漏らしていました)
(赤字は勝率.350以下、赤太字は.200未満)
斎田晴子女流五段 棋士番号9 生年月日 1966年12月4日(56歳)
1986年4月1日 3級 1987年4月1日 1級 1988年4月1日 初段 1991年3月20日 二段 1995年4月1日 三段 2001年2月27日 四段 2011年6月9日 五段
2018年度成績 1勝 8敗 .111 2019年度成績 6勝 9敗 .400
2020年度成績 5勝 9敗 .200 2021年度成績 7勝15敗 .318
2022年度成績 3勝15敗 .167 直近5年間 22勝56敗 .282
石高澄恵女流二段 棋士番号10 生年月日 1966年9月27日(56歳)
1987年3月1日 3級 1989年3月1日 1級 1992年2月26日 初段 2000年4月1日 二段
2018年度成績 2勝 7敗 .222 2019年度成績 1勝 8敗 .111
2020年度成績 3勝12敗 .200 2021年度成績 7勝15敗 .318
2022年度成績 6勝17敗 .286 直近5年間 19勝59敗 .244(2018~20年度 6勝27敗 .181)
北尾まどか女流二段 棋士番号43 生年月日 1980年1月21日(43歳)
2000年10月1日 2級 2001年4月1日 1級 2003年4月1日 初段 2013年8月17日 二段
2018年度成績 5勝 7敗 .417 2019年度成績 2勝 8敗 .200
2020年度成績 2勝14敗 .125 2021年度成績 4勝14敗 .222
2022年度成績 4勝14敗 .222 直近5年間 17勝57敗 .230(直近4年 12勝50敗 .194)
中倉宏美女流二段 LPSA棋士番号12 生年月日 1979年1月26日(44歳)
1995年10月 3級 1995年10月 2級 1996年4月 1級 2001年4月 初段 2009年1月21日 二段
2018年度成績 0勝 7敗 .000 2019年度成績 6勝 8敗 .429
2020年度成績 7勝13敗 .350 2021年度成績 7勝15敗 .318
2022年度成績 11勝11敗 .500 直近5年間 31勝54敗 .365
島井咲緒里女流二段 LPSA棋士番号13 生年月日 1980年5月15日(42歳)
1996年4月1日 2級 2001年4月1日 1級 2003年4月1日 初段 2012年1月16日 二段
2018年度成績 5勝 7敗 .417 2019年度成績 2勝 9敗 .182
2020年度成績 6勝10敗 .375 2021年度成績 5勝15敗 .250
2022年度成績 7勝13敗 .350 直近5年間 25勝54敗 .316
上川香織女流二段 LPSA棋士番号16 生年月日 1974年7月30日(48歳)
1999年4月 2級 1999年11月 1級 2003年4月 初段 2015年12月 二段
2018年度成績 2勝 8敗 .200 2019年度成績 4勝 6敗 .400
2020年度成績 3勝12敗 .200 2021年度成績 9勝12敗 .429
2022年度成績 7勝15敗 .318 直近5年間 25勝53敗 .320
船戸陽子女流二段 LPSA棋士番号18 生年月日 1974年4月23日(48歳)
1988年3月17日 3級 1990年3月29日 1級 1991年3月11日 初段 2000年4月1日 二段 2021年1月21日 三段
2018年度成績 4勝 8敗 .333 2019年度成績 1勝 8敗 .111
2020年度成績 6勝10敗 .375 2021年度成績 5勝16敗 .238
2022年度成績 6勝13敗 .316 直近5年間 22勝55敗 .285
大庭美樹女流初段 LPSA棋士番号9 生年月日 1971年1月12日(52歳)
1990年4月 2級 1996年12月 1級 2005年6月 初段 2020年3月31日 引退
2015年度成績 2勝 5敗 .286 2016年度成績 6勝 7敗 .462
2017年度成績 2勝 5敗 .286 2018年度成績 0勝 7敗 .000
2019年度成績 1勝 7敗 .125 引退前5年間 11勝31敗 .261(引退前3年間 3勝19敗 .158)
ここ数年で清麗戦、白玲戦が誕生し、特に白玲戦の順位戦の恩恵で対局数が増えた。そのため、強くない女流棋士同士の対局も増えたので、極端な低勝率にはならないように思う。
なお、将棋連盟「昇段・引退・休場棋士のお知らせ」(2023年4月3日)で、北尾女流二段について「女流棋士引退規定により/引退日付・最終対局日未定」と記載されていた。
この事から、北尾女流二段の2022年度の《4勝14敗 .222》が降級点に該当したと考えられる。
降級点は勝率ではなく、活躍度(ポイント制?)なので、ここから先は推定。(詳しくは、連盟サイト:「女流棋士の降級点と引退制度について」)
よって、これ以下の成績の斎田女流五段の3勝15敗 .167、長沢女流四段2勝14敗 .125、飯野女流初段2勝16敗 .111の3棋士は該当と考えられる。(榊女流2級(2勝10敗 .167)は、2022年5月に女流2級昇格。年度途中からの参加なので、降級点の対象とはならないと思われる)
《降級点の人数は、当該年度の起点となる4月1日現在の女流2級以上の女流棋士数を基準》としているので、2022年4月1日時点の休場者(井道千尋女流二段、宮宗紫野女流二段、カロリーナ フォルタン女流初段)を除く女流棋士は69名。なお、フォルタン女流初段は2023年3月31日付で引退。
《降級点の人数は、基準人数36名のときに降級点の人数を1名とし、その後は、基準人数が5名増えるごとに、降級点の人数が1名ずつ増える》ので、降級点は7棋士。残り3名の降級点は、高浜女流1級 3勝10敗.231、村田智穂女流二段 5勝13敗 .278、竹部女流四段 6勝15敗 .286、石高澄恵女流二段6勝15敗 .286が候補(単純に勝率では決まらない)。(人数間違いや、該当者漏れの可能性があります)
《誰が降級点該当者か?》ということが問題ではなく、《勝率2割8分前後で降級点が付かない》可能性が高いという事が問題なのである。
その1「女流棋士独断ランキング」
その2「トーナメントにおける抽選の偏り① 清麗戦予選トーナメント」
その3「トーナメントにおける抽選の偏り② 女流名人戦予選トーナメント」
その4「トーナメントにおける抽選の偏り③ その他の棋戦」
その5「女流棋士の濫造?➀ 女流棋士になる条件(女流棋士でいられる条件)」
その6「女流棋士の濫造?② 女流棋士の降級点の検証(勝率、勝数)」
その7「女流棋士の濫造?③ 女流棋士の降級点の検証…年度終了時の勝率(勝数)」
その8「女流棋士の濫造?④ 女流棋士の降級点の検証…降級点の人数の妥当性」
その9「女流棋士の濫造?⑤ 降級点消去条件の検証」
その10「女流棋士の濫造?➅ 成績不振による過去の引退女流棋士」
その11「女流棋士の濫造?⑦ 成績不振による過去の引退女流棋士の補足」
その12「女流棋士の濫造?⑧ 新人、若手~中堅棋士」
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上記のように、白星黒星を並べてみると、やはり黒が多い(当たり前)。でも、6連敗と7連敗を除くと14勝11敗で、勝ったり負けたりのイメージもないわけではないが、とにかく、《相当負けたなあ》という印象。
下記の女流棋士は、その.368を下回る成績がほぼ毎年度。勝率2割台は“ざら”にあり、1割台も珍しくない。(大庭美樹女流初段は、本来、前記事で記述すべきでしたが、漏らしていました)
(赤字は勝率.350以下、赤太字は.200未満)
斎田晴子女流五段 棋士番号9 生年月日 1966年12月4日(56歳)
1986年4月1日 3級 1987年4月1日 1級 1988年4月1日 初段 1991年3月20日 二段 1995年4月1日 三段 2001年2月27日 四段 2011年6月9日 五段
2018年度成績 1勝 8敗 .111 2019年度成績 6勝 9敗 .400
2020年度成績 5勝 9敗 .200 2021年度成績 7勝15敗 .318
2022年度成績 3勝15敗 .167 直近5年間 22勝56敗 .282
石高澄恵女流二段 棋士番号10 生年月日 1966年9月27日(56歳)
1987年3月1日 3級 1989年3月1日 1級 1992年2月26日 初段 2000年4月1日 二段
2018年度成績 2勝 7敗 .222 2019年度成績 1勝 8敗 .111
2020年度成績 3勝12敗 .200 2021年度成績 7勝15敗 .318
2022年度成績 6勝17敗 .286 直近5年間 19勝59敗 .244(2018~20年度 6勝27敗 .181)
北尾まどか女流二段 棋士番号43 生年月日 1980年1月21日(43歳)
2000年10月1日 2級 2001年4月1日 1級 2003年4月1日 初段 2013年8月17日 二段
2018年度成績 5勝 7敗 .417 2019年度成績 2勝 8敗 .200
2020年度成績 2勝14敗 .125 2021年度成績 4勝14敗 .222
2022年度成績 4勝14敗 .222 直近5年間 17勝57敗 .230(直近4年 12勝50敗 .194)
中倉宏美女流二段 LPSA棋士番号12 生年月日 1979年1月26日(44歳)
1995年10月 3級 1995年10月 2級 1996年4月 1級 2001年4月 初段 2009年1月21日 二段
2018年度成績 0勝 7敗 .000 2019年度成績 6勝 8敗 .429
2020年度成績 7勝13敗 .350 2021年度成績 7勝15敗 .318
2022年度成績 11勝11敗 .500 直近5年間 31勝54敗 .365
島井咲緒里女流二段 LPSA棋士番号13 生年月日 1980年5月15日(42歳)
1996年4月1日 2級 2001年4月1日 1級 2003年4月1日 初段 2012年1月16日 二段
2018年度成績 5勝 7敗 .417 2019年度成績 2勝 9敗 .182
2020年度成績 6勝10敗 .375 2021年度成績 5勝15敗 .250
2022年度成績 7勝13敗 .350 直近5年間 25勝54敗 .316
上川香織女流二段 LPSA棋士番号16 生年月日 1974年7月30日(48歳)
1999年4月 2級 1999年11月 1級 2003年4月 初段 2015年12月 二段
2018年度成績 2勝 8敗 .200 2019年度成績 4勝 6敗 .400
2020年度成績 3勝12敗 .200 2021年度成績 9勝12敗 .429
2022年度成績 7勝15敗 .318 直近5年間 25勝53敗 .320
船戸陽子女流二段 LPSA棋士番号18 生年月日 1974年4月23日(48歳)
1988年3月17日 3級 1990年3月29日 1級 1991年3月11日 初段 2000年4月1日 二段 2021年1月21日 三段
2018年度成績 4勝 8敗 .333 2019年度成績 1勝 8敗 .111
2020年度成績 6勝10敗 .375 2021年度成績 5勝16敗 .238
2022年度成績 6勝13敗 .316 直近5年間 22勝55敗 .285
大庭美樹女流初段 LPSA棋士番号9 生年月日 1971年1月12日(52歳)
1990年4月 2級 1996年12月 1級 2005年6月 初段 2020年3月31日 引退
2015年度成績 2勝 5敗 .286 2016年度成績 6勝 7敗 .462
2017年度成績 2勝 5敗 .286 2018年度成績 0勝 7敗 .000
2019年度成績 1勝 7敗 .125 引退前5年間 11勝31敗 .261(引退前3年間 3勝19敗 .158)
ここ数年で清麗戦、白玲戦が誕生し、特に白玲戦の順位戦の恩恵で対局数が増えた。そのため、強くない女流棋士同士の対局も増えたので、極端な低勝率にはならないように思う。
なお、将棋連盟「昇段・引退・休場棋士のお知らせ」(2023年4月3日)で、北尾女流二段について「女流棋士引退規定により/引退日付・最終対局日未定」と記載されていた。
この事から、北尾女流二段の2022年度の《4勝14敗 .222》が降級点に該当したと考えられる。
降級点は勝率ではなく、活躍度(ポイント制?)なので、ここから先は推定。(詳しくは、連盟サイト:「女流棋士の降級点と引退制度について」)
よって、これ以下の成績の斎田女流五段の3勝15敗 .167、長沢女流四段2勝14敗 .125、飯野女流初段2勝16敗 .111の3棋士は該当と考えられる。(榊女流2級(2勝10敗 .167)は、2022年5月に女流2級昇格。年度途中からの参加なので、降級点の対象とはならないと思われる)
《降級点の人数は、当該年度の起点となる4月1日現在の女流2級以上の女流棋士数を基準》としているので、2022年4月1日時点の休場者(井道千尋女流二段、宮宗紫野女流二段、カロリーナ フォルタン女流初段)を除く女流棋士は69名。なお、フォルタン女流初段は2023年3月31日付で引退。
《降級点の人数は、基準人数36名のときに降級点の人数を1名とし、その後は、基準人数が5名増えるごとに、降級点の人数が1名ずつ増える》ので、降級点は7棋士。残り3名の降級点は、高浜女流1級 3勝10敗.231、村田智穂女流二段 5勝13敗 .278、竹部女流四段 6勝15敗 .286、石高澄恵女流二段6勝15敗 .286が候補(単純に勝率では決まらない)。(人数間違いや、該当者漏れの可能性があります)
《誰が降級点該当者か?》ということが問題ではなく、《勝率2割8分前後で降級点が付かない》可能性が高いという事が問題なのである。
その1「女流棋士独断ランキング」
その2「トーナメントにおける抽選の偏り① 清麗戦予選トーナメント」
その3「トーナメントにおける抽選の偏り② 女流名人戦予選トーナメント」
その4「トーナメントにおける抽選の偏り③ その他の棋戦」
その5「女流棋士の濫造?➀ 女流棋士になる条件(女流棋士でいられる条件)」
その6「女流棋士の濫造?② 女流棋士の降級点の検証(勝率、勝数)」
その7「女流棋士の濫造?③ 女流棋士の降級点の検証…年度終了時の勝率(勝数)」
その8「女流棋士の濫造?④ 女流棋士の降級点の検証…降級点の人数の妥当性」
その9「女流棋士の濫造?⑤ 降級点消去条件の検証」
その10「女流棋士の濫造?➅ 成績不振による過去の引退女流棋士」
その11「女流棋士の濫造?⑦ 成績不振による過去の引退女流棋士の補足」
その12「女流棋士の濫造?⑧ 新人、若手~中堅棋士」
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