英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

2024年度 A級順位戦 4回戦終了

2024-11-05 16:33:55 | 将棋
【4回戦終了時の成績】(右端は5回戦の対戦相手)
1豊島九段  1勝3敗 ●佐々木 ●渡辺  ●佐藤  ○菅井  永瀬
2永瀬九段  3勝1敗 ●佐藤  ○菅井  ○稲葉  ○佐々木 豊島
3渡辺九段  3勝1敗 ●中村  ○豊島  ○増田  ○稲葉  佐々木
4菅井八段  0勝4敗 ●増田  ●永瀬  ●千田  ●豊島  中村
5稲葉八段  0勝4敗 ●千田  ●佐々木 ●永瀬  ●渡辺  佐藤
6佐藤九段  4勝0敗 ○永瀬  ○千田  ○豊島  ○増田  稲葉
7佐々木八段 3勝1敗 ○豊島  ○稲葉  ○中村  ●永瀬  渡辺
8中村太八段 2勝2敗 ○渡辺  ●増田  ●佐々木 ○千田  菅井
9千田八段  2勝2敗 ○稲葉  ●佐藤  ○菅井  ●中村  増田
10増田八段  2勝2敗 ○菅井  ○中村  ●渡辺  ●佐藤  千田


 1回戦で図らずも、《ランク上位者vsランク下位者》対戦となり、下位者が全勝した。
 ランク下位と言っても昇り龍の新八段の千田八段、増田八段や佐藤天九段や佐々木勇八段(竜王戦挑戦者)なので、上位下位の実力は拮抗している。
 とは言え、下位の全勝というのは、驚いた。
 波乱の出だしとは言え、永瀬九段、渡辺九段はその後3連勝。昨年度後半からの好成績を持続している佐藤天九段は4戦全勝。佐々木勇八段も竜王位挑戦を含めて、今年度は16勝1敗と破竹の勢い。ただし、その後、2勝8敗と急ブレーキがかかってしまった。この8敗は竜王戦対藤井戦の2敗(1勝)、王将挑戦者決定リーグの4連敗を含んでいるので、調子を崩したという訳ではないのかもしれない。(竜王戦に集中?)

 3連敗スタートの豊島九段、菅井八段、稲葉八段の3棋士のうち、4回戦で3連敗同士の対戦で敗れた菅井八段と、渡辺九段に敗れた稲葉八段は、さらに苦しくなった。豊島九段も1勝目を上げたとはいえ、厳しい状況だ。


 今日(11月5日)は、菅井八段(0勝4敗)vs 中村八段(2勝2敗)戦がある。
 菅井八段は敗れると0勝5敗となり、かなり厳しくなる。現状残留圏内8位の豊島九段が5回戦で2勝目を上げると、残留するには2勝者の豊島、千田、増田とは星二つの差となってしまう。
 現状2勝2敗の中村八段は、菅井戦に勝利すると3勝となり、成績不振者が3人いることを考慮すると、残留に大きく近づくことになる。中村八段は当然名人挑戦を目指しているので、この星勘定は失礼であろう。

 本日は、B級1組の羽生九段ー高見八段戦もある。かなりドキドキだが、深く考えないようにしている。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« JLPGAツアーの危機 | トップ | 法廷の常識は世間の非常識 ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

将棋」カテゴリの最新記事