2級は常用漢字だけが出題範囲(正確には人名用漢字の読みも2級の範囲ですが、実際にはほとんど出題されません。)ですので、試験でも「見たこともない字」というのは出てきません。実際、特に読み問題に関しては、例えば「会釈(えしゃく)」「煩雑(はんざつ)」「督促(とくそく)」といった感じで、新聞や小説、ビジネス文書などを普通に読める社会人であれば、それほど難しくはないのです。
ところが、購入した「本試験型」の問題集の第1回をやってみたところ、得点は200点満点中135点でした。2級の試験の合格点は155点ないし160点ですので、合格に20~25点も足りないということになります。なぜこんなことになるかというと、2級の試験の場合、200点の配点は次のようになっています。
①読み 30 ②部首 10 ③熟語の構成 20 ④四字熟語(書取) 20
⑤四字熟語(意味) 10 ⑥対義語・類義語 20 ⑦同音異義語 20 ⑧誤字訂正 10
⑨送り仮名 10 ⑩書き取り 50
つまり、読み問題の配点が200点中30点分しかなく、逆に広い意味での書き取り問題が上記④および⑥~⑩で合計130点分あるのです。漢字は「読めるけど書けない」ということが良くあると思いますが、漢検に関してはそれではやはりダメなのですね。またそれに加えて、配点は10点と少ないですが、部首問題が非常に難しいのです。漢字全体から言えば、部首というのは「『体』は『にんべん』」みたいに一目瞭然のものが多いのですが、もちろんこんなものはあまり出題されず、出題されるのは例えば「亜」とか「喪」とかいった字です(正解はそれぞれ「二」と「口」)。こんなのは理屈ではわからず、とにかく●●の部首は●●と覚えるしかありませんよね。
そんなわけで、1級が目標と思いながら準1級も難しく、一歩引いて始めたつもりの2級もこんなありさまで、「漢検手強し」を痛感しました。
それからは、もう小中学生が漢字のテストに向けてとにかく何度も書いて覚えるのとまったく変わりません。専用のノートを一冊作って、問題集をやりながら間違えた問題は繰り返し書いて覚える、ということをひたすら続けて行きました。
ところが、購入した「本試験型」の問題集の第1回をやってみたところ、得点は200点満点中135点でした。2級の試験の合格点は155点ないし160点ですので、合格に20~25点も足りないということになります。なぜこんなことになるかというと、2級の試験の場合、200点の配点は次のようになっています。
①読み 30 ②部首 10 ③熟語の構成 20 ④四字熟語(書取) 20
⑤四字熟語(意味) 10 ⑥対義語・類義語 20 ⑦同音異義語 20 ⑧誤字訂正 10
⑨送り仮名 10 ⑩書き取り 50
つまり、読み問題の配点が200点中30点分しかなく、逆に広い意味での書き取り問題が上記④および⑥~⑩で合計130点分あるのです。漢字は「読めるけど書けない」ということが良くあると思いますが、漢検に関してはそれではやはりダメなのですね。またそれに加えて、配点は10点と少ないですが、部首問題が非常に難しいのです。漢字全体から言えば、部首というのは「『体』は『にんべん』」みたいに一目瞭然のものが多いのですが、もちろんこんなものはあまり出題されず、出題されるのは例えば「亜」とか「喪」とかいった字です(正解はそれぞれ「二」と「口」)。こんなのは理屈ではわからず、とにかく●●の部首は●●と覚えるしかありませんよね。
そんなわけで、1級が目標と思いながら準1級も難しく、一歩引いて始めたつもりの2級もこんなありさまで、「漢検手強し」を痛感しました。
それからは、もう小中学生が漢字のテストに向けてとにかく何度も書いて覚えるのとまったく変わりません。専用のノートを一冊作って、問題集をやりながら間違えた問題は繰り返し書いて覚える、ということをひたすら続けて行きました。