一昨日の本試験、正解のつもりで書いた箇所の誤答がぼつりぼつりと明らかになり、心中穏やかではありません(笑)が、まあ振り返りは標準回答が来てからにすることにして、次回以降に向けての勉強を再開しています。
明らかに実力の増強が必要な故事・成語・諺の分野を眺めていて、例によって 「今更」 の発見が二つありました。
【羝】 おひつじ
私はこの漢字の訓読み (字義) が覚えられず、いつも 「おひつじ」 か 「こひつじ」 かわからなくなっていたのですが、 【羝羊藩に触る】 の意味 (雄羊が勢いよく走って生け垣に突っ込み、角を引っ掛けてしまって身動きがとれなくなることから、勢いにまかせすぎると、やがて進退に困ることになるということ。) を考えれば、 【羝】 は当然角のある羊ですよね。漢字そのものと、故事・成語とが頭の中でリンクしていませんでした。
【彊】 キョウ つよ・い し・いる
【疆】 キョウ さかい
二つ目の「発見」は、この両者が違う漢字であることに初めて気づきました。 【君子以て自彊して息まず】 という故事・成語は学習済みで、 【自彊】 もちゃんと書けるのですが、ふと、「『彊』には『さかい』って意味もあったよなぁ」と思って改めて調べて見たら・・・という次第。私の知識が曖昧・あやふやだっただけですが、結構びっくりしました。
本当に実力がついていくと、こんな 「新発見」 もなくなっていくのかと思うと少し寂しい気もする・・・などというのは負け惜しみですかね。(笑)
<「漢検 漢字辞典」初版の掲載ページ>
【羝】 P.1085
【彊】 P.339
【疆】 P.340
明らかに実力の増強が必要な故事・成語・諺の分野を眺めていて、例によって 「今更」 の発見が二つありました。
【羝】 おひつじ
私はこの漢字の訓読み (字義) が覚えられず、いつも 「おひつじ」 か 「こひつじ」 かわからなくなっていたのですが、 【羝羊藩に触る】 の意味 (雄羊が勢いよく走って生け垣に突っ込み、角を引っ掛けてしまって身動きがとれなくなることから、勢いにまかせすぎると、やがて進退に困ることになるということ。) を考えれば、 【羝】 は当然角のある羊ですよね。漢字そのものと、故事・成語とが頭の中でリンクしていませんでした。
【彊】 キョウ つよ・い し・いる
【疆】 キョウ さかい
二つ目の「発見」は、この両者が違う漢字であることに初めて気づきました。 【君子以て自彊して息まず】 という故事・成語は学習済みで、 【自彊】 もちゃんと書けるのですが、ふと、「『彊』には『さかい』って意味もあったよなぁ」と思って改めて調べて見たら・・・という次第。私の知識が曖昧・あやふやだっただけですが、結構びっくりしました。
本当に実力がついていくと、こんな 「新発見」 もなくなっていくのかと思うと少し寂しい気もする・・・などというのは負け惜しみですかね。(笑)
<「漢検 漢字辞典」初版の掲載ページ>
【羝】 P.1085
【彊】 P.339
【疆】 P.340