せっかくですから、【兪】 を構成要素とする他の漢字もまとめておきましょう。ホントに沢山ありますね。
【喩】 (「漢検 漢字辞典」初版 P.1487/第二版 P.1503)
音 : ユ
訓 : たと・える さと・す (よろこ・ぶ)
2010年の改訂で追加された常用漢字ですね。それまでは1級配当でした。【比喩】【暗喩】は「たと・える」意、【喩告】【喩説】は「さと・す」意での用例。 「よろこ・ぶ」 は、「辞典」第二版で追加された訓です。
【愉】 (1487/1503)
音 : ユ
訓 : たの・しい たの・しむ
【揄】 (1487/1503)
音 : ユ (トウ)
訓 : -
【揶揄(やゆ)】 で余りにも有名。第二版で追加された「トウ」との音の用例は見つけられませんでした。小さい字で熟語だけが「辞典」に記載されている 【揄揚】 は 「ユヨウ」 ですね。意味は「引き上げる/引き上げほめる」とのこと。(「漢辞海」より)
【渝】 (1487/1503)
音 : ユ
訓 : か・わる (か・える) (あふ・れる)
【渝わる】 は、読み問題として 17-1、20-1、23-3、26-2 で出題の超頻出語。書き問題だと 【変わる】 と書かれても誤答にできないでしょうから、まず書かされることはないでしょう。
【楡】 (1487/1504)
音 : ユ
訓 : にれ
単独の訓以外では、熟字訓の 【地楡(われもこう)】【榔楡(あきにれ)】 は覚えておきたいところ。26-2 では、故事・諺問題として 【桑楡(そうゆ)且に迫らんとす】 が出題されています。
【瑜】 (1487/1504)
音 : ユ
訓 : -
「美しい玉」を意味する 【瑾瑜(きんゆ)】 は押さえておきたい。【瑾を壊き瑜を握る】との成句(内に高徳をもっている人のたとえ)もあります。
【逾】 (1487/1504)
音 : ユ
訓 : こ・える いよいよ (こ・す)
【蝓】 (1487/1504)
音 : ユ
訓 : -
熟字訓 【蛞蝓(なめくじ)】 が、書き取り問題として何度か出題されていますね。それ以外の用例は特にないようです。音読みでは「てんゆ」。
【覦】 (1488/1504)
音 : ユ
訓 : (のぞ・む) (ねが・う) (こいねが・う)
【覬覦(きゆ)/覬(のぞ)む】 は熟語の読み・一字訓読み問題の定番ですが、【覦】 の方の訓は、「辞典」初版に記載がなく、出題もされていません。第二版に訓が追加されましたから、いずれこちらも出されるでしょうか。
【諭】 (1488/1504)
音 : ユ
訓 : さと・す
常用漢字。使用頻度の高い字ように思いますが、配当は準2級ですから、かなり高学年になってから習う字なのですね。
【踰】 (1488/1504)
音 : ユ
訓 : こ・える こ・す
訓読み問題で出題されたのは 16-2 ですから、もう随分前のことになりますね。
【輸】 (1488/1504)
音 : ユ シュ
訓 : おく・る (うつ・す) (いた・す) (ま・ける)
【贏輸(えいしゅ)】 が 18-1 音読みと 24-3 語選択書き取り、 【輸贏(しゅえい)】 が 15-1 音読みと 26-3 書き取りで出題。「えいゆ」「ゆえい」とも読むようです。
【喩】 (「漢検 漢字辞典」初版 P.1487/第二版 P.1503)
音 : ユ
訓 : たと・える さと・す (よろこ・ぶ)
2010年の改訂で追加された常用漢字ですね。それまでは1級配当でした。【比喩】【暗喩】は「たと・える」意、【喩告】【喩説】は「さと・す」意での用例。 「よろこ・ぶ」 は、「辞典」第二版で追加された訓です。
【愉】 (1487/1503)
音 : ユ
訓 : たの・しい たの・しむ
【揄】 (1487/1503)
音 : ユ (トウ)
訓 : -
【揶揄(やゆ)】 で余りにも有名。第二版で追加された「トウ」との音の用例は見つけられませんでした。小さい字で熟語だけが「辞典」に記載されている 【揄揚】 は 「ユヨウ」 ですね。意味は「引き上げる/引き上げほめる」とのこと。(「漢辞海」より)
【渝】 (1487/1503)
音 : ユ
訓 : か・わる (か・える) (あふ・れる)
【渝わる】 は、読み問題として 17-1、20-1、23-3、26-2 で出題の超頻出語。書き問題だと 【変わる】 と書かれても誤答にできないでしょうから、まず書かされることはないでしょう。
【楡】 (1487/1504)
音 : ユ
訓 : にれ
単独の訓以外では、熟字訓の 【地楡(われもこう)】【榔楡(あきにれ)】 は覚えておきたいところ。26-2 では、故事・諺問題として 【桑楡(そうゆ)且に迫らんとす】 が出題されています。
【瑜】 (1487/1504)
音 : ユ
訓 : -
「美しい玉」を意味する 【瑾瑜(きんゆ)】 は押さえておきたい。【瑾を壊き瑜を握る】との成句(内に高徳をもっている人のたとえ)もあります。
【逾】 (1487/1504)
音 : ユ
訓 : こ・える いよいよ (こ・す)
【蝓】 (1487/1504)
音 : ユ
訓 : -
熟字訓 【蛞蝓(なめくじ)】 が、書き取り問題として何度か出題されていますね。それ以外の用例は特にないようです。音読みでは「てんゆ」。
【覦】 (1488/1504)
音 : ユ
訓 : (のぞ・む) (ねが・う) (こいねが・う)
【覬覦(きゆ)/覬(のぞ)む】 は熟語の読み・一字訓読み問題の定番ですが、【覦】 の方の訓は、「辞典」初版に記載がなく、出題もされていません。第二版に訓が追加されましたから、いずれこちらも出されるでしょうか。
【諭】 (1488/1504)
音 : ユ
訓 : さと・す
常用漢字。使用頻度の高い字ように思いますが、配当は準2級ですから、かなり高学年になってから習う字なのですね。
【踰】 (1488/1504)
音 : ユ
訓 : こ・える こ・す
訓読み問題で出題されたのは 16-2 ですから、もう随分前のことになりますね。
【輸】 (1488/1504)
音 : ユ シュ
訓 : おく・る (うつ・す) (いた・す) (ま・ける)
【贏輸(えいしゅ)】 が 18-1 音読みと 24-3 語選択書き取り、 【輸贏(しゅえい)】 が 15-1 音読みと 26-3 書き取りで出題。「えいゆ」「ゆえい」とも読むようです。