2年ほど前、世界中にありとあらゆる文字をコード化した「Unicode」をこのブログでご紹介しました。今現在実際に使われている各言語のアルファベットはもちろん、古代エジプトのヒエログリフや楔形文字までコード化されているのを知って驚いたものです。
これに関して昨年末、漢字のコードが大幅に拡充され、約6万字(正確には 58,861 文字)のコード化が完了したとのニュースがありました。これまで統一的なコード化がなされていたのは、JIS 第1~第4水準の約1万字でしたから本当に格段の充実ですし、かの「大漢和辞典」収録の漢字が約5万字であることを考えると、まさに「網羅された」と言って良いのでしょう。国際規格として確定されたこのコードが順次コンピュータに搭載されていくでしょうから、「パソコンで出な~い」とか「出てくるけど機種依存文字だ~」などということがなくなって、すべての漢字がコンピュータ画面上に正しく表示されるようになりますね。素晴らしいことです。
ご興味の向きはこちらで。
独立行政法人情報処理推進機構 プレス発表
https://www.ipa.go.jp/about/press/20171225.html
漢検協会「漢字カフェ」 掲載記事
http://www.kanjicafe.jp/detail/7798.html
規格そのものを見たい方
ISO(国際標準化機構)の該当HP(http://standards.iso.org/ittf/PubliclyAvailableStandards/) からダウンロードできます。ファイル名は「ISO/IEC 10646:2017」です。
これに関して昨年末、漢字のコードが大幅に拡充され、約6万字(正確には 58,861 文字)のコード化が完了したとのニュースがありました。これまで統一的なコード化がなされていたのは、JIS 第1~第4水準の約1万字でしたから本当に格段の充実ですし、かの「大漢和辞典」収録の漢字が約5万字であることを考えると、まさに「網羅された」と言って良いのでしょう。国際規格として確定されたこのコードが順次コンピュータに搭載されていくでしょうから、「パソコンで出な~い」とか「出てくるけど機種依存文字だ~」などということがなくなって、すべての漢字がコンピュータ画面上に正しく表示されるようになりますね。素晴らしいことです。
ご興味の向きはこちらで。
独立行政法人情報処理推進機構 プレス発表
https://www.ipa.go.jp/about/press/20171225.html
漢検協会「漢字カフェ」 掲載記事
http://www.kanjicafe.jp/detail/7798.html
規格そのものを見たい方
ISO(国際標準化機構)の該当HP(http://standards.iso.org/ittf/PubliclyAvailableStandards/) からダウンロードできます。ファイル名は「ISO/IEC 10646:2017」です。