12月19日(日曜日)、奈良県五條市に位置する上野公園にて「奈良県防災フェア2021」が開催されました。
本イベントは、県民への防災意識の高揚を図る目的として奈良県が主催しています。
開催地である五條市(ごじょうし)は、奈良県南西部に位置する市として、南和地域(奈良県南部及び吉野郡全域)の中心都市といわれています。
会場となる上野(こうずけ)公園は、野球場、多目的グランド、テニスコート、一周1キロメートルのトリムコース等々が整備されている総合公園です。
イベント協力として、奈良県警察、奈良県広域消防組合、防衛省、陸上自衛隊、海上自衛隊及び航空自衛隊からの部隊等が参加しています。
同園敷地内にある野球場において、各種ヘリコプターが展示されていました。
<奈良県>
奈良県ドクターヘリ「EC135P2+」(JA818H)
同機は、ユーロコプター(現在:エアバス・ヘリコプターズ)社が生産する双発の汎用ヘリコプターです。
“P2+”は、FADEC(航空機エンジン制御装置)を更新したP206B2(667軸馬力)を搭載する機体です。
奈良県は、救急車による搬送に時間を要する重篤患者に対応するため、 三重県、和歌山県及び関西広域連合のドクターヘリを共同運航しています。
平成29年(2017年)3月21日、さらなる救急医療体制の充実を図るため、奈良県ドクターヘリの運航を開始しました。
ドクターヘリは、救急医療用の医療機器などが装備され、救急医療の専門医や看護師が搭乗する専用のヘリコプターです。
医師による治療が早く開始でき、患者の救命率の向上や 後遺症の軽減などが期待されています。
本機には、フライトドクター(医師)、フライトナース(看護師)、操縦士、整備士の4名が搭乗します。
要救命者は、最大2名までの搬送が可能です。
奈良県立医科大学附属病院を基地病院、南奈良総合医療センターを発進基地病院として運航しています。
奈良県内全域をカバーし、県内では片道15分以内で目的地に到着することを可能としています。
救急現場に着陸が可能な小型機として、機内には人工呼吸器・心電図・除細動器などの救急用医療機器、医薬品等を常備搭載しています。
まさに『空飛ぶ救急処置室』ですね。(^_^v
<陸上自衛隊>
多用途ヘリコプター「UH-1J」(41850)中部方面ヘリコプター隊/八尾駐屯地(大阪府八尾市)
陸上自衛隊が保有するヘリコプターです。
中部方面ヘリコプター隊は、大阪府八尾市に位置する八尾駐屯地に所在する陸上自衛隊の飛行科部隊です。
同機体は、ベル・エアクラフト社(アメリカ)が開発したモデル204/205/212ヘリコプターです。
“UH-1”は、アメリカ軍における制式名称です。
日本では富士重工業が昭和37年からライセンス生産を行い、陸上自衛隊へ配備されました。
同機は導入時の UH-1B から → UH-1H → UH-1J へと機種更新されています。
UH-1Jは、エンジンをAH-1S(対戦車ヘリコプター)と同じT53-K-703に換装しています。
今後も様々な現場で活動する多用途のヘリコプターです。(^_^v
<航空自衛隊>
救難ヘリコプター「UH-60J」(88-4606)浜松救難隊/浜松基地(静岡県浜松市)
航空自衛隊が保有する救難ヘリコプターです。
浜松救難隊は、静岡県浜松市に位置する浜松基地に所在する航空救難部隊です。
同隊は、事故航空機のパイロット等を捜策、救助することを主たる任務としています。
また、要請があった場合には災害派遣活動も行っています。
同機体は、シコルスキー・エアクラフト社(アメリカ)が開発したブラックホーク・UH-60を日本が救難目的に独自改良した救難ヘリコプターです。
国内では、三菱重工業がライセンス生産を行っています。
同機体は、アメリカ空軍が運用している救難ヘリコプター・HH-60Aをベースに改良しました。
機体両側面には、捜索用バブルウインドウ(半球状に膨らんだ形の窓)や大型の増槽を装備しています。
機首には、熱線映像装置(FLIR)や航法気象レーダーを装備しています。
また、空中給油用の受油プローブが装備されており、遠距離及び長時間の飛行を可能としています。
航空自衛隊における救難隊は、他の救難組織による救助不可能の場合でも出動することから『救難最後の砦』と呼ばれています。
近くで航空機を見学出来た事に大感激です。
関係者の皆様、ありがとうございました。
(o゚∀゚)ノ【☆.。.:*・゚アリガト゚・*:.。.☆】ヽ(゚∀゚o)
当地への訪問を通じて奈良県における防災意識の高さを感じ取れたイベントでした。
防災の重要性を改めて認識できました。
奈良県及び防災担当機関の皆様、ありがとうございました。
゚・:,。★\(^-^ )♪ありがと♪( ^-^)/★,。・
【その他】
柴犬/自衛隊仕様?のハーネスを着用中
本イベントは、県民への防災意識の高揚を図る目的として奈良県が主催しています。
開催地である五條市(ごじょうし)は、奈良県南西部に位置する市として、南和地域(奈良県南部及び吉野郡全域)の中心都市といわれています。
会場となる上野(こうずけ)公園は、野球場、多目的グランド、テニスコート、一周1キロメートルのトリムコース等々が整備されている総合公園です。
イベント協力として、奈良県警察、奈良県広域消防組合、防衛省、陸上自衛隊、海上自衛隊及び航空自衛隊からの部隊等が参加しています。
同園敷地内にある野球場において、各種ヘリコプターが展示されていました。
<奈良県>
奈良県ドクターヘリ「EC135P2+」(JA818H)
同機は、ユーロコプター(現在:エアバス・ヘリコプターズ)社が生産する双発の汎用ヘリコプターです。
“P2+”は、FADEC(航空機エンジン制御装置)を更新したP206B2(667軸馬力)を搭載する機体です。
奈良県は、救急車による搬送に時間を要する重篤患者に対応するため、 三重県、和歌山県及び関西広域連合のドクターヘリを共同運航しています。
平成29年(2017年)3月21日、さらなる救急医療体制の充実を図るため、奈良県ドクターヘリの運航を開始しました。
ドクターヘリは、救急医療用の医療機器などが装備され、救急医療の専門医や看護師が搭乗する専用のヘリコプターです。
医師による治療が早く開始でき、患者の救命率の向上や 後遺症の軽減などが期待されています。
本機には、フライトドクター(医師)、フライトナース(看護師)、操縦士、整備士の4名が搭乗します。
要救命者は、最大2名までの搬送が可能です。
奈良県立医科大学附属病院を基地病院、南奈良総合医療センターを発進基地病院として運航しています。
奈良県内全域をカバーし、県内では片道15分以内で目的地に到着することを可能としています。
救急現場に着陸が可能な小型機として、機内には人工呼吸器・心電図・除細動器などの救急用医療機器、医薬品等を常備搭載しています。
まさに『空飛ぶ救急処置室』ですね。(^_^v
<陸上自衛隊>
多用途ヘリコプター「UH-1J」(41850)中部方面ヘリコプター隊/八尾駐屯地(大阪府八尾市)
陸上自衛隊が保有するヘリコプターです。
中部方面ヘリコプター隊は、大阪府八尾市に位置する八尾駐屯地に所在する陸上自衛隊の飛行科部隊です。
同機体は、ベル・エアクラフト社(アメリカ)が開発したモデル204/205/212ヘリコプターです。
“UH-1”は、アメリカ軍における制式名称です。
日本では富士重工業が昭和37年からライセンス生産を行い、陸上自衛隊へ配備されました。
同機は導入時の UH-1B から → UH-1H → UH-1J へと機種更新されています。
UH-1Jは、エンジンをAH-1S(対戦車ヘリコプター)と同じT53-K-703に換装しています。
今後も様々な現場で活動する多用途のヘリコプターです。(^_^v
<航空自衛隊>
救難ヘリコプター「UH-60J」(88-4606)浜松救難隊/浜松基地(静岡県浜松市)
航空自衛隊が保有する救難ヘリコプターです。
浜松救難隊は、静岡県浜松市に位置する浜松基地に所在する航空救難部隊です。
同隊は、事故航空機のパイロット等を捜策、救助することを主たる任務としています。
また、要請があった場合には災害派遣活動も行っています。
同機体は、シコルスキー・エアクラフト社(アメリカ)が開発したブラックホーク・UH-60を日本が救難目的に独自改良した救難ヘリコプターです。
国内では、三菱重工業がライセンス生産を行っています。
同機体は、アメリカ空軍が運用している救難ヘリコプター・HH-60Aをベースに改良しました。
機体両側面には、捜索用バブルウインドウ(半球状に膨らんだ形の窓)や大型の増槽を装備しています。
機首には、熱線映像装置(FLIR)や航法気象レーダーを装備しています。
また、空中給油用の受油プローブが装備されており、遠距離及び長時間の飛行を可能としています。
航空自衛隊における救難隊は、他の救難組織による救助不可能の場合でも出動することから『救難最後の砦』と呼ばれています。
近くで航空機を見学出来た事に大感激です。
関係者の皆様、ありがとうございました。
(o゚∀゚)ノ【☆.。.:*・゚アリガト゚・*:.。.☆】ヽ(゚∀゚o)
当地への訪問を通じて奈良県における防災意識の高さを感じ取れたイベントでした。
防災の重要性を改めて認識できました。
奈良県及び防災担当機関の皆様、ありがとうございました。
゚・:,。★\(^-^ )♪ありがと♪( ^-^)/★,。・
【その他】
柴犬/自衛隊仕様?のハーネスを着用中
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