石川県立航空プラザは、石川県小松市安宅新町に所在する航空博物館です。
平成7年(1995年)11月27日、日本海側では唯一の航空博物館として開設されました。
航空機の歴史や構造、航空機の実機などが展示されています。
小松空港(石川県小松市浮柳町)の北側に位置しています。
「離陸」(1995年11月)
金沢市出身である島屋純晴(秋田公立美術大学教授/現在退任)氏による作品
<屋外展示>
練習機「KM-2」(6288)
海上自衛隊の操縦士を養成するための初等訓練で使用された練習機です。
対潜哨戒ヘリコプター「HSS-2B」(8101)
シコルスキー社(アメリカ)が製造した航空母艦搭載用の対潜哨戒ヘリコプターです。
昭和39年に海上自衛隊にHSS-2が導入され、その後-2Aを経て-2Bに開発されました。
同機種は、海中に潜んでいる潜水艦の索敵及び攻撃を任務としています。
展示機は、平成7年(1995年)7月7日に海上自衛隊館山航空基地を最後に除籍となった機体です。
小松市イメージキャラクター「カブッキー」
市制70周年を記念として誕生しました。
同市キャッチコピー『いよっ小松~勧進帳のふるさと~』をもとに歌舞伎「勧進帳」に登場する「弁慶」をテーマとして、市内のデザイナーからデザインを募集して決定されました。
<1階フロア>
「ピッツS-2B」(JA11AR)
曲技飛行にて多く用いられている複葉機です。
同機種は、飛行機設計者カーチス・ピッツ(アメリカ)氏により1944年(昭和19年)に初飛行しました。
1960年代から現在に至るまで曲技飛行における競技会で活躍しています。
展示機は過去に存在していた『エアロック・エアロバティックチーム(AIROCK Aerobatic Team)』(通称:エアロック)が、保有していました。
同チームは日本における最初の職業エアロバティックチームとして全国各地で開催された自衛隊航空祭や民間イベントなどで華麗な技を披露してくれました。
ジャイロプレーン「T&A式 GS-80」(JE0126)
福井市在住の方から小松市へ寄贈された自作機とのこと
自作航空機としては、正式に登録された機体だそうです。
「戦闘機パイロットの服装」
航空自衛隊小松基地からの無償貸付装備品のようです。
「航空管制シミュレーター」
誰でも楽しめるように表示内容を改修しています。
「旅客機シミュレーター」
全日本空輸で使用されていた実物のYS-11Aのシミュレーターが体験できます。
<2階フロア>
2階フロアでは、航空機の歴史や基礎知識に関する資料等が展示されています。
「玉虫型飛行器」(復元模型/原寸)
愛媛県八幡浜市矢野町の出身であった航空機研究者・二宮忠八(にのみや ちゅうはち)氏が、陸軍従軍中に『飛行器』を考案。
明治26年(1893年)10月、有人飛行を前提にした飛行機「玉虫型飛行器」の縮小模型(翼幅2m)を作成。
同氏は設計図と上申書を軍部に提出しますが、軍部は採用しませんでした。
軍の退官後、ライト兄弟が成功したニュースを聞き、夢を断念。
歴史に「もし?(IF)」は禁句ですが、上申書を受理して国を挙げて開発に着手していればと思うと残念が気がします。
航空機の歴史、さらに日本の歴史が大きく変わったかもしれません。
「先進技術実証機(航空機)スケールモデル」(縮尺1/5)
防衛省の研究開発を担当する技術研究本部(現在:航空装備研究所)が将来の国産航空機に適用できる先進的な要素技術を実証するために開発されているステルス研究機です。
展示機は、実物5分の1の大きさで制作され、平成19年度に北海道広尾郡大樹町の多目的航空公園において飛行実験が行われました。
「政府専用機貴賓室」
貴賓室は、政府専用機(B-747-400)の客室前方が2階建てになっている機体1階先頭部分に位置し、操縦室の真下にある個室でした。
政府専用機は日本国政府が所有及び運航を行い、政府要人の輸送、在外の自国民保護などのために使用される航空機(政府専用機)です。
防衛省航空自衛隊が管理及び運用しています。
防衛省航空自衛隊では『特別輸送機』と呼称し、航空自衛隊千歳基地(北海道千歳市)に所在する特別航空輸送隊が保有しています。
「B-747-400」(模型・縮尺1/200)
平成4年(1992年)から平成31年(2019年)の間、初代機として運用されました。
同館では、幅広く航空機について紹介されています。
素直に楽しいですね。
ワーイ♪\(^ω^\)( /^ω^)/ワーイ♪
この後は、実機展示場へ移動します。・・・・続く。(^_^v
平成7年(1995年)11月27日、日本海側では唯一の航空博物館として開設されました。
航空機の歴史や構造、航空機の実機などが展示されています。
小松空港(石川県小松市浮柳町)の北側に位置しています。
「離陸」(1995年11月)
金沢市出身である島屋純晴(秋田公立美術大学教授/現在退任)氏による作品
<屋外展示>
練習機「KM-2」(6288)
海上自衛隊の操縦士を養成するための初等訓練で使用された練習機です。
対潜哨戒ヘリコプター「HSS-2B」(8101)
シコルスキー社(アメリカ)が製造した航空母艦搭載用の対潜哨戒ヘリコプターです。
昭和39年に海上自衛隊にHSS-2が導入され、その後-2Aを経て-2Bに開発されました。
同機種は、海中に潜んでいる潜水艦の索敵及び攻撃を任務としています。
展示機は、平成7年(1995年)7月7日に海上自衛隊館山航空基地を最後に除籍となった機体です。
小松市イメージキャラクター「カブッキー」
市制70周年を記念として誕生しました。
同市キャッチコピー『いよっ小松~勧進帳のふるさと~』をもとに歌舞伎「勧進帳」に登場する「弁慶」をテーマとして、市内のデザイナーからデザインを募集して決定されました。
<1階フロア>
「ピッツS-2B」(JA11AR)
曲技飛行にて多く用いられている複葉機です。
同機種は、飛行機設計者カーチス・ピッツ(アメリカ)氏により1944年(昭和19年)に初飛行しました。
1960年代から現在に至るまで曲技飛行における競技会で活躍しています。
展示機は過去に存在していた『エアロック・エアロバティックチーム(AIROCK Aerobatic Team)』(通称:エアロック)が、保有していました。
同チームは日本における最初の職業エアロバティックチームとして全国各地で開催された自衛隊航空祭や民間イベントなどで華麗な技を披露してくれました。
ジャイロプレーン「T&A式 GS-80」(JE0126)
福井市在住の方から小松市へ寄贈された自作機とのこと
自作航空機としては、正式に登録された機体だそうです。
「戦闘機パイロットの服装」
航空自衛隊小松基地からの無償貸付装備品のようです。
「航空管制シミュレーター」
誰でも楽しめるように表示内容を改修しています。
「旅客機シミュレーター」
全日本空輸で使用されていた実物のYS-11Aのシミュレーターが体験できます。
<2階フロア>
2階フロアでは、航空機の歴史や基礎知識に関する資料等が展示されています。
「玉虫型飛行器」(復元模型/原寸)
愛媛県八幡浜市矢野町の出身であった航空機研究者・二宮忠八(にのみや ちゅうはち)氏が、陸軍従軍中に『飛行器』を考案。
明治26年(1893年)10月、有人飛行を前提にした飛行機「玉虫型飛行器」の縮小模型(翼幅2m)を作成。
同氏は設計図と上申書を軍部に提出しますが、軍部は採用しませんでした。
軍の退官後、ライト兄弟が成功したニュースを聞き、夢を断念。
歴史に「もし?(IF)」は禁句ですが、上申書を受理して国を挙げて開発に着手していればと思うと残念が気がします。
航空機の歴史、さらに日本の歴史が大きく変わったかもしれません。
「先進技術実証機(航空機)スケールモデル」(縮尺1/5)
防衛省の研究開発を担当する技術研究本部(現在:航空装備研究所)が将来の国産航空機に適用できる先進的な要素技術を実証するために開発されているステルス研究機です。
展示機は、実物5分の1の大きさで制作され、平成19年度に北海道広尾郡大樹町の多目的航空公園において飛行実験が行われました。
「政府専用機貴賓室」
貴賓室は、政府専用機(B-747-400)の客室前方が2階建てになっている機体1階先頭部分に位置し、操縦室の真下にある個室でした。
政府専用機は日本国政府が所有及び運航を行い、政府要人の輸送、在外の自国民保護などのために使用される航空機(政府専用機)です。
防衛省航空自衛隊が管理及び運用しています。
防衛省航空自衛隊では『特別輸送機』と呼称し、航空自衛隊千歳基地(北海道千歳市)に所在する特別航空輸送隊が保有しています。
「B-747-400」(模型・縮尺1/200)
平成4年(1992年)から平成31年(2019年)の間、初代機として運用されました。
同館では、幅広く航空機について紹介されています。
素直に楽しいですね。
ワーイ♪\(^ω^\)( /^ω^)/ワーイ♪
この後は、実機展示場へ移動します。・・・・続く。(^_^v
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