流浪オヤジの探検日記

KOBEを拠点に各種イベントや名所・旧跡を見て歩き、紹介していきます。

いをぎ町づくり資料館

2022-04-11 | 博物館・資料館等
滋賀県米原市岩脇に「いをぎ町づくり資料館」があります。


当地は、戦争遺跡である列車壕の岩脇(いをぎ)蒸気機関車避難壕に隣接しています。


同館は、未完成で終わった『岩脇蒸気機関車避難壕』に関する資料館です。


館内は、岩脇蒸気機関車避難壕に関する建設経緯や今後の保存等について説明されています。
同避難壕は、先の大戦末期において、蒸気機関車を空爆から守るために2本のトンネルが建設されました。
しかし、終戦とともに工事は中止となり、線路等も敷設されず未完成で終わりました。


昭和22年に米軍が撮影した岩脇(いをぎ)周辺の空撮写真です。
写真図の中央部分の黒斜線は東海道本線です。
造成中の路盤とある部分については、東海道本線と北陸本線の短絡線との事。
同線は、昭和30年に東海道本線の上り線に転用されています。


「出土品」(細部不明)
推測1:爆破する際に火薬の挿入に用いたと思われる
推測2:大形のかすがい?


訪問当日は、桜が開花中でした。

実際の役目を果たすことなく終わった避難壕でしたが、同館は史実を風化させないために整備されたとの事。
私は過日、同市ある風洞技術センターを訪れた際に知り、今回訪れました。

この様な史実を紹介する資料館を訪問できた事に感謝します。
ありがとうございました。
゚・:,。★\(^-^ )♪ありがと♪( ^-^)/★,。・

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