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恋する夏の日

2008年冬、初めて「のど自慢」に挑戦した頃は、まだまだ体調は安定せず、予選会前後も入院に
なるかならないかの瀬戸際で、そんな中でのことだった。


あれから3年、今年で4年連続4度目の応募。



その間、運良く2回、予選会には出場させてもらったものの、本番への壁ははるか高く。






リハビリを兼ねての挑戦も、4度目ともなれば「いいかげんにしなさい!」という声もチラホラ。




めちゃくちゃ歌唱力があるわけでもなく、それどころか高音で『天地真理』を歌えたのもずっと昔で、
今や声を出すのが辛い辛い。

だってリハビリだもん。




4年前、初めて『home』で挑戦の時も、最初は声を出すのがやっと、ただでさえ高音の歌なのに、
ただ歌いたい、という理由だけで、どんだけ無謀だったか。

それでも練習を続け、しかも走り込みに腹筋運動までしたりして、予選会当日にはそれなりに歌える
ようになっていた(気がする)。




【成せば成る】 何でもやってみるとなんとかなるもんだ。



そう、これがやってみると、結構やれるんですよ、この歳でも。


声なんてのは、出していれば出るようになるし、出さないとすぐに出なくなる。

色んな歌を歌っていると、歌による「歌い方」みたいなのも自然とわかってくる(気がする)。





こんなことも、4年やってみて、この歳になって初めて気づくことであり、それはそれで得をした気分
になる。






「のど自慢」はともかく、何でも、やってみるのと何もしないのとでは、雲泥の差で、何もしないと
何も産まれないことだけは確かで、そして、「何か」を、とにかくやってみると、必ずそれなりには
何かを得られる。






だからと言って、今、これから「恋する夏の日」が歌えるようになるかって言うと、それは無理だけど。


天地真理 ベスト・オブ・ベスト
クリエーター情報なし
Sony Music Direct(Japan)Inc.(SME)(M)
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