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どすこい

大相撲の大関魁皇がついに引退してしまって、日本人の横綱、大関がいなくなってしまった。



こう見えても(見えてないけど)、かつては大の大相撲好きで、子どもの頃、先代の大関貴ノ花(元横綱
貴乃花の師匠であり父親)の相撲はTV前に釘付け、絶叫しながら応援していたものだ。

それが今やスターと呼べそうなお相撲さんがいなくなり、数々の不祥事と、相撲人気は細るばかりで、
大相撲の将来はどうなってしまうのか。


どすこい。 (集英社文庫)
クリエーター情報なし
集英社






将来、といえば、最近妻によく言われるのが、

「将来に、夢も希望も無いよね。」



夢も希望も無い、って、そんな殺生な・・・


「えっ、夢、無いの? 俺なんて夢だらけだよ。」

って言ってみても、

「あるのは借金ばっかりでしょ。」


・・・・・・・・





そりゃあねぇ、ちょびっとあった将来設計も、あの病気ですっかり崩れ落ち、自分の身体だって近い将来
の保障も無いし、それどころか、いつ、入院とかなって、突然収入の道が断たれるかもしれない生活では
妻の心配も絶えないはずだ。

まぁ苦労は掛けるわなぁ~。



この身体、今の状態がいつまで保たれるのか、それがわからないから・・・って言っても、今は誰もが
がんとかの病気にいつ掛かるかわからない時代だし、だけどやっぱり免疫を不要に高められない移植者
って色んな意味でリスクが高いことは間違いないわけで、実際、仕事を進める上で移植者であることの
リスクを考えない事は、無い。




そういったことを全部ひっくるめて、妻の不安はつのるばかりなのだろう。






こんなことは、あの闘病期間中はまったく考えなかったことだ。妻も自分も。

とにかく早く病気を治すことだけ考えて。



だから元気になった証拠といえばそうだけど、病気って、気持ちの持ちように大きく作用するもんだなぁ
って。



誰も一度は死ぬ、って、人類みんなに与えられた共通事項だけど、いつまで生きられるか、でみな悩む
わけで、それが為に、みな右往左往するのも事実で。





将来への不安、本当はきっとどうでもいいような気がしてきた。
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