花の下 山女曇りの 魚io を追い
梅士 Baishi
今朝の気温は17℃にゆるんだ。
雨だが、土砂降りではない。
予定通り、山女釣りに九酔渓に出かけた。
元副社長、漫画家、凡俳諧人の自分という組合わせで
ある。
共通しているのは楽観主義、まあ、10尾は堅いだろう
と、まずは山女の塩焼き定食で渓流の先人を眺めながら
やおら渓流に下りた。
まず、餌になるクロムシという川石に巣食っているハサ
ミムシのような奴を採集した。
沢山いるはずの虫がなかなか見つからない。
やっと5匹見つけたが、なにやら気持ち悪い。
ぎこちなく虫を針に通してふわっと渓流に浮かせた。
まずは、金魚が3尾釣れた。
ハヤなのか、ウグイなのか。
それを金魚のように袋に溜めた水に生かした。
それから、岩場に足を滑らせて靴がプールになった。
どうせ、雨である。
また、気持ち悪い餌を探した。
上物が見つかったが、以後は金魚も釣れなかった。
それも魚の手ごたえである。
楽しかった。
それから、カウベルランドで有名なハム職人に会い、スペ
インハムの魅力と職人気質の話しを聞いた。
最高級の燻製豚肉のサラミがまさに珍味だった。
すっかり日が暮れた玖珠の田舎道は濃いガスがドライ
アイスのように煙っていた。
まるで、魔法の国に迷い込んだようだった。
そのガスの先には、日田の名物鰻料理が待っている。
実にうまかった。
九州と言う国は、何とも味のあるグルメ文化豊穣の土地
柄であることよ。
ポンと舌鼓を打つ一日であった。
【 アトミック食品でアトムのパワーを! 】
とにかく、過剰な食品添加物を強いる食品衛生法にせよ、
今回の「放射能汚染野菜」騒動にせよ、それこそが、自ら
の食品を汚染する「事なかれ主義」の偽装であることよと
腹立たしい。
NHKが騒いで報道しているくせに、風評被害を沈静しよ
うなどと言う恥知らずにもあきれる。
発酵食品に保存料など必要ないし、カビが生えてもそれ
を取り除けば良いだけのことである。
それが、本来の味噌であり醤油であったが、今は保存料
が添加されている。
福島の桃を使ったリキュールを開発しようという企画が、
放射能風評問題で頓挫したと言う。
それならば、アトミックピーチリキュールというネーミングで
鉄腕アトムの絵をあしらって売り出せば良い。
原子の力でパワーアップ!素晴らしいではないか。
福島の桃にいちゃもんがつくならば、「アトミック桃」のブラ
ンドで売り出せば良い。
原子力野菜、それも大いに結構ではないか。
事なかれ主義、悲観論、なんでも反対論、こういう輩のほ
うが、「放射能汚染」よりよほど不健康な汚染であると思
うが如何。
立憲女王国・神聖九州やまとの国
梅士 Baishi