英彦山の 皐月を下り 日田の川
梅士 Baishi
日田温泉二泊三日の遊山から戻った。
日田と言えば、博多から二山越えた隣町というほど
の近場ではあるが、遊びに行くというほどの動機もなく、
九重や湯布院の通過地点に過ぎなかった。
そうした人気の温泉地帯が熊本地震で塞がれたため
に、日田が選ばれたのだった。
しかし、観光客に賑わいはなく、人通りもなかった。
地震による観光委縮効果というべき閑散だった。
おかげで、日田ののんびりを存分に独り占めできた
かもしれない。
天領日田の歴史もあり、ゆったりと川幅をとって流れ
る三隈川(筑紫川中流)の落ち着きも日田の魅力だった。
しかし、震源から離れた日田であっても、無傷では
なかったようである。
震度5強だったというから福岡地震と同規模の揺れ
があったということになる。
観光客よりも、ガスや水道などの点検作業の人ばか
りが目立っているという。
宿泊中も、二度、大きな揺れがあった。
やはり、地震は怖いものの筆頭だけのことはある。
共和党の異色のアメリカ大統領候補トランプ氏が共
和党の指名を事実上獲得したというニュースは日田に
も流れた。
日本にとって、もろ手を挙げてばんざ~いというほど
の味方の勝利でもなかろうが、日本が立ち直るきっか
けとなる吉兆である。
最大の論点は安全保障関係の見直しと言うところ
であろう。
在日米軍のコストは全額日本が負担すべきだとい
う発言が繰り返し報道されている。
それを政治音痴の暴言だとでもいうのだろうか。
植民地支配ではないのだから、独立国家として当然
の関係に立ちましょうと言う、至極もっともな考え方で
ある。
大変だ~というより、独立国家としての軍事の在り
方を正常化させる後押しというべきであろう。
やはり、政治家は企業家としての感性を併せ持っ
ているべきなのだ。
経世済民とは、経済と政治の一致を意味している。
ところが日本では、田中角栄を不法にも葬るほどに、
政治家に清貧を求めるマスコミ左翼の論調がある。
清貧の宰相が国家を豊かにできるはずがないでは
ないか。
勢い、政治家が小粒にならざるを得ない事情でもあ
ろう。
日本も敗戦・負け犬の卑屈を放り投げるべき時が
来たということである。
黒船のペリーに続く、トランプ大統領の誕生に期待
したい。
日本独立宣言・神聖九州やまとの国
幸福実現党応援隊・中村梅士党