※ガクウツギ
この花は ウツギの花ぞ 山開き
梅士 Baishi
五月も下旬に差し掛かった。
新緑の山は清々しい。
駅前の和菓子屋さんで柏餅を買い求めた。
「森林浴ですか」。
そんな洒落た気分ではなかったので、言葉を濁した。
山に入ると、もう、椿は見えない。
ツツジはまだ咲いているものがある。
もっと深く進むと空木の白い星くずのような小さな花
が満開である。
その中に、ガクアジサイかと思われる白い花があった。
調べてみるとガクウツギのようである。
空木とは名前の由来のように、枝が空洞なのだそうで
ある。
陽のあたる山道に、純白の花が美しい。
ウツギは低木だが、高木の上空から白い花を散らせて
いるものもある。
くちなしの仲間なのだろうか・・・。
山歩きをしていると、自然、草木に興味を持つもので
ある。
さて、今日は五月十九日木曜日、晴れ。
じっくりと勉強したいと思う。
生涯是勉学である。
今日の課題はスポーツの歴史である。
和製潜水艦の傑作「そうりゅう」の豪州への輸出交渉
が失敗に終わったと報道されている。
交渉に長けた死の商人フランスに負けたという筋らし
い。
他方、自衛隊はほっとしたとも伝えられる。
通常動力の潜水艇では世界最強を誇る秘密兵器だから
である。
最先端の兵器は、防衛に関わる最高機密の塊でもある。
売れればよいというものではない。
機密保持の信頼関係が不可欠なのである。
つまり、豪州とはそこまでの軍事的信頼関係ができて
いないということであろう。
日本一人を武装して防衛体制ができるわけではない以
上、日本の最高技術を結集した優れた武器で周辺国家を
武装することは必要なことである。
しかし、敵国チャイナは巧妙にアセアンやオーストラ
リアにも気脈を通じている。
日本が頼りないから付け入られるのである。
武器輸出には、集団自衛の信頼関係構築が欠かせない
が、そこに至っていないということである。
日本から買ったらチャイナとの関係がもつれるという
懸念が働いたのであろう。
オーストラリアは、チャイナ包囲網には中立でゆくと
いう意思表示でもあったろう。
しかし、日本はチャイナ包囲網を作るために協力させ
てくれとは言わないのだから、安全保障の信頼関係が生
まれるはずがない。
既存の政党政治では、もはや活路は開かれないであろ
う。
期待された安倍総理であったが、最高ブレーンである
幸福実現党のつまみ食いに終わり、その信頼を失った。
結果、賞味期限切れの廃棄処分が決定的になったとい
える。
万葉の時代が家持で終わったように、自民党中心の政
党政治も不甲斐なく雲散霧消することであろう。
20世紀がもうすぐ姿を消すのである。
諸行無常の響きありである。
その終焉は、シナ・朝鮮との戦争か、天変地異か、日
本滅亡かであろう。
既存の勢力は終わらなければならないからである。
日本独立宣言・神聖九州やまとの国
幸福実現党応援隊・中村梅士党