写真機の 最期に撮りし 雨の花
梅士 Baishi
一眼レフのeosX3では物足りず、しばし、往年の名機
20Dを使っていたが、汚れが映り込む不具合が改善せ
ず、40Dに乗り換えることになった。
ガクアジサイの写真が最後の撮影になった。
最新機材でなくても、十分な映像が得られるカメラだ
ったと思う。
いずれもミドル・アマチュア向けの入門機ではあるが、
40Dは1010万画素あり、プロでも雑誌掲載の撮影には
十分だという評価の高い名機である。
マグネシウム合金のボディーで堅牢であり、防滴性も
よい。
残念なのは、HDMI出力端子がないことだ。
とてもよいカメラが手に入ったと思う。
中古とはいってもほとんど傷もない。
価格は送料込で15000円と、相場より少し安い。
問題はむしろ、レンズである。
単焦点レンズに興味があるが、中古レンズでもかなり
の高額である。
カメラ本体よりもはるかに高額である。
それに、レンズ交換が煩わしいということもある。
しかし、味わいのある画像が撮れるとなると、レンズ
交換は一眼レフの基本動作と心得るべきなのだろう。
f値の小さな明るいレンズほど高額である。
プロでもないのだから標準レンズでとも思うのだが、
経験が長くなると、道具のレベルが上を望むようになる
ものだ。
しかし、分相応という中庸を忘れてはならない。
35mmフルサイズの5DⅡはプロの評価も高い名機
であり、動画撮影にも優れるとあって、欲しいなあと思
うのだが、これもレンズあってのものである。
APS-Cサイズの撮影素子であれば、7DⅡが最高峰と
いうべきなのだろうが、ブログ掲載のニーズには40D
で既に十分、次は5DⅡ以外にはないと思う。
いつかはクラウンと言われた自家用車だが、いつかは
5DⅡという狙いである。
茶道もそうだが、趣味というものは、下手でも道具自
慢という脇道が楽しいものである。
貧乏ならば清貧というのも美徳だが、趣味なくして清
貧と言うなかれと思う。
貧乏してでも文化人であるべきなのだ。
脇道の趣味にこだわって教養を楽しむ境地、これが清
貧というべきである。
もっとも、貧乏に甘んじるつもりはない。
なんとか儲け口を考えたいものだ。
そういえば、幸福実現党の異才というべき饗庭直道氏
が教団を離れ、一信者として国際政治の舞台で活躍して
いるらしいと知った。
幸福の科学出版以外からの著作を見て、組織に迎合す
る玉ではないのだろうと思っていたが、平の清盛の転生
として有名な彼らしい選択だと思う。
自由人として、大いに活躍していただきたいものだ。
幸福実現党は源氏で、饗庭直道は平家なんてアンシャ
ンレジームで憶測することもあるまい。
いずれも、エル・カンターレの直弟子の勇士を見せて
いると思う。
楽しみな時代である。
日本独立宣言・神聖九州やまとの国
幸福実現党応援隊・中村梅士党
ニチニチソウ