残りたる 一梅黄なり 大粒に
中村 梅士 Baishi
公園を通っていると、梅の木のてっぺんに黄色く熟し
た梅の実が一つ残っているのを見た。
大抵、誰かさんに叩き落とされて残っていないものだ
が、棒も届かないてっぺんだったから難を免れたのだろ
う。
「梅の実黄なり」の季節だったなあと思いだしたのだ
った。
かつては、黄色くなるまで梅の実が残っていた廃屋の
庭まで撮影に出かけていたものだ。
今は、廃屋も梅の木もなくなってしまった。
明日はカメラを持って、一つ残った梅の実を撮りたい
と思う。
さて、残っているだろうか・・・。
八百屋には大粒の梅の実が並んでいる。
梅干しや梅酒用である。
しかし、面倒で手が出ない。
梅の実は、その豊かさを見て楽しむことで満足である。
もう一つ印象的なのは、くちなしの花である。
いい香りの次元にワープするのである。
子どもの頃、野生のくちなしの大木があった。
花は十字のシンプルな花だったが、なんとも贅沢に香
っていた。
今は見かけない野生種である。
今日は少し走り疲れたかもしれない。
レトルトカレーとナムのランチにすっかり居眠りして
しまった。
今日は半ドンの休日ということにしよう。
報道番組はどこもタレント気取りのジョンジョン会談
のことばかり。
まあ、トランプさんも中間選挙を控えて、多少の政治
宣伝をということなのだろう。
体制維持、制裁緩和、問題先送りというポジションに
変化はない。
歴史はいつもスローモーションである。
刑事ドラマのようには展開しない。
やっぱり、生かして返すのだろうか。
マジック・トランプを期待したいものだが・・・。
日本国独立宣言・神聖九州やまとの国
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