昨日紹介した「十軒神社」から車で10分ほどの所にある緑地公園へやってきました。
花のことはよく分かりませんが、とりあえず入ってみましょう。
あれっ、これはアジサイでしょうか?
先程の表示板にはなかったですが、正直、見てピンとくるのはこれぐらいでした。
緑地の一角には、広くはないですが遊具の置かれているエリアもあります。
これは一体何なんでしょう?
この位置から見ると、シンクロナイズドスイミングで足を水面から出している演技のようにも見えてしまいます。
緑地の中には、こうして名札のついた木が幾つか見られます。
東屋風の、ちょっとした展望スペースにもなりそうな場所がありました。
ということで、ここでようやく、緑地の名前にもなっている「五ノ戸」の由来。
ここに、青森県五戸地方からの開拓者が入植したと書かれていますが、ここへ来る前に読んだ本には、先の「十軒」や、地名として残る「八軒」「二十四軒」と同様、入植者の戸数が五戸だったことに由来すると書かれていた気がしたので、これを読んで少々ビックリしましたが、よくよくその本を読んでみると、この二つはどちらも、所謂「諸説」であって、決め手は今のところなさそうだとのことでした。
ならば、青森県に多い「◯戸」という地名はどういう由来なんだろうと思い、一番有名な「八戸」について調べてみると、こちらは戸数ではなく、かつて青森県東部から岩手県北部に広がっていた「糠部(ぬかのぶ)郡」という郡において郡内を幾つかのブロックに分け、それぞれのブロックに一戸、二戸、三戸・・・と名前を付けていったのが、今に繋がる地名の由来のようです。
ここでいう「戸」とは、牧場の通し番号という説や、駐屯地の通し番号とする説など、こちらも諸説あるそうです。
緑地内は、それほど広くはありませんが、毎年夏時期には緑が広く生い茂ることで、ちょっとした森林浴気分を味わえる場所になっているように感じました。