「北海道大学植物園」は、植物だけでなく、歴史ある建物が多く保存されていることも、見どころの一つとなっています。
昨日の記事で書いた「門衛所」の他に、どのような建物があるのか、見て行きます。
孔雀を飼うための施設があったとは。
小学生の頃住んでいた道南の八雲町で、神社の敷地内で孔雀が飼われていて、綺麗な羽を広げているのを見たのが今でも印象に残っていますが、ここにいたのはどんな姿の孔雀だったのかな。
倉庫にしては小さい気もしますが、どんな物が保管されていたのかな。
こちらは事務所でしたか。
当時としては時代を先取りしたようなモダン(ハイカラ?)な作りだったようだけど、ここで職務に当たっていた人たちにとっても、それは誇りだったのかなと思います。
便所までこうして保存されているんですね。
「バチェラー記念館」。
バチェラー博士の足跡については、函館や釧路にいた頃に紹介していましたが、邸宅がこうして保存されているとは知りませんでした。
現在は非公開のようだけど、キリスト教関連施設は、今興味のある町歩きテーマの一つなので、ぜひ見学してみたいと思います。
こちらは公開されています。早速入ってみましょう。
大きなヒグマがお出迎えしてくれます。
エゾオオカミ。
その名のとおり、北海道に広く生育していたオオカミで、駆除を目的とした狩猟により絶滅しています。
これも八雲町にいた頃の話なんだけど、大人数を収容できる町の総合体育館で「南極物語」の上映会があり、母親と一緒に観に行ったのを覚えています。
ジロは東京に保存されているんですね。機会を作って行ってみようと思います。
博物館の外にこんな物が。
開拓使顧問の「ホーレス・ケプロン」が明治5年(1872年)にアメリカから輸入した物で、パン食の普及に貢献したとされているそうです。
パン好きなので、興味をそそられました。
園内にある小さな塔。
これは何かな・・・。
何の歌かなと思って調べてみたら、「瓔珞みがく」という、旧北海道帝国大学(現在の北海道大学)の寮の寮歌だそうです。
最後に、こちらも残念ながら非公開ですが、植物園の初代園長であった、宮部金吾の記念館。
その功績は以前紹介していましたが、植物学者としての功績や、キリスト教布教の功績など、札幌の歴史上、本当に大きな足跡を残していたのだなということが窺えます。
札幌市内は行ってみたいところばかりです。また色々紹介してくださいね。
はい、写真の数が多くなったので、二つに分けることにしました。
北大生さんは学生証で入れるんですね。附属施設ですから当然でしょうけど、植物の生態だけでなく、札幌の地質史でも重要な場所のようなので、研究のしがいがあるのでしょうね。
特に前半が
何か懐かしいような感じがします(^^)
こんにちは。
そうですね、歴史ある建造物を見ると、中に入ってみたくなりますね。
何かイベントのとき限定でも開放してほしいなあと思いながら写真を撮っていました。
先日、札幌市の重要文化財のパンフレットを入手したので、こういう場所を訪ね歩く機会を増やそうと思っています。
よろしければお付き合いください。