12月に参加していた、札幌の歴史について学び、語り合うワークショップの第二回目が今度の土曜日(2月3日)にあるので、昨日今日と、提出する資料の準備をしていました。
資料のタイトルは「未来に残したい『私の文化財』」というもので、実際に文化財指定を受けているか否かに関わらず、歴史を語り継ぐために未来に残したいものを自分なりの考えで選定し、その魅力や選定理由、思い出などを書いて纏めるというもの。
私は「道」、「鉄道と軌道」、「酪農」の三つのテーマの中から「鉄道」を選択していたので、「鉄道」に関連して三つの文化財を選定しましたが、その中の一つがこちら。
地下鉄南北線北24条駅の近くにある「保存車札幌市電248号」。
昭和35年(1960年)に製造された型式で、三年前の9月に廃車となった後、一昨年の6月に、かつて市電の車庫があった北24条の地に保存車両として戻ってきています。
戻って来た当座は、行き先表示が「教育大学前」(現在の「中央図書館前」)になっていましたが、いつの間にか、かつてのこの地の停留所名だった「北24条西5丁目」に変わっていました。
私がこれを未来に残したいと考える理由は、この資料にも書かれている、かつてこの地に市電が走り、車庫が存在していたということを広く知らしめることで、市電の歴史にとどまらず、地域の歴史などを広く学ぶことができると考えているからですが、ここにはこの解説板しかないものの、この近くにある文具店の中にあるカフェスペースに、少ないながらも当時の写真が展示されているので、それと合わせて学習教材として使用されていってほしいということを、作成した資料の中で纏めました。今度のワークショップでも、そこは強調して発表しようと思います。
(こちらの文具店です)
とまあそんな感じで資料を纏めるべく、久しぶりに来てみましたが、おやおや、よく見ると電飾がありますね。
ということは・・・?
そうなんです、夜になると、こうしてライトアップされているのです。
先程の写真は正午頃でしたが、後日、仕事が16時で終わる金曜日に、北24条まで足を延ばして見てきました。
綺麗で幻想的だけど、やっぱり中に入って見たかったなと思います。
看板とかはなかったと思いますが、3月頃まで続けられるみたいです。