昨年のシーズン1と違い、原作を既に読んでいるから、結末も含めたストーリー展開は頭に入っているのだけど、原作をそのまま映像化すると、恐らく1時間(CMを除いた正味時間)でも足りないのではと思うので、どう凝縮して無理のない展開に持っていっているかというのが、今年のシーズン2を楽しむポイントになっています。
今日の第3話も、ストーリーのポイントをしっかりと絞って、何がテーマなのか、そのテーマについて登場人物がどのような心情でいるのかが伝わってくる内容だったと思いますが、そういう内容に仕上げることのできる脚本と演出の素晴らしさというのも、このドラマが支持されている大きな理由だなと、あらためて感じました。
ゲストの南波姉弟を演じた、大後寿々花さんと、「NORD」の瀧原光さんも、原作のイメージに合っている人がキャスティングされたと思います。ドラマを見てから原作をあらためて読んでみると、姉弟の場面では、ドラマにない場面でも、しっかりとお二人の顔が浮かんで来ています。
姉弟が最後に食べた「北海道米オールスターズ」の弁当、根は張るだろうけど、ぜひ商品化してほしいと思いました。北海道米が全国で注目されるきっかけとなった「きらら397」は、今から30年ちょっと前、平成初期の頃に店頭に並ぶようになったけれど、当時高校生~大学生だった私も、ブームとも呼べるくらい注目を集めていたのは、割とよく覚えています。
今回のストーリーをきっかけに、北海道米に関する記事を整理して書いてみたいなと思いました。これを書きながら思いついたばかりなので、漠然とした構想すらできていませんが。
最後に、ちょっと残念だなと思ったのが、CAさんの役で出演していた、HTBの森唯菜アナのアップのシーンがなかったこと。南波姉弟に飲み物を提供するシーンとかでアップになるのかなと思っていましたが、先日も紹介した、HTBアナウンス部の公式インスタの不定期連載「ゆいなの森」にオフショットが掲載されているので、そちらで楽しませてもらうこととします。
そのオフショットが掲載されている最新記事では、唯菜アナが「スマホを持たないZ世代」と紹介されていました。この「ゆいなの森」は、唯菜アナのファンからのインスタ開設を望む声に後押しされてできたことは想像に難くないので、不定期ですが、楽しみにしたいと思います。
最後に、先週の第2話で登場したロケ地の写真。
千春と、ゲストの三輪ことりが、土田若菜を心配して彼女のもとへ向かうシーンで登場した歩道橋です。
三輪役の小林きな子さん、とても味のあるいい役者さんだなと思いました。ぜひ「相棒」に出てほしいです。
映像でも「二条」の「二」が隠れる状態となっていました。
映像では、歩道橋の塗装が剥げて錆も目立っている状態でしたが、現在はしっかりと塗装もされて綺麗になっています。
彼氏(?)である「たっくん」の家から飛び出してきた若菜が、キャリーバックを抱えて歩道橋を上がってくる場面はこの辺り。
若菜とバッタリ会って驚く千春のシーンはこの辺り。後ろにある「二条小学校」の校舎も映像で確認できます。
歩道橋のシーンに入る直前、短いけれど市電のシーンもありました。
「南5西14」の表示が映像でも確認できます。
今日の第3話で、千春と南波姉弟が出会うシーンのロケ地は、来週近くに行く用事があるので、そのとき写真を撮ってきます。
来週は早いものでシーズン2の最終回。東京への帰任を打診された千春が、自分の生き方にどういう答えを出すのかに注目です。