「ぶぜん」「砂をかむよう」過半数が意味勘違い 文化庁調査(北海道新聞)
「憮然」ねえ・・・。これは本当に分からなかったなあ・・・。
私も、誤用のトップだった「腹を立てている様子」だと思っていたけれど、本来の意味を知ったうえで、「憮然」という表現が出てくる小説を読んでみると、これ以上ないくらいストンと落ちて、「うわあ・・・」と思ってしまった。
本来の意味である「失望してぼんやり」ということ、日常でもあるけれど、次にそういう思いをしたときに、より強く実感するのだろうなと思います。
次に、「砂をかむ」は、これは正直不覚だった。
何ゆえ「不覚」かというと、「アメリカ横断ウルトラクイズ」で出題されていたから。
平成3年(1991年)の第15回大会、ハワイでのクイズで出題されていたのだけど、この問題に正解された某社の国際第一営業部長さん、お元気でいらっしゃるのかなあ・・・。
若い挑戦者の中にあって、50歳という年齢から「ウルトラの父」と呼ばれていたのを覚えています。
そういうことなだけに、だめですよねえちゃんと頭に入れていなかったら。
ま、これから日常で使うときには気を付けるとします。
もう一つの「御の字」は、これは間違えてませんでした。
この言葉を覚えたのは、大学3年生のとき、ゼミナールの議論の中で、一学年上の先輩が、私達に対し「○○してくれれば御の字だ」と言ったのをしっかりと覚えていたので、これは社会人になってからも、ときどき思い出して、自分でも使っていました。
慣用句って難しいけれど、最低限、知ったかぶりして恥をかくことのないようにはしたいなと思います。