いよいよ明日となった、ガイドトライアル(実地試験)を受ける「王道コース」ですが、これまで何度か町歩きイベントで解説をしたり、あるいは他の方たちの解説を間近で見てきた経験から、これは拘ってみようと思っていることが一つあります。
それは、言葉だけで説明するのではなく、小道具を用意すること。
例えばこんなのを用意しました。
津軽海峡を挟んで、北海道と、青森県の津軽半島、下北半島との先端までの距離。
一番短い所では、函館市の「汐首岬」から、マグロで有名な青森県の大間にある「大間崎」まで、わずか17.5kmしかないのです。
津軽半島の方も、松前町の「白神岬」から、「竜飛崎」までの距離はわずかに19.2km。いかに北海道と青森県が近い距離にあるかを説明できる材料にできるかと思います。
次はこれ。
「陸繋島(トンボロ)」と呼ばれ、くびれたような地形になっている函館駅周辺で、函館湾と津軽海峡の二つの海に挟まれたエリアのうち、最も距離が短い所が、このとおり約1kmしかないのです。
これも、函館の地形を説明する際のネタとして活用できると思います。
そしてこちらが、100万年前の海底火山の噴火でできた函館山が、やがて現在のようにな地形になるまでの過程を記したもの。
「ブラタモリ」函館編が収録されている、書籍第3巻からの引用だけど、そもそも函館山が元々は火山島だったということ自体、あまり知られていないことだと思うので、これをどのような言葉で説明し、興味を持っていただけるかを、自分なりに試行錯誤していきたいと思います。
ここで紹介したのはほんの一例だけど、まだまだ作ろうと思っています。
早いもので、明日から6月。
もうすぐ今年も半分が終わりますね。
私も函館に戻ってきて、あっという間に2か月が過ぎてしまいました。
今月は体調を崩してしまったりと色々あったけど、6月も楽しく充実した日々を過ごせればと思います。