北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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議論を尽くして

2016-10-10 20:52:35 | 日々のもろもろ
札沼線バス転換 新十津川と浦臼町に打診 JR北海道(北海道新聞)


「またですか」って思う人も正直多いと思う。

新十津川町という町は、かつて住んでいた滝川市の隣町で、札沼線という路線のを起終点である新十津川駅は、先般のダイヤ改正で、発着列車が一日一往復のみとなり、しかも、発車する列車の時刻が午前9時40分であることから、「日本で一番終電の早い駅」としてブームが高まり、全国から鉄道ファンが多く集まるようになってきている。
私も、記憶に間違いがなければ、これまで三回、札幌から新十津川まで乗ったことがあり、今またブームになっていることもあって、近いうちにまた行きたいとも思っているのだけど、それだけにこういうニュースは、残念だし心配。


でまあ、その是非もさることながら、この報道で気になったのが、記事でも引用されている、JR社員のこのコメント。


「これだけ少人数ならバスという手段もある」


「住民生活に大きな支障はないのでは」


「いや、それはさ、あなた方がいうことじゃないでしょ」ってのが率直なところ。
当事者であるJRがそんなこと言ったら、ろくに議論もせず廃止ありきで進めようとしていると思われても仕方ないのではないかと思う。
確かに一日当たりの乗降客数が平均で一人を下回っているとかっていう実態はあるのだろうけど、だからと言って、即「住民生活に大きな生活はないのでは」に結び付けるというのは、ちょっと短絡的というか、横暴と言われても仕方ない発想じゃないかと思うのは私だけでしょうかね。

廃止という結論が時代の流れの末にあることだというのなら、それはそれで仕方ない部分もあるけれど、地元の考えはそれぞれなんだから、一方的という批判を受けないよう、しっかりと議論を尽くして結論を出してほしいと思います。

さ、いつ乗りに行こうかなあ・・・。
今年はもう難しそうだから、来年のGWあたりでも・・・。

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