山小屋の朝は早い。5時15分から朝食。
朝食後、外に出てご来光を仰ぐ。東の空は金色に輝きだした。
左に八ケ岳、右に富士山が浮かんでる。
雲海の下の我が里に向かって手を振る。
さらば、つばくろ、燕山荘。今日の山行は常念小屋まで。7時出発。
登山道を少し下る。
ピンクに染まる燕岳。
槍ヶ岳も真っ赤。
ひょっこり雷鳥の親子。カメラ慣れしてる。
ベストシーズン紅葉晴れ。
モミジの上に燕山荘。
大天井岳が近づく。左からのルートを進み、半ばを左に上がると大天荘。右に行けば槍ヶ岳方面に。
小林喜作のレリーフ。アルプスのスーパーマン。表銀座への短絡ルート「喜作新道」を開拓。
登り来た道。振り返ると、燕岳があんなに遠くに。
大天井岳は常念山脈の中で一番ノッポだが、自分を主張しない。2922mの奥ゆかしさ。
大天荘(2850m)から10分で頂上に。
冷やし中華そば。たった千円。あっという間に胃袋の中に。
天空の城? 明大の応援歌「紺碧の空」を歌いたくなった。
近くに見えるが歩けば遠い。遠い。遠い。
穂高連峰前穂高岳の向こう、噴煙を上げる御嶽山(3067m)。
47人が犠牲となった戦後最悪の火山事故に。
ご冥福を祈ります。市内在住の林卓司さんも亡くなられた。54歳。
しばらく行くと常念岳(2857m)が。でもまだだなぁ~。水を飲む。
ついに常念岳と常念小屋発見。ここからの下りの長いことといったら、まいった。
午後2時半常念小屋までたどり着いた。まさに槍ヶ岳が真正面に。
部屋は大部屋。中高年者12人。
夕食は17時半。
消灯8時45分だったが、スイッチのありかが分からず皆んな眠ってるのに点灯延長30分。
なかなか寝付かれな~い。長い夜になった。