楽農piano協奏曲

一日一生。一日一笑。


そうだ。京都に行こう。

2014年10月06日 | 旅行

 京都の旅。

はじめて訪れた法然院。

専修念佛の元祖法然が弟子の住蓮・安楽とともに六時礼讃を勤めた旧跡。

1681年(江戸時代)建立された。

伽藍内は非公開だが、桜の見ごろ4月1日から7日までと紅葉の見ごろ11月1日から7日までの年2回、一般公開される。

山門を下がると両側に白い盛り砂がある。白砂壇。

合間の通路は水を表し、この間を通ることによって心身を清めて浄域に入ることを意味している。

 左側の砂壇

 右側の砂壇

 まだ青い葉が煌めいていた。

 

 

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燕岳・大天井岳・常念岳縦走二人旅 9月28日~30日 その4

2014年10月03日 | 登山・トレッキング

山旅三日目の朝を迎えた。

布団を敷き、寝袋に身体を入れて寝たがなかなか寝付かれなかった。身体は疲れているのに‥‥

それでも少しは寝むれた。

午前4時を過ぎた頃からごそごそと動く音やライトが光り始めた。

部屋の電灯スイッチを入れる。皆が動き出した。

 

午前5時半朝食。ただ、ご来光を拝むから少し後回しだ。

今日は雲が出ているが大丈夫。ご来光が雲に映る。常念乗越にかかる雲が鮮やか。

 

槍ヶ岳に覆いかぶさる竜か? キレットの左は北穂嵩岳。

 常念岳の雄姿、だが頂きはここからは見えない。写真では霧ヶ峰風だが、傾斜は強し、岩だらけの登山道。

 朝食をいただく。5時50分。

身づくろいをすませ、小屋にザックを預けて常念岳を目指す。6時半出発。

常念小屋が小さくなった。横通岳も見える。

 あと少し。

8時、ついにやった、2年越しの夢叶う。昨年10月30日登れなかった常念の峰。あれが槍の穂先か。

2857m地点。祠の下に咲くイワキキョウ一輪。可愛いほほえみ。

荷物運びのヘリが何回も飛んできた。

屋根の吹き替え工事を控えており、その資材を運ぶのだそうだ。

 さあ、一の沢ルートを下山する。10時10分。標準記録は4時間。14時位に着けばいいか。

一の沢ルートは沢の音が聞こえてきて気分がいい。

胸突八丁を下り終えた。駐車場まで4キロあまり。11時20分。

エボシ沢。12時30分。14時まであと1時間半、残りの距離約半分。

 13時50分到着。迎えのタクシーが待っていてくれた。しゃくなげ荘駐車場に無事到着。

日帰り入浴施設しゃくなげ荘の湯に身体を沈める。410円でさっぱり。

ウォーキング歩数28日14,900歩、29日22,000歩、30日19,000歩。

 

 山荘で求めたピンバッジ。一歩一歩の歩みでしか買えないもの。

左から燕岳、大天井岳、常念岳。右は去年購入した蝶ヶ岳。

 毎日眺めている常念岳(左)と燕岳(右)。大天井岳は常念岳の隣りの横通岳(2767m)の裏側。

 今度はどこの山に登ろうか。

眺めていて登っていない山はたくさんある。鹿島槍ヶ岳、爺ヶ岳、五竜岳、唐松岳、白馬三山。

ほかにも鉢盛山、有明山、大滝山。恐れ多いが穂高連峰。

 

10月2日付信濃毎日新聞の記事

 

(完)

 

 

 

 

 

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燕岳・大天井岳・常念岳縦走二人旅 9月28日~30日 その3

2014年10月02日 | 登山・トレッキング

 山小屋の朝は早い。5時15分から朝食。

朝食後、外に出てご来光を仰ぐ。東の空は金色に輝きだした。

左に八ケ岳、右に富士山が浮かんでる。

雲海の下の我が里に向かって手を振る。

 

 さらば、つばくろ、燕山荘。今日の山行は常念小屋まで。7時出発。

登山道を少し下る。

ピンクに染まる燕岳。

槍ヶ岳も真っ赤。

ひょっこり雷鳥の親子。カメラ慣れしてる。

ベストシーズン紅葉晴れ。

モミジの上に燕山荘。

大天井岳が近づく。左からのルートを進み、半ばを左に上がると大天荘。右に行けば槍ヶ岳方面に。

小林喜作のレリーフ。アルプスのスーパーマン。表銀座への短絡ルート「喜作新道」を開拓。

登り来た道。振り返ると、燕岳があんなに遠くに。

大天井岳は常念山脈の中で一番ノッポだが、自分を主張しない。2922mの奥ゆかしさ。

大天荘(2850m)から10分で頂上に。

冷やし中華そば。たった千円。あっという間に胃袋の中に。

天空の城? 明大の応援歌「紺碧の空」を歌いたくなった。

近くに見えるが歩けば遠い。遠い。遠い。

穂高連峰前穂高岳の向こう、噴煙を上げる御嶽山(3067m)。

47人が犠牲となった戦後最悪の火山事故に。

ご冥福を祈ります。市内在住の林卓司さんも亡くなられた。54歳。

しばらく行くと常念岳(2857m)が。でもまだだなぁ~。水を飲む。

ついに常念岳と常念小屋発見。ここからの下りの長いことといったら、まいった。

午後2時半常念小屋までたどり着いた。まさに槍ヶ岳が真正面に。

 部屋は大部屋。中高年者12人。

夕食は17時半。

消灯8時45分だったが、スイッチのありかが分からず皆んな眠ってるのに点灯延長30分。

なかなか寝付かれな~い。長い夜になった。

 

 

 

 

 

 

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燕岳・大天井岳・常念岳縦走二人旅 9月28日~30日 その2

2014年10月01日 | 登山・トレッキング

 夕食は17時15分と18時。幸いなことに前半の部。入口には大勢が並んでいた。

メインディッシュがチーズ入りハンバーグ。美味しかった。ご飯、味噌汁おかわり自由。

食事の途中からオーナーの赤沼健至さんの登山ガイドの話が始まった。

 

 良い気候、好天気に皆さんをお迎えすることができうれしい。山荘は今年で93年目を迎えた。この建物は昭和9年建造された。

材木はすべて担ぎ上げられた。一番重かったのは発電器の150kgだったと聞いている。私が担ぎできたのは90kg。

歩幅が広いと足が上がらない。山登りのコツは歩幅を短く、段差を低くおさえる。

昭和40年代は食料米を持参してもらい、その量によって宿泊料金が決まった。今はヘリの世話になってるが‥

登山者にお願いしたいこと。

自然のままが基本、石も葉っぱも動かさない。

ゴミは持ち帰る。心ない登山客が与えた餌(ゴミも含む)によって雷鳥が絶滅してしまった。

主稜線上はストックは使わない。(2500mの森林限界以下ならいいが‥) 登山ルートをはずして歩かない。強い風雨により地形が変わっ

てしまう。

ヘルメットを着用する。登り優先。

汗をかかない。ゆっくりペースで。

 

雷鳥のことだが、6月上旬に卵を生み始め、2日おき位に生む。餌が少なくカルシウム不足だから毎日生むわけにはいかない。

卵は羽の中に抱え込んでいるが、羽化させる時期にはお腹の羽をむしり取って地肌で温める。

7月には雛を見ることができる。

 

 雪崩が無いので山荘は11月24日まで宿泊可能。ぜひ訪れてほしい。

 

 このあと、ホルンの演奏を披露してくれた。

高所で吹くのは大変だと思う。素晴らしいメロディー。大きな拍手を送った。

 

 このあと、サンセットを見守る。槍ヶ岳も間もなく闇のなかに。

 

 サイドの壁が板で仕切られているルームは快適だ。出入り口はカーテン。二人部屋。

 奥には棚があり、荷物が置けるようになっている。小窓があり、街の明かりがきらきら。

星空観察にも挑戦してみた。戸外に出る。ひんやりした。

闇のその中で、一人の女性が電話でやりとりしていた。御嶽山の噴火の出来事らしい。

二年前に登った御嶽山だが、どの辺りで噴火したのか不明だったので、通話が終わった女性に話かけてみた。

なんとその女性は、御嶽山から下山してきたところを取材され、27日にNHKテレビで放映された飯島町の登山ガイドのOさんだった。

まさか、まさかの登場。27日の昼に噴火に遭った方が、10人の女性グループのガイドとして燕岳に登り、燕山荘に居られるとは。

右大腿部は飛んできた岩でクロネ状態だという。

彼女のプロ魂に驚いてしまった。

(信濃毎日新聞10月2日付朝刊で紹介されていた)

 

 

 

 

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燕岳・大天井岳・常念岳縦走二人旅 9月28日~30日  その1

2014年10月01日 | 登山・トレッキング

 9月28日から30日にかけて燕岳、大天井岳、常念岳の縦走山旅を行った。

妻との二人旅。

 28日朝5時過ぎ自宅を発つ。塩尻北IC - 安曇野IC - しゃくなげ荘登山者用駐車場。

この駐車場から中房温泉登山口(1462m)へは6時50分発のバスを予定していたが、愛知県のKさんとタクシー相乗りに。

登山口の駐車場は一杯。土日はマイカーは無理と言っていいだろう。

 登山計画書を提出し、おにぎりを食べて出発。7時40分。

第一、第二、第三ベンチ、富士見ベンチを経て、合戦小屋(2350m)に到着。11時20分。

赤飯おにぎりを食べて一息入れる。紅葉が眩しい登山道はこれから。

燕山荘荷物専用ケーブルの終着地点。

正午すぎ出発。

 

槍ヶ岳(3180m)が頭を出してくれた~。12時18分。大槍、小槍そして孫槍が見える絶好の場所。

 着きました、燕山荘(2712m)。13時25分。

白さがひと際、アルプスの女王燕岳(2763m)。山荘から往復1時間あまり。

好きな山小屋&泊ってみたい山小屋日本一、燕山荘。

有名なイルカ岩

眼鏡岩

夕食以後は次回に。

 

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