一昨日のN川でYanaさんが26cmのヒレピンイワナを掛けた流れに乗りたかったのですが、本流も支流も全て濁流とは。
A川上流のキャンプ場で同行のTanaさんと緊急ミーティング。しかし、雨脚は一向に弱まらず終いには今シーズンの夏合宿にまで話しが及んでしまいました。
10時過ぎ、とりあえず川のリサーチも兼ね下流のA川へ移動です。
開墾畑のないこのエリアでは、濁りこそ薄いものの解禁日に見た時よりかなりの増水でしかも、落ち葉等のゴミの流下が顕著、とてもロッドを出せる状況ではありません。
それでも上流へ進むにつれ、水色もクリアに近くなっていたので試しに入ってみることに。
準備を終わる頃には小雨が雪に。しかも本降りに変っていました。
案の定、1時間ニンフを流すものの全く反応なし。石の状態から10cmは水が増えているようでした。
FR誌に載っていた蕎麦屋で昼食後、NA川も見ることに。
蕎麦の味?、人それぞれですから。
上流部は瀬が多くゴミの流下は少ないものの、如何せんニンフのポイントがありません。
15時過ぎ、Tanaさんに「もう、帰ろうか」と投げかけると、「ホントにそう思ってんの?」の即座の切り返しに、ニヤつきながら、「アソコに行ってダメなら諦めよう」と、移動を決め込んでみました。
長年の?経験から一応の根拠があっての移動でしたが正直、驚きです。あれだけ真茶々だった流れが見事に復活!。
ただ、雪解け水を含んだブットイ流れの水温は、2℃。おまけに外気は氷点下です。
寒風の中ガイドは凍るしまともなキャストが出来ない中、Flyaokiの心は即座に折れてしまいました。
ラインを巻き取り、上流のポイントだけ見るためトボトボと、重い足取りで上流へ進みます。
底石も独立したまま、ハイシーズンには結果を出してくれそうです。
再び戻り、黙々とキャストし続けるTanaさんにバッテンサインを送ると、指三本のサインが返ってきました。大きくはなかったものの、3尾バラしてしまったと。
コノ状況で生命反応を得ちゃうなんて、ただただ脱帽です。
ガイドが凍るだけならコノ時期、ままありますがゲーターまでが凍るなんて、今まで経験がありません。
違った意味で、「千曲川、恐るべし」です。