Flyaokiのフライフィッシング

キャリアだけ長いオヤジのFF顛末記!!

2022シーズンを想う -後半編-

2022年12月30日 | フライフィッシング

春ラウンドでTanaさんにダービーのアドバンテージを許してしまったことを若干引きずりながらの

<7月>

梅雨らしき梅雨もなく連日の猛暑に山奥へ避暑。

昨年は北海道から帰ってから腑抜け状態になっちゃって、8月後半まで釣りをしなかったことを想うと、今年はちょっと違いました。

Tanaさんの背中押しもありましたが、またまた凝りもせず蒲田川探索へ。

水の多い本流諦め登山道で上流部の探索するも

ゴウゴウ流れに手も足も出ず。ゲーターから染み込む低水温に我慢の限界、早々に尻尾を丸めて退散する羽目に。

まー、これも経験則と前向きにとらえるも消化不良感は否めません。

半分やけ気味? スイカのお土産でポイント稼ぎ。

<8月>

記録的猛暑は弱まることを知らずで、またまた源流域に逃避となりました。

勝手知ったるソコは昨年の大雨で崩壊、復旧工事の追い打ちで数百メートルのエリアが死んでました。

せめてもの救い? 支流の細流が健在だったのに一縷の望みを感じました。

来シーズンは無理でも3~4年後は、生命感のある流れに戻ることを確信です。

そうそう、前半編で「終わってみればほぼ例年と同じ流れに終始・・・」と記しましたが、唯一初めての渓へTanaさんとチャレンジしたのを思い出しました。

地図の等高線頼りに尾根に取り付いたものの、その流れは等高線からは想像できなかったゴルジュの高巻きとか冷や汗連続のデンジャラス渓だったのです。

Tanaさんと一緒だったのでパニックには成りませんでしたが、雨雲の接近もあり内心生還できるのか正直冷や冷やもんでした。

先の不安に釣りに集中できませんでしたが、魚はワンサカ。

退渓地点手前で危惧した雨が落ちてきて、最後はロッドを仕舞い駆け足で退散したのを昨日のように覚えてます。

車までの林道を豪雨の中歩きながらTanaさんと「もうココは来たくないね」なんて話してましたが、一段落した今、様子も分かったので多分来シーズンも行っちゃうんじゃないかと(笑)

その証拠?翌週には勝手知ったる源頭の流れとは言え、Tanaさんと行っちゃうんですから優柔不断さは本人でも予測不能です。

で、Tanaさん尺釣っちゃうんですから止められないですよね。

渓の流れで冷えたスイカは格別でした。

これ、この時期のルーティンになりそうです。

8月の最後は大分ご無沙汰しちゃってる流れへ。

肝心の魚はと言うと、昔の面影とは程遠い残念さに超ガッカリ。

泊の予定を切り上げステーキ自棄食いで猛暑の8月が終了。

<9月>

毎度のことながら長いように感じたレギュラーシーズンも今月でお終い。

里川の本流で様子見も水温高いせいか、活性イマイチ。

止む無く上流へ移動するも禁漁間際のこの時期は例年通り先行者の洗礼でストレスレスの釣りができず。

先月良くなかった流れに再チャレンジも

キノコ、ヤマブドウ共々収穫ナシ。

今回も泊予定だったけど計画変更、夜間移動で裏をかいた賭けに出たのですが、

意外と里川は盲点じゃないかと秩父の里川へ移動、しかも3ヶ所も頑張ったのに最後の最後、9/30にボ〇ズを食らうとは(泣)

まさかのトホホでレギュラーシーズンが終わってしまいました。

<10月>

オフシーズンの幕開けはやっぱり、ココ。

上野村のハコスチ冬季釣り場です。

月末に北の大地晩秋ラウンドが控えてるので、その景気づけでもあったんですがココの生涯レコードになりそうな66cmを掛けちゃって気分はルンルン。

北の大地に飛ぶ前に、延びに延びたハンドクラフト展にも行ったりしてテンションMaxで愈々北の大地です。

絶対のコンディションで乗り込んだはずだったのですが・・・。

Tanaさんと一緒の北海道ダービー晩秋ラウンド初日、雨→霰→霙の洗礼。

まさかの展開も楽しむっきゃない!

と言うことで、晩秋ラウンド改め初冬ラウンドの始まり始まり。

実は10年前に1度、10月上旬に函館ベースで釣ったことはあったのですが、10月下旬の十勝エリアは今回が初めてなので経験則は一つもないんです。

よって昨日は散々でした。2日目は快晴でしたが風は冷たくこの先もどうなるのか、まったくもってわかりません。

当然ながらニンフも試してみましたが、イマイチ良くわかりません。

朝は霜で真っ白だし

上流を嫌って中流域も万遍なく攻めるも良い答えは出てくれません。

それでも日を追うごとに魚からのシグナルを捉えることができるようになり、何とかヨンマル越が出てくれたり、

最後は48cm君も出てくれたのですが、前日にTanaさんが56cmを出してたので残念ながら足元にもにも及びませんでした。

6日間の晩秋改め初冬ラウンドも終わり、2022北海道ダービーはTanaさんの56cmに決定しちゃたのでした。

これが56cmのシャクレ君。

しかし、北海道のTanaさん、2年連続だしやっぱ持ってる?

<11月>

今季の潤井川冬季釣り場は河川工事の影響で中止との情報を先月耳にしてたのですが、正式に中止のアナウンスが漁協から出ちゃって、ちょっと腑抜けの11月でした。

潤井川は地理的にも遠いし流れはガンガン瀬が多く、また近くに趣の異なる芝川もあって巻くフライも気合の入る釣り場なのですが、それが無くなっちゃってーことで何か力が入らずでした。

それでもTanaさんの背中押しで神流川へ。

行けば行ったで楽しいのですが、今年はそれが一過性で継続しないのです。

シンボルの紅葉の見頃も逃しちゃうしでいつものオフシーズンとは明らかに違ってました。

<12月>

やっぱりTanaさんの背中押しで神流川でしたが、そんな気合の入らない釣りがハコスチにも伝わっちゃってるのか釣果もイマイチ。

今シーズンのハコスチ、二桁いった日なかったんです。

これじゃ竿納めにならないってんで28日に一人、気合を入れての竿納め。

ニンフで8尾、ドライで3尾。気持ちよく竿納めすることができました。

何時もなら2番ロッドのBabyParaを持ち出すところですが、今のところ存在にすら気が回らずでした。

来年2月23日までオープンしてるので、年明けにはBabyPara持ち出してみますか。

なんだかんだブーブー文句ばかりの2022年でしたが、躓いてコケた回数数知れずも膝小僧を擦りむいた程度、大きな怪我もなく過ごせたことに感謝です。

本年も本駄Blogをご覧いただきありがとうございます。来年も支離滅裂な駄Blogではありますがよろしかったら覗きに来てくださいませ。

みなさん、よいお年をお迎えくださいませ。

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補足

2022年間総釣行日数:56日《内訳:冬季釣場10日、渓流30日、北海道16日》

漁協(年券)別日数:上野村16日、秩父6日、高原川12日、吾妻1日、潤井川2日、その他19日

   ※上野村は2021券3日含む、潤井川は2021券のみ、その他は北海道16日含む

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2022シーズンを想う -前半編-

2022年12月30日 | フライフィッシング

昨年の今頃、新シーズンを前に

「久々に雑魚川へ行ってみようか」

とか

「今しか行けないよな、北陸の手取川行っちゃおうか」

などと小さいながらも実現可能な夢にココロ馳せてたのに、終わってみればほぼ例年と同じ流れに終始したつまらない?2022年だったかな。

<1月>

初釣りは7日。

スタンプ10個のご褒美でしたが、やっぱりココからシーズンの幕が開けました。

真冬でも水に馴染んだハコスチは、ドライフライにも果敢にアタックしてくれるので北の大地の予行演習にはピッタリなんです。その割には本番で結果が出ないのはご愛嬌と言うことで。

ドライフライと言えばココ、潤井川も外せなく車中泊で行っちゃいましたっけ。

河川工事もあったりで、いつもと雰囲気が違ってましたが、ガンガン流れでの対峙は同じく北の大地・・・、やっぱり活かしきれてませんでしたが(笑)

<2月>

レギュラーシーズンに向け、準備は淡々と進んでました。

翌月には吾妻漁協の年券もラインナップ。

新アイテムにどっぷり浸ってフライの準備も万全でした。

ただ、駄猫のポンチキに元気がなく病院通いが始まっちゃったのです。

一時、容体が安定したため13日にハコスチへ行ったのですが、その後は・・・。

<3月>

ポンチキ、17歳で永眠。

先月から覚悟はできてたので、気持ちを引きずることなく居てくれた感謝の方が強かったのは何よりでした。特にかーちゃん、チャコ(犬)クー男(猫)の時の落ち込みは凄まじかったので。

ここから薄情ジジイの快進撃?の始まり始まり~(笑)

まずは、秩父の小渓に始まり

恒例の温泉の川へ。

本命のヤマメ君には嫌われちゃったけど、大らかなイワナ君達に癒されました。

(分かり辛いけど)雪下フキノトウを夢中で採ったりでTanaさん共々、年甲斐もなくハッチャケてました。

年々難しくなる蒲田川の鬱憤を神流川C&Rエリアで晴らしたり、支流の放流君を家族分戴いたりと釣り三昧しちゃいました。

<4月>

やっぱり温泉の川、痛い目に合ってるのに性懲りもなく蒲田川でした。

1回目は川のコンディションは良かったのですが、2回目の遠征はお天道様に何故か嫌われちゃって山菜取りとか

観光名所巡りとかで1日しかできず。

近場エリアも雨に泣かされちゃいましたね。

<5月>

連休後は無理せず近場のプチ源流や

里川C&Rエリアでエナジーを蓄えてからTanaさんとやっぱりア・ソ・コ。

新規開拓すべくの蒲田川本流は、結果が出ずまだまだリサーチが必要だったけど

支流はまさにハイシーズン。絶好調でした。

<6月>

と、言えば仕事を引退してからの恒例行事、北海道遠征です。

4回目の船旅ともなると昔の不安とワクワク感は消え失せ、早く乗船時間にならないかなぁ。

としか思わなくなってました。

昨年は水の落ちるのが早かったので、今回は1週間前倒しにしたのですが状況は同じような感じでした。

水況は文句の付け所がないのですが、なぜかレインボーは微笑まず。

神流川と潤井川の予行演習、またしても効果なしナシ!

4シーズン北海道での車中泊はいい意味で恐怖心も薄まり、人里から離れても気にならなくなってました。

これって、釣り以外も満喫してるってコトなのでしょうか?

それでも、川でこんなん眼にしちゃうと先に進むのを躊躇しちゃいます。

いくら慣れてきたといっても其処はヒグマのテリトリー。単独じゃなくても安全第一、退散してますので、ご安心を。

なんかあって地元の方々に迷惑掛ける訳にはいきませんものね。

2週間車中泊ばかりじゃ体が持たないし、ポータブル電源も充電しないといけないのでトータル3泊はフカフカベッドで体をご自愛です。

また、洗濯物もたまったらコインランドリーじゃなく橋の下でゴシゴシして、自然乾燥です。

比較的天気には恵まれたのですが、中日に雨。

待てば上がるんじゃないかと待機するも、結局1日中降り続けナンもできなかった日もあったり。

後半には、飛行機で駆け付けたTanaさんと合流したりで飽きない日々が続きました。

前日に天気が悪いと分かると、富良野で待ち合わせて美味しい蕎麦を所望したり

お土産の富良野メロンの調達のため最安値を求め富良野市内を奔走したりで、楽しい2週間を過ごすことができました。

ん??

釣果は?ってか。

数は出ますが、ゴーマル以上の大物がね~留守だったみたいで。

なんて自己弁護を取り繕ってたら先に帰路に着いた車中でTanaさんから画像付きのメールが!

・・・・55cmのブラウンだとー!! くっそ!!

北海道ダービーの結果は如何に! 悔しさを引きずりながら後半編へ続く!!

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補足

1月~6月の総釣行日数:31日《内訳:冬季釣場5日、渓流16日、北海道10日 》

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