今日、代ゼミの東北大入試研究会に行ってきた。
全体会1時間、分科会2時間。分科会は当然国語に参加。
いろいろ印象的なことはあったけれど、
漢文は用字や句法ばかりではなく、結局のところ構文(主語を画定し、述語をしっかりと押さえる)じゃないか、という指摘は生徒に早速還元しなければ、と。
ある意味句法や用字は当然として、結局最終的には構文を正確に把握できるか、ってことだよね。
入試問題の古文単語は、すべてを含めても500語レベルで十分。実質的な「単語」としては200を切るぐらいだろう、とも。
また、現代文では、傍線部の引き方や設問の誘導を丁寧に見ていくと、必然的にどんな「採点基準」になるのかも見えてくるのではないか、という話も印象的だった。
難関大受験者ぐらいになると段落を大づかみにするのは割と得意だから、むしろ細かい答案の表現で減点しやすい基準が設定できる「解答」が、出題者の方に想定されているのではないか?という指摘もありましたね。
あとは「想像力」の問題、かな。基本的に受験国語では、「想像力」を駆使して「読む」ことは求められていないのは周知だが、これからそこに踏み込むのか?東北大の小説問題は、所詮踏み込めないだろう、とは国井先生の予想。
実際、センター試験もそうだが、書いてあること、設問の意図の範囲を超えた「想像力」は、「誤読」として扱われかねない(予備校講師の秘術を尽くした解答もまた、減点対象ではないのか、という指摘も興味深かったが)。
実はその前に代ゼミの偉い方の挨拶があって、首都圏のサピックスという中高入試の塾?を吸収合併したとの話があったのも興味深かった。
業界再編と改革は、教育産業も急務なのね。公立高校もぼーっとしてはいられないのだろうなぁ。
全体会1時間、分科会2時間。分科会は当然国語に参加。
いろいろ印象的なことはあったけれど、
漢文は用字や句法ばかりではなく、結局のところ構文(主語を画定し、述語をしっかりと押さえる)じゃないか、という指摘は生徒に早速還元しなければ、と。
ある意味句法や用字は当然として、結局最終的には構文を正確に把握できるか、ってことだよね。
入試問題の古文単語は、すべてを含めても500語レベルで十分。実質的な「単語」としては200を切るぐらいだろう、とも。
また、現代文では、傍線部の引き方や設問の誘導を丁寧に見ていくと、必然的にどんな「採点基準」になるのかも見えてくるのではないか、という話も印象的だった。
難関大受験者ぐらいになると段落を大づかみにするのは割と得意だから、むしろ細かい答案の表現で減点しやすい基準が設定できる「解答」が、出題者の方に想定されているのではないか?という指摘もありましたね。
あとは「想像力」の問題、かな。基本的に受験国語では、「想像力」を駆使して「読む」ことは求められていないのは周知だが、これからそこに踏み込むのか?東北大の小説問題は、所詮踏み込めないだろう、とは国井先生の予想。
実際、センター試験もそうだが、書いてあること、設問の意図の範囲を超えた「想像力」は、「誤読」として扱われかねない(予備校講師の秘術を尽くした解答もまた、減点対象ではないのか、という指摘も興味深かったが)。
実はその前に代ゼミの偉い方の挨拶があって、首都圏のサピックスという中高入試の塾?を吸収合併したとの話があったのも興味深かった。
業界再編と改革は、教育産業も急務なのね。公立高校もぼーっとしてはいられないのだろうなぁ。