龍の尾亭<survivalではなくlive>版

いわきFCの応援、ソロキャンプ、それに読書、そしてコペンな日々をメモしています。

『水曜どうでしょう』の大人買い

2011年10月04日 23時10分36秒 | ガジェット
『水曜どうでしょう』のDVD15本、大人買いをした。
毎日、通勤の車で副音声を聞いている。

すると、生活に「すきま」ができた。

どうでしょうはクラシックとリターンズでかなり見ている。
この番組は不思議な魅力があって、何度見ても飽きない。
なにより生活の「すきま」をそこに作ってくれる働きがある。

生活の「すきま」。それは「ムダ」といってもいいような時空だ。
どうでもいい時間。どうでもいい空間。
生活とは微妙に「スリップ」した(遊離というのとはちょっとちがう)、空転する媒介者。

そういうものが、私達の生活の中には決定的に不足していることが、これを見ていると(聴いていると)分かってくるのだ。

そう、野矢茂樹の『語りえないものを語る』が『水曜どうでしょう』と似ていると書いたのは、全く根拠はないが、まんざら実感がないわけでもないのである。

その「スリップ」感を確保する「タメ」って、本当に今大切なんじゃないかな。
少なくても、私にとってはそこが一番のポイント。