龍の尾亭<survivalではなくlive>版

いわきFCのファンです。
いわきFCの応援とキャンプ、それに読書の日々をメモしています。

熊野古道への道(3)

2019年09月05日 17時05分54秒 | 相聞歌
さて、伊勢神宮である。

☆14:00伊勢外宮

二見海岸から伊勢外宮へ。 
内宮と違って比較的静かな佇まいの境内で、駐車場も無料(笑)。

どちらかというとこの外宮(豊受大御神)の方がおかげ横町を抱えた内宮より雰囲気が好きだ。

だが、伊勢神宮について考えたり調べたりすると、なかなか一筋縄ではいかない歴史の綾を感じる。

持統天皇が天照大神信仰をバックに自分のステイタスを上げようとした、とか、神道は全般に新羅系の渡来人文化に支えられて発展したのではないか、とか、出雲と大和の政権争いも関わる?とか、日本の神社の神さまはとにかく歴史があるだけに簡単な把握は無理、である。

それにしてもなぜ「伊勢」なのか?

という疑問は尽きない。今回はパスしたが、斎宮歴史博物館ももう一度行ってみたいものだ。

外宮の豊受大御神も、天照大神と同じ女神様。そしてステイタスとしては現代人から見るとほぼ無名キャラである。天照大神の食べ物をお世話した、とか言うけど、

なぜ食べ物?

謎だ。

「『日本書紀』によると」
とか言う持統系の物語はさておき、色々考えさせられる。

まあ私たちがお参りするのは江戸の「お伊勢参り」文化の末端にぶら下がった「観光」にほかならないわけだけれど、多分その頃の伊勢の街はメッチャメチャ賑わっていたのだろう、と想像する。

寂れた地方小都市の趣きがある伊勢の街に泊まるのだが、江戸期の繁栄に想いを馳せると、シミジミしてしまう。

インターネットでしらべると、意外に神道系では外宮のパワーが大きいらしい。新興宗教はどちらかというと外宮の流れを汲む、とか。

自分の中の「外」もそこに反応しているのだろうか。

そんなこと思いながらも、お腹が空いたのでおかげ横町を目指す。


熊野古道への道(2)

2019年09月05日 15時10分15秒 | 相聞歌
1日目(いわき勿来→圏央道→新東名→伊勢)

☆3:20いわき発

福島県いわき市を午前3時半頃出発。
釣りでもないのに早い時刻なのはら午前4時までにI.C.に入れば、一続きの走行に限って高速道路料金が3割引になるからだ。

この十年ほど、土日5割引、震災後のヒト乗り1,000円などを含めてどれほど高速道路の割引を利用したことか。
今は土日&深夜3割引だけだが、長距離だとバカにならない。

ドラぷらのデータでは

ETC料金11,070円
通常料金16,030円
距離679.5km
通常時間7時間37分

と5,000円近く安くなる。

コースとしては、首都高を走ると割引が切れてしまうので、つくばジャンクションから圏央道経由で→新東名へ。

クルマはレヴォーグ1.6GT-S(D型)
アイサイトツーリングアシストが付いているので高速はかなり快適。
同乗の友人も最初は躊躇っていたが、次第に慣れてくる(ちなみに帰りの高速はかなり使いこなすようになっていた模様)。 
ただし燃費は高速で12~13km/lというのは今どきではない。知人のプリウスαは25km/Lぐらいになるという。半分というのはさすがに……(>_<)

☆8:40頃浜松北S.A.に到着。

朝食を取ろうとしたがレストランは9:00から。20分ほど待って、二人とも

フードコートの

「うな濱」ひつまぶし(1,600円)

を食す。S.A.だから、と期待しないで食べたら、思ったよりも美味しかった。


☆13時二見海岸着。同行の友人はツアコン力が滅法高い。
伊勢参拝は海沿いの二見海岸にある
「二見興玉神社」
からするのが正式、というので、まずここからお参りする。背景は二見海岸の「夫婦岩」。