龍の尾亭<survivalではなくlive>版

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ガイ・リッチーの映画『コードネームU.N.C.L.E』は楽しかった。

2022年01月19日 07時00分00秒 | メディア日記

ガイ・リッチーの映画『コードネームU.N.C.L.E』を見た。

『ジェントルメン』ほど期待して見ていなかったせいか、楽しい時間を過ごせた。
1960年代なのだろうか、ベルリンの壁が存在し、東西対立があり、原爆製造の秘密を巡ってスパイ組織が暗躍するというノスタルジックな世界を、当時の街とかクルマとかファッションとかを丁寧に(たぶん)再現して見せてくれる感じもいい。
TV番組としての「ナポレオンソロ」は子どもの頃地元のTV局では放映しておらず、親戚の家に泊まったときぐらいしか見られなかったからリアルタイムでは知らないのだが、当時のスパイ物(007の映画も流行っていた時代ですね)、たとえばイアン・フレミングの小説なら読んでいたはずだ。

そんなこんなを含めて、堪能できる一作だった。

個人的には『スナッチ』の印象があまりに強すぎるのだが、それと比較しさえしなければ楽しめる娯楽作品かと思う。

21世紀になって、みんなが楽しめるスパイ娯楽映画を作れるその腕は確かなんじゃないかな。
当然のようにエンディングでイスタンブールの事件に続く感じを匂わせているところなんかも昔風で素敵。
「続編がほしい」とファンが言いたくなる気持ちも分かる。
それも含めての、模倣というかリスペクトというか、パロディというか、遊んでる感じなんだろう。
英米合作映画、とwikiにはあるけれど、やっぱりイギリステイストは感じますね。そういう意味でも楽しい。

お暇で、スパイ映画に対する郷愁をお持ちの向きにはお勧めできる作品ですね。



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